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闇は僕らをつないでいる



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【この小説が収録されている参考書籍】
闇は僕らをつないでいる
闇は僕らをつないでいる (双葉文庫)

闇は僕らをつないでいるの評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

高校野球の光と闇を描く傑作

舞台は地方にある高校野球の名門校。
実績も伝統もある高校だが、連続した不祥事により名称と呼ばれた監督は去り、
何十名もいた部員も激減。

残された部員たちは、
動物を惨殺しては野球グラウンドのそばに残していく
「ジャック」という存在に悩まされていた。

不祥事の発覚を防ぐため、
このことを部全体で隠そうとするが、
それは部員の関係にひずみを生んだ。

さらに一連の不祥事を高校野球連盟に密告した正義の使者「セブン」
の存在が、部員たちを苦しめていく。

「ジャック」「セブン」どちらの正体もわからないまま、
高校球児にとって何より大切な夏の大会が幕を開けるが――。

ある種、異常なまでの“高校野球信仰”を題材に描いた怪作です。
作中にもありますが、清廉潔白の代名詞とも言える高校野球と、
毎年のように発覚する不祥事。

そんな歪な関係の裏には、どんな事実があっても不思議ではない
と思わせる迫力がありました。
闇は僕らをつないでいるAmazon書評・レビュー:闇は僕らをつないでいるより
4575237434

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