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悪虐
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悪虐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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非情な決断を下さなければならないときには自ら悪魔と化さなければ行動できないという思い込みにより,他人に如何に残虐な行いをし悪魔になりきれるかという自己中心的思考で次々と殺人を繰り返す男の話です。 主人公の,癌に冒された愛する妻を自らの手で死に至らしめるには悪魔にならなければできないという思考順序までは理解できますが,悪魔になるためのトレーニングとして赤の他人に危害を加えるという考えに至るのは,一種の依存性パーソナリティ障害だと感じました。 しかし,主人公の行動からすれば,心神耗弱,喪失とは言いがたく,刑事責任能力に欠けるところはなく,このような事件が裁判員裁判で扱われた場合には,あまりの非道さに一般人は目を背けたくなるような内容だと思いました。 | ||||
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「妻との約束」を果たすため「悪魔に魂を売った」と独白する主人公に感情移入できません。 新堂冬樹の作品に感情移入できる(良い意味で)登場人物は皆無ですが。 冒頭から小学生をリンチ、かつての恩人を半殺し、妻と瓜二つの娘をレイプする……など悪魔の所業と言えます。 問題は引き延ばすだけ引き延ばした後に「妻との約束」が明かされますが…… 言ったらなんですが優柔不断な男がとち狂って「妻のため」を大義に掲げ鬼畜、外道の所業に及ぶだけです。 同じ人間のクズでも『溝鼠』の鷹場とか『毒蟲』の大黒のほうが『妻との約束』なんて下らない行動原理を持ち出さないのではるかにマシ。 文句垂れながら最後まで読むところが新堂ファン。 | ||||
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