大聖堂

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評判

大聖堂の評価:

4.20/5点 レビュー 79件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全264件 101〜120 6/14ページ
No.164
(5pt)

導入はちょっと退屈。ここを我慢して読みましょう

「大聖堂」は、
中世イギリスを舞台にした上中下、全3冊の長編。
そして大聖堂建設をめぐる波瀾万丈の物語。
ジェットコースター小説とでもいうべき、
面白い小説です。

さて、そんな「大聖堂」の上巻ですが、
なかなか読むのが苦しいというのが、
感想です。
全編を見通すと理解できるのですが、
この上巻、
長い長い導入部分、伏線です。

物語は動かず、
読み手は退屈に感じると思います。
建築職人のトム、修道院分院院長のフィリップが、
上巻では物語の中心にいます。
ここは我慢で、200ページ読み進めてみましょう。

トムの家族が増えていくあたりから、
物語が活気に満ちてきます。

気高さと下品さ。
誠実と裏切り。
味方と敵。
正義と悪。
最後のエンディングまで、
この上巻で提示された二元性が維持されます。

そして物語が最高に盛り上がる中巻に続きます。
ちなみに上巻では大聖堂は全く姿を現しませんが、
大丈夫。
大聖堂〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂〈下〉 (新潮文庫)より
410235803X
No.163
(5pt)

導入はちょっと退屈。ここを我慢して読みましょう

「大聖堂」は、
中世イギリスを舞台にした上中下、全3冊の長編。
そして大聖堂建設をめぐる波瀾万丈の物語。
ジェットコースター小説とでもいうべき、
面白い小説です。

さて、そんな「大聖堂」の上巻ですが、
なかなか読むのが苦しいというのが、
感想です。
全編を見通すと理解できるのですが、
この上巻、
長い長い導入部分、伏線です。

物語は動かず、
読み手は退屈に感じると思います。
建築職人のトム、修道院分院院長のフィリップが、
上巻では物語の中心にいます。
ここは我慢で、200ページ読み進めてみましょう。

トムの家族が増えていくあたりから、
物語が活気に満ちてきます。

気高さと下品さ。
誠実と裏切り。
味方と敵。
正義と悪。
最後のエンディングまで、
この上巻で提示された二元性が維持されます。

そして物語が最高に盛り上がる中巻に続きます。
ちなみに上巻では大聖堂は全く姿を現しませんが、
大丈夫。
大聖堂 (下) (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 (下) (ソフトバンク文庫)より
4797332581
No.162
(5pt)

導入はちょっと退屈。ここを我慢して読みましょう

「大聖堂」は、
中世イギリスを舞台にした上中下、全3冊の長編。
そして大聖堂建設をめぐる波瀾万丈の物語。
ジェットコースター小説とでもいうべき、
面白い小説です。

さて、そんな「大聖堂」の上巻ですが、
なかなか読むのが苦しいというのが、
感想です。
全編を見通すと理解できるのですが、
この上巻、
長い長い導入部分、伏線です。

物語は動かず、
読み手は退屈に感じると思います。
建築職人のトム、修道院分院院長のフィリップが、
上巻では物語の中心にいます。
ここは我慢で、200ページ読み進めてみましょう。

トムの家族が増えていくあたりから、
物語が活気に満ちてきます。

気高さと下品さ。
誠実と裏切り。
味方と敵。
正義と悪。
最後のエンディングまで、
この上巻で提示された二元性が維持されます。

そして物語が最高に盛り上がる中巻に続きます。
ちなみに上巻では大聖堂は全く姿を現しませんが、
大丈夫。
大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫)より
4797332573
No.161
(5pt)

導入はちょっと退屈。ここを我慢して読みましょう

「大聖堂」は、
中世イギリスを舞台にした上中下、全3冊の長編。
そして大聖堂建設をめぐる波瀾万丈の物語。
ジェットコースター小説とでもいうべき、
面白い小説です。

さて、そんな「大聖堂」の上巻ですが、
なかなか読むのが苦しいというのが、
感想です。
全編を見通すと理解できるのですが、
この上巻、
長い長い導入部分、伏線です。

