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(短編集)

十二本の毒矢



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十二本の毒矢の評価: 4.29/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

英国の英国な人々

短編を描くこと読むことは長編のそれとは全く違う。本作品ほど読者に知らしめるものはないでしょう。短編は一語・一句・一文が勝負。一つの未知の語彙・構文があるだけで物語の魅力が激減してしまいます。長編は大変だけど短編なら・・・などという姿勢ではとうていこの11話184項を楽しむことは出来ません。 第二・七・八話はネタは全く陳腐なんだけど、この著者が描くとどうしてこうも可笑しいのか。第三・九話は異色。いずれも発展途上国での公共事業受注をめぐる話。長編サーガで読みたい。第五・六話は英国紳士的過ぎてよくわからないが、第一・四・十・十一話を心底楽しめるのは、英国人でも相当教養のある人々でしょう。 第四話の二人は、アーチャー14著作中の夫婦像で、最も幸せなカップルではないでしょうか。
十二本の毒矢 (講談社英語文庫)Amazon書評・レビュー:十二本の毒矢 (講談社英語文庫)より
406186047X

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