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キョウダイ
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キョウダイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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今は結婚して妻と娘と平穏に暮らす主人公だが、双子の兄弟として育ったその少年時代は筆舌に尽くしがたいものであった。貧困、いじめ、悪魔のような義父からの虐待。ストーリーはこの少年時代を中心に展開していくのだが、それが半端なく怖い。事が上手く行くかなと思ったとたんに状況が逆転してしまったり、先の読めない作品である。友人だと思っていた奴が敵だったりと、小説ながら読んでいるほうがへこんでしまいそうな不快な展開もある。終盤の現代に戻ってからのどんでん返しも怖い。ミステリというよりホラーとしてはかなりの出来にある傑作だと思う。ただ、最後のカラスの視点から描かれた数ページはちょっと端折った感はなくはない。 | ||||
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面白いと思います。 急に色んな場面でいろいろグイグイ来ます。(笑) 内容的にあまり詳しく書くと これから読む人が楽しめなくなるから 書けないんだけど、 すごく怖いって感じでなく ほんのりホラー感覚なミステリーで よい人間がえらい目にあいます。 親切にしたら、付け込まれ狙われます。 親切にされたと思ったら・・・・あぁ書きすぎか!(笑) 人間て怖い。楽に最後まで一気に読める面白い本だと思います。 | ||||
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表紙絵に惹かれ,手に取りました。 第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人最優秀賞だそうです。 作者曰く「本格ミステリーとホラーの融合,これの出発点となる作品」とのことで,読んでみました。 序盤からぐいぐい読み進められます。中盤は少し中だるみがあります。そして,終盤に今までとは違った畳み掛けるように高い密度とスピードで幕を閉じます。 読後の感想は,「読んでよかった」です。内容は4点,新人ということで次回作と将来性に期待して,1点プラスで5点満点としました。 「ミステリーとホラーの融合」に惹かれた方,是非,一読下さい。 | ||||
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第三回『福ミス』優秀賞作品。 のっけからハッピーエンドが予想できないフラグ立ちまくりのキャラクター達。 そして「ああ、やっぱりか」の薄暗い展開から── 中盤、ガラガラカタンと地盤転回するこの感覚は、 ただ漫然と読んできた読者に心地よい衝撃を与えてくれます。 ミステリとかホラーとか、そういう固定観念はさっぱりと捨て、 無心につらつらと読むのがお得な一冊。 | ||||
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