物語は動かず、
読み手は退屈に感じると思います。
建築職人のトム、修道院分院院長のフィリップが、
上巻では物語の中心にいます。
ここは我慢で、200ページ読み進めてみましょう。

トムの家族が増えていくあたりから、
物語が活気に満ちてきます。

気高さと下品さ。
誠実と裏切り。
味方と敵。
正義と悪。
最後のエンディングまで、
この上巻で提示された二元性が維持されます。

そして物語が最高に盛り上がる中巻に続きます。
ちなみに上巻では大聖堂は全く姿を現しませんが、
大丈夫。
大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)より
4797332565
No.160
(5pt)

導入はちょっと退屈。ここを我慢して読みましょう

「大聖堂」は、
中世イギリスを舞台にした上中下、全3冊の長編。
そして大聖堂建設をめぐる波瀾万丈の物語。
ジェットコースター小説とでもいうべき、
面白い小説です。

さて、そんな「大聖堂」の上巻ですが、
なかなか読むのが苦しいというのが、
感想です。
全編を見通すと理解できるのですが、
この上巻、
長い長い導入部分、伏線です。

物語は動かず、
読み手は退屈に感じると思います。
建築職人のトム、修道院分院院長のフィリップが、
上巻では物語の中心にいます。
ここは我慢で、200ページ読み進めてみましょう。

トムの家族が増えていくあたりから、
物語が活気に満ちてきます。

気高さと下品さ。
誠実と裏切り。
味方と敵。
正義と悪。
最後のエンディングまで、
この上巻で提示された二元性が維持されます。

そして物語が最高に盛り上がる中巻に続きます。
ちなみに上巻では大聖堂は全く姿を現しませんが、
大丈夫。
大聖堂〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.159
(4pt)

敬虔さと欲望の戦い

下巻の書評に全巻を読み終えた感想として、読み終えた人たちとの感想の共有として述べます。
未読の方には一部結末も含みますので遠慮された方が良いかもしれません。

とにかく一気に読み終えた、読者をグイグイと引っぱって行く著者の物語展開の上手さと
翻訳者の分かりやすい表現がマッチしていた優れものの作品であることは間違いないでしょう。
中世の欧州の雰囲気も分かるし、そこで生きていた人たちの愛憎激しい世界も共感できます。

一方でちょっと無理があるかなあと思うストーリー展開やどうなったのかなあと思う登場人物もいて
作者も長く書いているうちに書き落としたのかなと思ってしまう部分もありました。
あまりにも長編にするため、言ってみれば「渡る世間は鬼ばかり」的な次から次に起る難題に
最後は若干食傷気味になってしまいました。

まず可哀そうだったのがアルフレッド。 どうしてあんな結末にしなければいけなかったのでしょうか。
少なくとも前半の主人公トムの息子であるし、最終的な勝利者ジョナサンの実の兄であるわけですから、
仮に悲劇的な最後であってももう少し人間的な幅を持たせてあげたり、
一度はアリエナとも結ばれても良かったかなあと思ってしまいます。
あんな最後は惨めすぎます。 せめてどこか遠くの町の親方となってささやかに暮らして欲しかった。

あと妹のマーサ。彼女もジャックに恋焦がれていたはずだけど、
結果、幸せだったのかどうか。 新しい恋人が出てきても良かったと思います。
大体、最後どうなったのか、ほとんど出てこなかった気がする。

あとリチャードですけど、十字軍に参加するのは良いのですけど、
スティーブン王がなくなったらまたシャーリング伯として
戻ってきても良かったのでは?
いつのまにかスティーブン王の時代が終わってヘンリー王の時代になってました。
その辺、あれっと思って、何度か読み返しましたが(読み過ごしかも知れないけど)、
いつの間にか、王の交代がなされていて、結局リチャードがそのまま遠征先で死んでしまったのは
納得いかない。 話がややこしくなるから作者が適当に葬ったのではないかと思ってしまいました。

