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花物語
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花物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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神原視点で描かれる、神原が自分の内面と向き合い次の一歩を踏み出していくというお話。 時系列的にも阿良々木や戦場ヶ原が卒業して、神原がひとり高校に残ってという設定。 他人から見た自分らしさと、自分で考える自分らしさとは一致するものではないということを表現しているのだと思いますが、今までの神原駿河の印象とはかなりギャップのある内面がどんどんと出てきていました。それに戸惑いながら、慣れることなく終わってしまったというのが感想でした… 何となく神原にはいつまでも神原でいてほしかったなぁ…と思ってしまい、もやもやしている感じです。 時系列も影響しているのかもしれないけど、時がたてば人は成長して変わっていくというのは当たり前で、美しいことでもあるけど、寂しさもある的な感じです。 内容的には、非常に良いテーマであり、読み応えもあったのですが、読み終えてむむむとなる作品でした。 まあ、それだけこのシリーズのキャラクターたちに思い入れがあるということなのでしょうが。 それにしても阿良々木くんは良いこといいますねぇw 今回も格好いいところを独り占めでした。 | ||||
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「西尾維新のファン」で、色んな西尾節を楽しみたい、という方なら楽しめるはず。 「化物語シリーズのファン」の方の場合、神原のキャラクター性を薄める話な上に平々坦々と進み、そして終わる話であり シリーズ中で通して読まないと後々の話が理解出来無いという話ではないので 「1巻まるごと真面目な神原駿河」が見たい人以外は見る必要が無いかも? | ||||
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いつもの物語シリーズとは、少しテンションや目線が違うかもしれません。 神原の「本当の自分」が浮き彫りになったお話ですが、お話全体が普段のテンションと違うせいか、やや戸惑ってしまい、違和感がありました。 | ||||
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神原駿河のこれまでのキャラクターを愛してる人ほど、がっかりする巻です。 彼女が意外とまじめで色々考えてるという「読者にとっての意外性」を描いている作品になります。 実は変人なのも演じている側面があると突然いわれても、読者としてはなにも嬉しくないし、面白くないです。 第二シーズンは顕著ですが作者が「いかに読者の期待を裏切るか」に熱意を燃やしており、 単純に楽しみたいであろう大半の読者と温度差があるように思います。 徹頭徹尾シリアスで笑いどころもない巻で、第二シリーズの中でも時系列的に最後にあたります。 本筋全てが終わったあとの蛇足的な話なので読まなくても特に問題はないです。 既読後に爽やかさが残るような話でもありません。 作者の独特な価値観をゲストキャラの口を使って延々と説教される感じが強く辟易する方も多いと思います。 恋物語の後に読み返せば気がつくであろう伏線もあるので、ファイナルシーズン前に斜め読みはしといて損はないです。 シリーズファンですが、一冊の作品とみて、花物語は正直面白くないです。 | ||||
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『猫(白)』、『傾』につづく物語シリーズ新章の3冊目。 今作は神原駿河の視点で語られる。そのため、『猫(白)』の時もそうだったが、それ以外のシリーズ作品とは印象が大分違う。外から見ている限り(アニメとか、オーディオブック版も含めて)、シンプル極まりない人格に見えていたキャラクターだったが、意外と悩んでいて、ちょっと意外だった。 また、これまでが、時間の前後はあれど、物語の語り部が変われど、基本的には主人公阿良々木暦が高校生のときの話である点は一致していた。それに対し、今作はその卒業後ということで、若干時間が乖離しており、それに伴って所々物語の背景が変わっている。これも神原駿河を動かすため、ある意味必要からだと思うが、色々考えさせられる所でもあった。 これまでシリーズは一通り読んで来ているけれど、新鮮、ある意味で一番青春な小説だったと思う。 | ||||
