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砂の王国
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砂の王国の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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占いや新興宗教のノウハウ、ホームレスの生活の実態の描写と、 取材していることは分かり小説のかたちになっているが、ほとんどただそれだけ。 占い師の話術のテクニック→種明かしというミニミステリ要素もあるが他は魅力的な登場人物もいないし、 主人公の一人称だが特段魅力的なものはなく無駄に長いだけ。 | ||||
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前半は主人公・木島のサクセスストーリーのような感じですが、後半より一つ、またひとつと綻び始め、最後には木島が崩壊していきます。 目立ったあらすじの起伏が少なく、そうなるであろうという予想をなぞっているに過ぎないな、と感じました。 比較的分厚い本でしたが、そう感じさせないテクニックは素晴らしいと思いますが。 これはあくまでも主観的な意見ですが、同じような新興宗教ものでいえば、篠田節子さんの「仮想儀礼」がとても素晴らしかったので、やっぱり比べてしまうと…本作はあまり好みではありません。 | ||||
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この本を手に取る読者の多くは、題名や裏表紙などで ホームレスによる宗教興亡史が描かれていることはなんとなく理解でき、 実際その道筋から大きく外れくことなく話が進んでいく 悪い意味ではなくストーリーに意外性がない小説であるため、 どのように宗教が興り、どのように主人公が落ちぶれていくのかという点で、 話を盛り上げていかなければならないと思う 上巻では内容に強引さは感じられるが、丁寧で読ませる文章であるため ストレスなく読み進めることができ、下巻への期待を高まらせてくれた だがしかし!だがしかしである! 正直に作者はこの作品に飽きたのではないかと思うほど、 後半に行くにつれて尻すぼみになっていった 途中で入る主人公の妻の視点、行動はどういう意図で入れ込んだのか理解不能である 主人公が自分で立ち上げた教団からはじき出される経緯はあまりにも強引でついていけなかった 題名の砂の王国を作者は築き上げるとはできたが、 それをきれいに、魅力的に、破壊することはできなかった わたしはその王国が芸術的に破壊される様をみたかったのである | ||||
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まるで、ジャンプで打ち切りが決まった漫画が強引に連載を終わらせる感じ。 明日から、旅が始まるといってその後ろ姿で終わる感じ。 これが、ヒットメーカーの作品だろうか。無責任すぎる。 確かに要所要所読ませる文章力はあるだけに、もっと緻密にやってほしかった。 同じ感じだと、篠田節子の『仮装儀礼』があるが、雲泥の差。 | ||||
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うーん、惜しい……。 どんどん不穏な展開になってきて、ページをめくる速度も上がっていたんだけれど……残りの枚数が減ってきて、大丈夫か? ここから主人公のトラウマと向き合って奥さんと連絡をとって、という展開をする(枚数的)余裕があるのか? と心配していたら、そのまま終わってしまった。 部分的にはすごく面白いところがたくさんあるだけに、そして荻原さんが好きなだけに、残念……。 | ||||
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作中で取り上げられた症例について、その描き方に疑問が残ります。 その症例を持つ方々は、確かに描かれたような特性を持っていますが程度に差があり、必ずしも皆がこうだとは限りません。 そういった断り書きも無いため、この本を読まれた方が、同じ症例を持つ方々を誤解し偏見を持つのではないでしょうか。(杞憂ならいいのですが) 実際に存在する症例を取り上げるのであれば、それなりの配慮は必要かと思うのですが。 その点をのぞけば、面白かったです。 | ||||
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ホームレス、新興宗教という非日常は興味を引くものがある。 が、新興宗教の内紛、教祖の覚醒、創設者のパージ、元の木阿弥といった大筋は教祖誕生のコピーだ。 | ||||
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内容的には、よくあるような話で驚きもありませんが萩原調で面白く楽しく読めます。 しかし、意味深なキャラ設定してきたのに最後には全然といっていいほどに効果が出されることもなく 話は終わってしまう。 あれ?これって上中下巻の3巻セットだっけ?って思わせるほどの終わりでした。 すごくスッキリしない終わりで過去に彼の本を読んできた者としては最低の部類に入ると思います | ||||
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