私の理解ですが、結局この本は人間活劇であると同時に神の子イエスの信仰を守る人々と
神と敵対する悪魔の子ウイリアム・ハムレイを登場させその2者間の永遠と続く不滅の戦いを
描きたかったのではないかと思います。 そのテーマはまさに現代にも通じるキリスト教世界における
人間の葛藤そのものであり、今なお繰り返される戦争や病気、天災などに畏怖する社会を
包括するものとして両者が存在すると考えるべきだと言っているのではないかと思います。

ラストシーンのムチ打ちの場面は静寂な中にも
その後も続く厳しい世界の争いを暗示しているものとして
胸打たれました。

これからヨーロッパ中世についてさらに深く勉強したいと思っています。
大聖堂〈中〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂〈中〉 (新潮文庫)より
4102358021
No.158
(4pt)

敬虔さと欲望の戦い

下巻の書評に全巻を読み終えた感想として、読み終えた人たちとの感想の共有として述べます。
未読の方には一部結末も含みますので遠慮された方が良いかもしれません。

とにかく一気に読み終えた、読者をグイグイと引っぱって行く著者の物語展開の上手さと
翻訳者の分かりやすい表現がマッチしていた優れものの作品であることは間違いないでしょう。
中世の欧州の雰囲気も分かるし、そこで生きていた人たちの愛憎激しい世界も共感できます。

一方でちょっと無理があるかなあと思うストーリー展開やどうなったのかなあと思う登場人物もいて
作者も長く書いているうちに書き落としたのかなと思ってしまう部分もありました。
あまりにも長編にするため、言ってみれば「渡る世間は鬼ばかり」的な次から次に起る難題に
最後は若干食傷気味になってしまいました。

まず可哀そうだったのがアルフレッド。 どうしてあんな結末にしなければいけなかったのでしょうか。
少なくとも前半の主人公トムの息子であるし、最終的な勝利者ジョナサンの実の兄であるわけですから、
仮に悲劇的な最後であってももう少し人間的な幅を持たせてあげたり、
一度はアリエナとも結ばれても良かったかなあと思ってしまいます。
あんな最後は惨めすぎます。 せめてどこか遠くの町の親方となってささやかに暮らして欲しかった。

あと妹のマーサ。彼女もジャックに恋焦がれていたはずだけど、
結果、幸せだったのかどうか。 新しい恋人が出てきても良かったと思います。
大体、最後どうなったのか、ほとんど出てこなかった気がする。

あとリチャードですけど、十字軍に参加するのは良いのですけど、
スティーブン王がなくなったらまたシャーリング伯として
戻ってきても良かったのでは?
いつのまにかスティーブン王の時代が終わってヘンリー王の時代になってました。
その辺、あれっと思って、何度か読み返しましたが(読み過ごしかも知れないけど)、
いつの間にか、王の交代がなされていて、結局リチャードがそのまま遠征先で死んでしまったのは
納得いかない。 話がややこしくなるから作者が適当に葬ったのではないかと思ってしまいました。

私の理解ですが、結局この本は人間活劇であると同時に神の子イエスの信仰を守る人々と
神と敵対する悪魔の子ウイリアム・ハムレイを登場させその2者間の永遠と続く不滅の戦いを
描きたかったのではないかと思います。 そのテーマはまさに現代にも通じるキリスト教世界における
人間の葛藤そのものであり、今なお繰り返される戦争や病気、天災などに畏怖する社会を
包括するものとして両者が存在すると考えるべきだと言っているのではないかと思います。

ラストシーンのムチ打ちの場面は静寂な中にも
その後も続く厳しい世界の争いを暗示しているものとして
胸打たれました。

これからヨーロッパ中世についてさらに深く勉強したいと思っています。
大聖堂〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂〈下〉 (新潮文庫)より
410235803X
No.157
(4pt)

敬虔さと欲望の戦い

下巻の書評に全巻を読み終えた感想として、読み終えた人たちとの感想の共有として述べます。
未読の方には一部結末も含みますので遠慮された方が良いかもしれません。

とにかく一気に読み終えた、読者をグイグイと引っぱって行く著者の物語展開の上手さと
翻訳者の分かりやすい表現がマッチしていた優れものの作品であることは間違いないでしょう。
中世の欧州の雰囲気も分かるし、そこで生きていた人たちの愛憎激しい世界も共感できます。