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既出の通り主人公は神原駿河なわけですが、 化物語の原点ってそもそも軽妙なボケと突っ込みで 成り立っていたわけで、そういう意味において 読者を選ぶ事は間違いないと思います。 マンネリを避ける意味ではこういうのも ありなのかもしれませんが・・・ というか本作は真面目すぎ。 個人的には少し重かったです。 次回作には期待したいです。 でも納期を守っているところはさすがプロだなぁと毎回 感心しています。 応援しています。 | ||||
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一般ユーザーのために、「そこからですか」感一杯に説明いたします。 ライトノベル界の気鋭作家が放つ、「物語」シリーズ最新刊です。 このシリーズは、不幸ないきさつから特異な能力をもった中高生の男女が繰り広げる学園怪奇ものです。 もともとスポーツに抜群の才能を持つ少年少女が超人的に活躍します。 語り口が軽くてテンポ良く、くせになります。語彙も豊か。 そんな「物語」シリーズの中で、本書は地味目です。 ストーリーとしては、結局バスケで1on1対決しただけのような…。 でも魅力いっぱいのキャラクターに仕上がっています。 もちろん、リアリティーなんて求めて読み始めてはいけません。 | ||||
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神原駿河の一人称視点ってオイオイどんなもんだよw と期待していた人には萌分・エロ分不足は否めません。 前々巻の猫物語で描かれた心を抉る様な、それでいて細やかな心理描写も やっぱり不足気味です。 そして前巻、傾物語のような「いやいやいやいや!!!」と度肝を抜かれるような 展開も有りません。 じゃあ、何があるかっていうと、 他シリーズで見られるような西尾哲学がてんこ盛りなんです。 神原駿河と、彼女の母のモノローグによってそこかしこに散りばめられてます。 学生時代に誰もが一度は、普通とは何か?善悪とはなにか?自分とは何か? みたいな事を考えると思います。で、皆、拙いながらもその時点で出せる 結論を何とかして捻り出すんです。 そんな過去の自分達を見せられてるような気分にさせられる作品です。 今回主人公の神原もその辺を苦労して右往左往しているので見守ってあげましょう。 神原駿河といえば登場するだけでわくわくするようなキャラでした。 西尾先生にとってもそうだったと思います。 だから、やろうと思えばもっとハチャメチャな作品に出来たと思ったんですが、 あえてその辺をやらない所を見ると、多分今後に向けての大きな布石なの だろうと思えてきます。 そう考えると1300円分のエンターテインメントが詰まってるかと聞かれると 正直、自信を持ってうんとは言い辛いのですが今後を見据えて読むべき一冊 なのどろうと思います。 そもそも全部メインディッシュというのもおかしな話です。 なら、この一冊で化物語全体の奥行きが増したと思えば。 | ||||
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化物語シリーズの中ではおそらく評価が分かれるであろう作品 神原駿河の物語 前作の傾物語の言葉遊びから一点ひとり語りが多く、化物語シリーズの特徴である「会話劇」がやや少なめ シリーズ化されている他の作品に比べて「西尾」色が薄いので 今まで化物語シリーズを呼んでいた方にはちょっと消化不良かも 作者が書きたいことを書いている作品ですので 物語シリーズの世界観が好きな方にはおすすめです。 この本から買われる方はいないと思いますが | ||||
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それなりに良かったのだが、物語シリーズにしては会話がそんなになく、何か物足りなさを感じた。 新キャラがどうしても戯言シリーズ寄りのキャラになってきた感じがするのもなんか引っかかるところではある…… | ||||
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まあ外伝みたいなものかな? 神原さんが内面語ってんだけど今までのおもろい神原さんには繋がらないよ、繋がらな過ぎではないか? 変態の内面があまりにも普通過ぎてこれでは変態の振りしてるだけの人じゃないか。 ま、短いながら阿良々木先輩との絡みはやっぱり面白かったけどね。 結局のとこ前の羽川さんも神原さんも大事なとこは語ってないし薄いってことが分かった。 | ||||
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傷から徐々に成長していき、偽でかなりの成長を遂げた阿良々木君がさらに・・ ただ時間が傾からかなり飛ぶので成長過程がありません。 あと3冊ほどシリーズは続くようなので過程はそこで明らかになると思います。 それを待って時間軸どうりに読んだ方が面白かったかな・・ ので★×3で | ||||
