裏家電
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 | 2022年04月07日 裏家電 東城萌絵の将来の夢は、実家の「トージョー電器」をもっと大きな店にして、父親のような誰からも愛される電器屋になることだった。だが、父が交通事故で重傷を負い、店は閉店に追い込まれてしまう。「トージョー電器」を復活させるためには、私が力を付ければよいのではないか。そう思って、全国チェーンの家電量販店「Ｒ電器」に入社した萌絵は、役職者でありながら、売り場で立っているだけの係長・水上と出会い…。衝撃の裏側×衝撃のラスト！元家電量販店社員の筆者が実話をもとに描くお仕事ミステリー！(「BOOK」データベースより) |
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt | ||||||||
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| 本の題名で選んでなんとなく読み始めた。最初はどんな話なのか全く分からなかったけど、どんどん面白くなって一気読みするくらい面白かった。 この作者の他の作品も読んでみたい。 | ||||
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| 面白かったです！家電量販店という身近な話題であったのも一因かなと思います。 前半から中盤にかけては読んでてちょっとしんどい(ブラック企業で働いていた経験のある人には当時を思い出させる。個人的には萌絵ちゃんみたいに暴走した経験を思い出した)かもしれませんが、そこはミステリーなのでぐいぐい引き込まれていきました。 途中からハラハラしたし、ホッとした後に「えー！？」みたいなことも起きるし全体的に楽しめました。 お時間ミステリーなので読みやすい割に骨太さもあって読んでよかったと思いました。 ただ個人的には童門や榊原がもうちょっと早く登場してもよかったかなと思います。親父萌え派なのでw | ||||
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| 私自身も現在経営している会社が家電量販店との取引があり、ストーリー内に描かれている描写がたいへんリアリティの高いものだと感じました。著者は家電業界経験者ということで、その経験が生きて店舗の運営者視点で描かれているため、違和感を感じずにストーリーに没頭できます。 また、前半で散りばめられているさまざまな伏線が後半で一気に回収されますが、読み手としても明らかに伏線だと感じられる描写もあれば、あのときのあれは伏線だったのか！と後から驚くものもあり、後半は続きが気になって一気に読破しました。 また中盤で描かれている登場人物の絶望感が最後に希望に変わっていき、最後は後日談的にエピローグでハッピーエンドが描かれており読み終わって痛快な気持ちになりました。好みはあるかもしれませんが、個人的にはハッピーエンドで救いのあるストーリーがやはりいいですね！ 家電業界を知る人も知らない人にもオススメできる一冊です！ | ||||
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| 家電量販店の裏側、関わる人の立場の違いによる視点など、短編小説のように読めて面白かったです。 残念なのは後半急ぎ過ぎたかな？ 上下巻で出して、もう少しじっくり読ませても良いかもですね。 全体的には楽しめたので星５つ。 | ||||
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| 家電量販店の裏側を知ることができる。 ブラックなんだろうとは薄々思っていたが、予想以上だった。 ミステリーなのでトリックもあり、最後は勧善懲悪のような展開だったので社員の大変さにモヤモヤしてたのも読後スッキリした。 それぞれの登場人物の視点からストーリーが語られるので読みやすく、展開が気になって一気に読める。 | ||||
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