一方でちょっと無理があるかなあと思うストーリー展開やどうなったのかなあと思う登場人物もいて
作者も長く書いているうちに書き落としたのかなと思ってしまう部分もありました。
あまりにも長編にするため、言ってみれば「渡る世間は鬼ばかり」的な次から次に起る難題に
最後は若干食傷気味になってしまいました。

まず可哀そうだったのがアルフレッド。 どうしてあんな結末にしなければいけなかったのでしょうか。
少なくとも前半の主人公トムの息子であるし、最終的な勝利者ジョナサンの実の兄であるわけですから、
仮に悲劇的な最後であってももう少し人間的な幅を持たせてあげたり、
一度はアリエナとも結ばれても良かったかなあと思ってしまいます。
あんな最後は惨めすぎます。 せめてどこか遠くの町の親方となってささやかに暮らして欲しかった。


あと妹のマーサ。彼女もジャックに恋焦がれていたはずだけど、
結果、幸せだったのかどうか。 新しい恋人が出てきても良かったと思います。
大体、最後どうなったのか、ほとんど出てこなかった気がする。

あとリチャードですけど、十字軍に参加するのは良いのですけど、
スティーブン王がなくなったらまたシャーリング伯として
戻ってきても良かったのでは?
いつのまにかスティーブン王の時代が終わってヘンリー王の時代になってました。
その辺、あれっと思って、何度か読み返しましたが(読み過ごしかも知れないけど)、
いつの間にか、王の交代がなされていて、結局リチャードがそのまま遠征先で死んでしまったのは
納得いかない。 話がややこしくなるから作者が適当に葬ったのではないかと思ってしまいました。

私の理解ですが、結局この本は人間活劇であると同時に神の子イエスの信仰を守る人々と
神と敵対する悪魔の子ウイリアム・ハムレイを登場させその2者間の永遠と続く不滅の戦いを
描きたかったのではないかと思います。 そのテーマはまさに現代にも通じるキリスト教世界における
人間の葛藤そのものであり、今なお繰り返される戦争や病気、天災などに畏怖する社会を
包括するものとして両者が存在すると考えるべきだと言っているのではないかと思います。

ラストシーンのムチ打ちの場面は静寂な中にも
その後も続く厳しい世界の争いを暗示しているものとして
胸打たれました。

これからヨーロッパ中世についてさらに深く勉強したいと思っています。



大聖堂 (下) (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 (下) (ソフトバンク文庫)より
4797332581
No.156
(4pt)

敬虔さと欲望の戦い

下巻の書評に全巻を読み終えた感想として、読み終えた人たちとの感想の共有として述べます。
未読の方には一部結末も含みますので遠慮された方が良いかもしれません。

とにかく一気に読み終えた、読者をグイグイと引っぱって行く著者の物語展開の上手さと
翻訳者の分かりやすい表現がマッチしていた優れものの作品であることは間違いないでしょう。
中世の欧州の雰囲気も分かるし、そこで生きていた人たちの愛憎激しい世界も共感できます。

一方でちょっと無理があるかなあと思うストーリー展開やどうなったのかなあと思う登場人物もいて
作者も長く書いているうちに書き落としたのかなと思ってしまう部分もありました。
あまりにも長編にするため、言ってみれば「渡る世間は鬼ばかり」的な次から次に起る難題に
最後は若干食傷気味になってしまいました。

まず可哀そうだったのがアルフレッド。 どうしてあんな結末にしなければいけなかったのでしょうか。
少なくとも前半の主人公トムの息子であるし、最終的な勝利者ジョナサンの実の兄であるわけですから、
仮に悲劇的な最後であってももう少し人間的な幅を持たせてあげたり、
一度はアリエナとも結ばれても良かったかなあと思ってしまいます。
あんな最後は惨めすぎます。 せめてどこか遠くの町の親方となってささやかに暮らして欲しかった。


あと妹のマーサ。彼女もジャックに恋焦がれていたはずだけど、
結果、幸せだったのかどうか。 新しい恋人が出てきても良かったと思います。
大体、最後どうなったのか、ほとんど出てこなかった気がする。

