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(短編集)
バイバイ、ブラックバード
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バイバイ、ブラックバードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 21~40 2/5ページ
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僕が初めて読んだ伊坂幸太郎作品です。僕はジャズ好きで、題名がジャズの名曲だったのでなんとなく買いました。いざ読んでみると、独特な語り方、奇想天外な設定、ラストは完結しないなど、今まで読んだことがない小説で、とても衝撃的でした。それからハマってしまい、今まで20冊以上読みました。伊坂幸太郎作品で最高傑作とは言えないかもしれませんが、自分の中では傑作の一つだと思っています。 | ||||
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この作品はね、太宰治の未完の作品「グッド・バイ」のオマージュとして書かれたものだそうです。 これが、どういう作品かと言うと、ウィキの説明文を載っけてみます。 「彼が描こうとしたものは逆のドン・ファンであつた。十人ほどの女にほれられているみめ麗しき男。これが次々と女に別れて行くのである。グッド・バイ、グッド・バイと。そして最後にはあわれグッド・バイしようなど、露思わなかつた自分の女房に、逆にグッド・バイされてしまうのだ」 なんか、昔、「ガキの使い」でも、そういう企画があったなあ、ってことを思い出しましたが、アレもこの本を元にしているんでしょうかね。というわけで、主人公がとあるヤバイ理由により近々「あのバス」でどこかへと連れ去られることが確定した為、見張り役の大女と一緒に、五股をかけていた5人の彼女さん方に別れを告げに行く、っていうお話。なんじゃ、そりゃw この作品は、他の伊坂作品と違って、シンプルに話が進みます。Aさん視点の章が終わると、Bさん視点の章になり、それが終わると、Cさん視点の章になり・・・、って感じの書き方ではなく、変わることなく主人公視点でお話は進みます。 でねえ、なんでしょうねえ、伊坂作品の会話の面白さと来たら。特に、今回は「繭美」という、悪口全開の巨漢な女が終始同行するわけですが、その悪口と、悪口を織り込んだ上での主人公とのやりとりが素晴らしいですね。全部、書き出したいくらいです。特に、4人目と5人目の女子の章のラストは素晴らしい。 でね、そんなオシャレな会話と、美しい伏線回収をしつつ、エンディングに向かうわけですが、伊坂作品には珍しく、明確にスッキリしないエンディングです。明確にスッキリするとね、「は~、よかった♪」ってことで終わりですが、スッキリしないからそれについて考えざるを得ない。 ちょっと、ほんとにこの本を読んだ人と話をしたくてたまらないわけですが、ラストの「面白そうかどうか?」っていう問は、人が死を前にした時の、神の遊びのような気がするんですね。そもそも、人生に意味なんてものは全くないわけで、じゃあ、何のために生まれて生きているの?って問われたら、「面白いことをするかどうか?」ってことだったりするわけじゃないですか。その「面白い」には、色んな価値観における「面白さ」が含まれるのだろうけれど。 ま、ね。伊坂作品らしい気軽で楽しくホロリとくる娯楽作品ですので、気になる方はどうぞご賞味あれ。しかし、これを映画化したら、絶対にあの人はマツコ・デラックスだよな。 | ||||
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ターミネータのシュワちゃんじゃない方の涙で私も… 全員の後日談が気になる マツコが演技できるなら絶対に映像化してほしい! | ||||
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表紙に惹かれ購入し、すぐに読み終えてしまいました。とてもよかったです。 | ||||
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一気に読み進めてしまうのはリアルな世界のなかにちょっと不思議な部分とか熱いものとかがあるからかなと思いました。 | ||||
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続きはないのでしょうが、続きが読みたくなる読後感でした。 女性でこの本が好きになった方は、川上弘美さんの「ニシノユキヒコの恋と冒険」もお勧めです。 | ||||
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一言で言うなら、「オチが愛しい本」 きっと、この本に低評価をつけている方は、すべての謎が解けなければすっきりしない方なのでしょう。 全部がわからずに、先を想像する楽しみが膨らみ、私は大好きです。 人物も非常に魅力的。 とにかく、オチが愛しい。 読んだ後にはあとため息をついてじんわりとする、そんなオチ。 | ||||
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あえて似た展開を連続させることで『5人の交際相手』一人一人の性格や個性、星野一彦に対する反応の差を顕著にしており、さらに飽きずに読ませる工夫が施されているのはやはり技量の高さだと思います。 そして解りやすい親愛や協調をあえて描かずに繭美の一彦に対する決してウェットなものではない『情』を表現する終盤の展開は読んでいてとても気持ちがいい。 一彦がどうなったのかは解りませんがきっとエンジンはかかったのだとと私は確信しています、ハッピーエンドへの希望的観測・渇望ではなくその方がしっくりくる気がするからです。 あと☆1をつけている方のレビューについてどうしても言いたいことがあります、自分の読解力・理解力・物語を読む経験のなさを作品のせいにしすぎです。 理解できていない物をなぜ批評・評価できるのかわかりませんが、星をつけて「評価」なさるなら最低限解るまでは読み込むべきでは? 「解らないからつまらない」では『作品の出来』ではなく『あなたが理解できるかどうか』だけが判断基準ではないですか… 解りやすさというのも売れる作品には重要な要素ではありますが、『解りやすさ』で作品を評価するのは間違っていると私は考えます、解釈の相違以前の問題ですから。 | ||||