あとリチャードですけど、十字軍に参加するのは良いのですけど、
スティーブン王がなくなったらまたシャーリング伯として
戻ってきても良かったのでは?
いつのまにかスティーブン王の時代が終わってヘンリー王の時代になってました。
その辺、あれっと思って、何度か読み返しましたが(読み過ごしかも知れないけど)、
いつの間にか、王の交代がなされていて、結局リチャードがそのまま遠征先で死んでしまったのは
納得いかない。 話がややこしくなるから作者が適当に葬ったのではないかと思ってしまいました。

私の理解ですが、結局この本は人間活劇であると同時に神の子イエスの信仰を守る人々と
神と敵対する悪魔の子ウイリアム・ハムレイを登場させその2者間の永遠と続く不滅の戦いを
描きたかったのではないかと思います。 そのテーマはまさに現代にも通じるキリスト教世界における
人間の葛藤そのものであり、今なお繰り返される戦争や病気、天災などに畏怖する社会を
包括するものとして両者が存在すると考えるべきだと言っているのではないかと思います。

ラストシーンのムチ打ちの場面は静寂な中にも
その後も続く厳しい世界の争いを暗示しているものとして
胸打たれました。

これからヨーロッパ中世についてさらに深く勉強したいと思っています。



大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫)より
4797332573
No.155
(4pt)

敬虔さと欲望の戦い

下巻の書評に全巻を読み終えた感想として、読み終えた人たちとの感想の共有として述べます。
未読の方には一部結末も含みますので遠慮された方が良いかもしれません。

とにかく一気に読み終えた、読者をグイグイと引っぱって行く著者の物語展開の上手さと
翻訳者の分かりやすい表現がマッチしていた優れものの作品であることは間違いないでしょう。
中世の欧州の雰囲気も分かるし、そこで生きていた人たちの愛憎激しい世界も共感できます。

一方でちょっと無理があるかなあと思うストーリー展開やどうなったのかなあと思う登場人物もいて
作者も長く書いているうちに書き落としたのかなと思ってしまう部分もありました。
あまりにも長編にするため、言ってみれば「渡る世間は鬼ばかり」的な次から次に起る難題に
最後は若干食傷気味になってしまいました。

まず可哀そうだったのがアルフレッド。 どうしてあんな結末にしなければいけなかったのでしょうか。
少なくとも前半の主人公トムの息子であるし、最終的な勝利者ジョナサンの実の兄であるわけですから、
仮に悲劇的な最後であってももう少し人間的な幅を持たせてあげたり、
一度はアリエナとも結ばれても良かったかなあと思ってしまいます。
あんな最後は惨めすぎます。 せめてどこか遠くの町の親方となってささやかに暮らして欲しかった。


あと妹のマーサ。彼女もジャックに恋焦がれていたはずだけど、
結果、幸せだったのかどうか。 新しい恋人が出てきても良かったと思います。
大体、最後どうなったのか、ほとんど出てこなかった気がする。

あとリチャードですけど、十字軍に参加するのは良いのですけど、
スティーブン王がなくなったらまたシャーリング伯として
戻ってきても良かったのでは?
いつのまにかスティーブン王の時代が終わってヘンリー王の時代になってました。
その辺、あれっと思って、何度か読み返しましたが(読み過ごしかも知れないけど)、
いつの間にか、王の交代がなされていて、結局リチャードがそのまま遠征先で死んでしまったのは
納得いかない。 話がややこしくなるから作者が適当に葬ったのではないかと思ってしまいました。

私の理解ですが、結局この本は人間活劇であると同時に神の子イエスの信仰を守る人々と
神と敵対する悪魔の子ウイリアム・ハムレイを登場させその2者間の永遠と続く不滅の戦いを
描きたかったのではないかと思います。 そのテーマはまさに現代にも通じるキリスト教世界における
人間の葛藤そのものであり、今なお繰り返される戦争や病気、天災などに畏怖する社会を
包括するものとして両者が存在すると考えるべきだと言っているのではないかと思います。

ラストシーンのムチ打ちの場面は静寂な中にも
その後も続く厳しい世界の争いを暗示しているものとして
胸打たれました。

これからヨーロッパ中世についてさらに深く勉強したいと思っています。



大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)より
4797332565
No.154
(4pt)

敬虔さと欲望の戦い

下巻の書評に全巻を読み終えた感想として、読み終えた人たちとの感想の共有として述べます。
未読の方には一部結末も含みますので遠慮された方が良いかもしれません。

とにかく一気に読み終えた、読者をグイグイと引っぱって行く著者の物語展開の上手さと
翻訳者の分かりやすい表現がマッチしていた優れものの作品であることは間違いないでしょう。
中世の欧州の雰囲気も分かるし、そこで生きていた人たちの愛憎激しい世界も共感できます。

一方でちょっと無理があるかなあと思うストーリー展開やどうなったのかなあと思う登場人物もいて
作者も長く書いているうちに書き落としたのかなと思ってしまう部分もありました。
あまりにも長編にするため、言ってみれば「渡る世間は鬼ばかり」的な次から次に起る難題に
最後は若干食傷気味になってしまいました。

まず可哀そうだったのがアルフレッド。 どうしてあんな結末にしなければいけなかったのでしょうか。
少なくとも前半の主人公トムの息子であるし、最終的な勝利者ジョナサンの実の兄であるわけですから、
仮に悲劇的な最後であってももう少し人間的な幅を持たせてあげたり、
一度はアリエナとも結ばれても良かったかなあと思ってしまいます。
あんな最後は惨めすぎます。 せめてどこか遠くの町の親方となってささやかに暮らして欲しかった。


あと妹のマーサ。彼女もジャックに恋焦がれていたはずだけど、
結果、幸せだったのかどうか。 新しい恋人が出てきても良かったと思います。
大体、最後どうなったのか、ほとんど出てこなかった気がする。

あとリチャードですけど、十字軍に参加するのは良いのですけど、
スティーブン王がなくなったらまたシャーリング伯として
戻ってきても良かったのでは?
いつのまにかスティーブン王の時代が終わってヘンリー王の時代になってました。
その辺、あれっと思って、何度か読み返しましたが(読み過ごしかも知れないけど)、
いつの間にか、王の交代がなされていて、結局リチャードがそのまま遠征先で死んでしまったのは
納得いかない。 話がややこしくなるから作者が適当に葬ったのではないかと思ってしまいました。

私の理解ですが、結局この本は人間活劇であると同時に神の子イエスの信仰を守る人々と
神と敵対する悪魔の子ウイリアム・ハムレイを登場させその2者間の永遠と続く不滅の戦いを
描きたかったのではないかと思います。 そのテーマはまさに現代にも通じるキリスト教世界における
人間の葛藤そのものであり、今なお繰り返される戦争や病気、天災などに畏怖する社会を
包括するものとして両者が存在すると考えるべきだと言っているのではないかと思います。

ラストシーンのムチ打ちの場面は静寂な中にも
その後も続く厳しい世界の争いを暗示しているものとして
胸打たれました。

これからヨーロッパ中世についてさらに深く勉強したいと思っています。



大聖堂〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.153
(3pt)

原文で読みたい

全世界でベストセラーなんで期待してましたが
この和訳は…う〜ん
試験英語の訳みたい(ごめんなさい)。。
大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫)より
4797357738
No.152
(5pt)

やめられない、とまらない

NHK-BSの放送は見ていませんが、荘厳、且つパワフルで圧倒される本です。
上中下、全3巻、ページ数にして2000ページ弱、一気に読破してしまいます。
タイトル通り、読み始めたら止まりません.何度か徹夜してしまいました。
今、3度目の読書中、それも原文(英語版1000ページ)と並行して読んでいます。
矢野浩三郎氏の翻訳も、原文を読んでみるとその素晴らしさが実感出来ます。
原文は知らない語彙も多いのですが、ページ毎、各々の登場人物の会話で興奮させてくれる作品です。
大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫)より
4797357738
No.151
(5pt)

最高に面白い

ケン・フォレットの代表作にして世界的ベストセラーである。舞台は中世のイギリス、大聖堂建造に情熱をかけた二世代にわたる建築職人の話。中世特有の魔女裁判、飢饉、レイプなどの暗い話と恋愛、希望の明るい話が交互に繰り返される。面白くて大作で睡眠不足になるのを気をつけねばならない。またこの大聖堂は、続編として「大聖堂(果てしなき世界)」に繋がる最初の物語でもある。
大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫)より
4797357738
No.150
(5pt)

面白かった!