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知り合いから借りて読みました。 最初の方は何が起こるのか、まったくわかりませんでしたが、どんどん作品の世界に引き込まれました。 結局、 ・星野がなぜ借金を抱えることになったのか ・バスとは何か ・結局、最後はどうなったのか ・5名の女性たちのその後はどうなのか これらに関しては、明確な終わりがないまま物語が終わってしまいました。 しかし、気持ち悪い終わり方ではなく、良い余韻の残る作品です。 星野と女性たちの出会いやその後のやり取りに関しても、個人的には納得のいくところがあり、 どんどん読めました。 | ||||
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シリアスなのかコミカルなのか最後までふわふわしながら読了した。 小説の持つ力を感じた。 最後どうなったのか気になる。。。。 | ||||
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伊坂作品はほかにも好きな作品がありますが、購入までしたのは之が初めてです。ネタバレになりますがパンの話はサイボーグとともに泣きそうになり、最後は自分もキックして追いかけたくなります。最初は一切の納得がいかない主人公に虜になります。 | ||||
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2010年に出た単行本の文庫化。 6篇からなる連作短編集で、なんだかひどい運命が待ち受けているらしい男性が、付き合っていた五人の女性たちと別れていくというストーリーだ。その別れ方がひとりずつ個性的で楽しい。馬鹿馬鹿しかったり、からっとしていたり、情緒たっぷりだったり、ほろりとさせられたり。 伏線の回収が巧みで、印象深いラストであった。 | ||||
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軽く読めました。主人公と5人の女性との短編がそれぞれカラーがあって飽きずに楽しめました。毒舌の繭美との会話がおもしろいです。最後は読み手に想像させる終わり方で私は好きでした。ドラマにしてもよさそう。 | ||||
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本で読んでいたらこんなことにならなかったのにぃ キンドルで読むと残り枚数がわかりにくいですよね。 下欄にパーセンテージが出ているので、気が付かなかった私がいけないのですが・・・。 読み進めて行くと・・・?? 「キックした。」で終わってしまった。 一人思わず 「聞いてないよぉぉ」 って心の中で叫んでいた。 いや、声に出ていたかもしれない。 そのぐらい真剣になりすぎて、99%が見えなくなっていた。 ってことで このエンディングは最高です。 | ||||
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伊坂ワールドですね。 哀しくて切なくて、それでもラストに、切ない希望が残る・・・。 どうなったんだろう・・・。 | ||||
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伊坂氏はこうでなくちゃ!派です。 この作品は特に個性的かつ愛らしい人達ばかり。 「別れ話」なのに、くすっとしてしまう感じ。 | ||||
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かるーくサクサク読めました。楽しい物語です。複数の女性と交際しているとんでもない男が主人公なのですが、どこか憎めないと思わせてくれる。主人公が好きになれないと読み続けるのがつらいので、終始楽しく読めました。 | ||||
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人の良い主人公と、それに関わった彼女達のお話。 主人公の見張り番の女性も風変わりながら色々な想像が出来て興味がそそられる。 ラストも良い終わり方で読んだあとにすっきりしますし、出来れば続編が出ないかと思いたくなる本です。 買って良し。 | ||||
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何度読んでも飽きない。読めば読むほどこの作品を味わえる。 主人公・星野に迫りくる恐怖のバスの正体が最後まで謎であることも イライラさせられることなく、それで終わった方が良かったね、と思う。 星野のビビっている一方で、ひょうひょうとしている性格も魅力。 なんといっても、クライマックスで、それまで過激な言動や行動を繰り返していた繭美の人間を 見ることができることが衝撃であった。 この人間を見せるために、繭美のキャラクターがこのような形で仕上がったといっても過言でない。 最後の辞書のくだりも、伊坂幸太郎らしくて微笑ましい。 伊坂幸太郎作品によく見られる伏線の回収は、表立って見られることはないが、 その中にも著者の「らしさ」が垣間見れるのが、好印象であり不思議である。 | ||||
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予定通りにきましたが、急がしてくてまだ読んでしません。。。。 | ||||
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