司馬遼太郎の小説、読み応えがあって好きなんです。
なので、司馬遼太郎が嫌いな人向け…的なことを書かれている方がいらしたので、ちょっと心配しながら読みました。

が。

オ・モ・シ・ロ・イ!心底面白かったです!

上巻を読み始めて合わないかも、と思った方。

私がそうでした。

そして、上・中・下巻、読み進んでいくうちに惹き込まれました。小説らしい小説ですね、本当に面白かったです。

読み終わるまで観ないように録画していたドラマ版を観るのが楽しみです。
大聖堂〈中〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂〈中〉 (新潮文庫)より
4102358021
No.149
(5pt)

面白かった!

司馬遼太郎の小説、読み応えがあって好きなんです。
なので、司馬遼太郎が嫌いな人向け…的なことを書かれている方がいらしたので、ちょっと心配しながら読みました。

が。

オ・モ・シ・ロ・イ!心底面白かったです!

上巻を読み始めて合わないかも、と思った方。

私がそうでした。

そして、上・中・下巻、読み進んでいくうちに惹き込まれました。小説らしい小説ですね、本当に面白かったです。

読み終わるまで観ないように録画していたドラマ版を観るのが楽しみです。
大聖堂〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂〈下〉 (新潮文庫)より
410235803X
No.148
(5pt)

面白かった!

司馬遼太郎の小説、読み応えがあって好きなんです。
なので、司馬遼太郎が嫌いな人向け…的なことを書かれている方がいらしたので、ちょっと心配しながら読みました。

が。

オ・モ・シ・ロ・イ!心底面白かったです!

上巻を読み始めて合わないかも、と思った方。

私がそうでした。

そして、上・中・下巻、読み進んでいくうちに惹き込まれました。小説らしい小説ですね、本当に面白かったです。

読み終わるまで観ないように録画していたドラマ版を観るのが楽しみです。
大聖堂 (下) (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 (下) (ソフトバンク文庫)より
4797332581
No.147
(5pt)

面白かった!

司馬遼太郎の小説、読み応えがあって好きなんです。
なので、司馬遼太郎が嫌いな人向け…的なことを書かれている方がいらしたので、ちょっと心配しながら読みました。

が。

オ・モ・シ・ロ・イ!心底面白かったです!

上巻を読み始めて合わないかも、と思った方。

私がそうでした。

そして、上・中・下巻、読み進んでいくうちに惹き込まれました。小説らしい小説ですね、本当に面白かったです。

読み終わるまで観ないように録画していたドラマ版を観るのが楽しみです。
大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫)より
4797332573
No.146
(5pt)

面白かった!

司馬遼太郎の小説、読み応えがあって好きなんです。
なので、司馬遼太郎が嫌いな人向け…的なことを書かれている方がいらしたので、ちょっと心配しながら読みました。

が。

オ・モ・シ・ロ・イ!心底面白かったです!

上巻を読み始めて合わないかも、と思った方。

私がそうでした。

そして、上・中・下巻、読み進んでいくうちに惹き込まれました。小説らしい小説ですね、本当に面白かったです。

読み終わるまで観ないように録画していたドラマ版を観るのが楽しみです。
大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)より
4797332565
No.145
(5pt)

面白かった!

司馬遼太郎の小説、読み応えがあって好きなんです。
なので、司馬遼太郎が嫌いな人向け…的なことを書かれている方がいらしたので、ちょっと心配しながら読みました。

が。

オ・モ・シ・ロ・イ!心底面白かったです!

上巻を読み始めて合わないかも、と思った方。

私がそうでした。

そして、上・中・下巻、読み進んでいくうちに惹き込まれました。小説らしい小説ですね、本当に面白かったです。

読み終わるまで観ないように録画していたドラマ版を観るのが楽しみです。
大聖堂〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013