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シリーズの9作目で,これまでの8月から一気に飛んで翌年4月の新学期からはじまります. 語り部はカバー絵に登場の本作のヒロイン.『猫物語(白)』にも似たシリアス路線です. 一瞬,誰かわからないほどに淡々と語られる冒頭部,そしてその後も静かに進む様子は, それまで彼女が『演じて』きたキャラクタとは大きくかけ離れ,そのギャップはもちろん, たびたび語られる,『自分に対する自分と他人の評価のずれ』をうまく表している印象です. また,これまでとは時系列が大きく違い,主人公の少年たちもほとんど登場しませんし, 派手さや場面転換が少なく,独白に近い展開からどうしても地味目に感じてしまいますが, これが彼女が誰にも頼らずに一人でけじめをつけ,『卒業』をするための物語だと考えれば, タイミングとしてはここ,そして少年たちにも『休んで』もらうしかなかったように思えます. 結果,既刊に比べると少し浮いてしまい,番外編のようになってしまった感は否めず, シリーズや彼女に期待をして,賑やかな展開を望んでいた方にも不満が残りそうですが, それまでの重たさから一変,熱さや友情,爽やかささえも伝わる終盤から結末への流れは, アニメではやや雑な扱いだった彼女の新たな,いえ本当の姿をうかがい知ることができます. 中盤での長い『一人語り』は,カギ括弧の独特な使い方のせいもありちょっと疲れましたが, いかにも意味深なあれこれは,残り3巻となったシリーズを最後まで楽しませてくれそうです. | ||||
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今までの作品と時間軸がやや未来に飛んでいるようです。 なんだかエピローグ的な雰囲気も感じられる神原視点の物語。 主人公からヒロインに視点を移し、ヒロイン自ら話を進めていく というのが、この後期作品群というなら神原が自分の力で怪異 と向き合う本作は化ヒロインズとしては必要な作品なのでしょう。 内容は都市伝説っぽいはなしから神原の昔の知り合いと再会となかなか 予想を裏切ってくれます。 | ||||
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面白いは面白かったけれど、期待していたほどではなかった。 他の方も言っている通り、物語シリーズという感じがしない。 読み終えた後、なんとも言えない感じがした。 ただ、本当の神原の姿を知ることが出来たので、意味のある話ではあったと思う。 実際に自分自身彼女のことを誤解していたし。 蛇足だが、阿良々木さんが○○○に乗るようになってしまった事が自分も少し残念に感じた。 でも、その場面での会話から彼の成長(変態的な)が垣間見れて和んだ。 さすがは阿良々木さん、ぱないっす! あと、忍野扇に関しては本当に残念だ。 何故、何故、何故にお前は○○になった! | ||||
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神原さんが語り部なのに真面目な展開。 それはきっと狙いであり、キャラクターを掘り下げたいと言う事なんだろうけど 1冊丸々使ってそれをやってしまった結果、地味な上に面白みに欠ける内容になってしまった。 結局私がこのシリーズに求めていた物は、キャラクター間の豊富なやり取りであり それも読後に得るものが何もないような、それでいて読んでいる間はとても楽しい そういう物語であり、神原さんだったんだなと思いました。 バカ話が聞きたい、それだけを思ったわけでは無いけれど 既存の濃厚なキャラクターとの絡みが無いと、全体的に寂しすぎる感じが漂ってしまう。 脇を固める人物が、メインである蝋花とは掛け合いと言う感じでは無かったし バスケ部部長は薄すぎる、扇ちゃんくんは謎すぎる上にチョイ役だしと、層が薄すぎる。 それでも、以前それらしい登場シーンがあった貝木と神原の絡みがあり 違った人間味が書かれたのは良かった(それも詐欺臭いのだけれど) また、殆ど出てこないアララギさんの存在感は流石の一言。 圧倒的前作主人公感が漂っておられる。 物語の流れが地味な上に、語り部が悩みを抱えてる人間だからずっと陰気なのだけど ラストの対決シーンはスポーツマンである神原らしくあって良かったと思います。 そのおかげか、読後はさっぱりとした印象になったかな。 さっぱりしすぎて今後の神原さんのキャラ立ちが不安になっちゃうくらいに。 時間軸的に神原さんはここが終着点になる可能性もあるから、これはこれで良いのかもしれないけれど。 | ||||
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評価は★3をつけさせていただきました。 神原語りの作品です。多少ネタバレ多少含みます。 正直真面目な?神原はこのシリーズ(化物語)には合わないと思う。 私としては、いままでの流れの作品と比べて つながりがもっとも薄い作品に思えました。 ただ神原も普通の女の子っていうのをアピールしたいためだけの作品に感じました。 神原が高3になって二年後の世界を描いたものですが わざわざシリーズにいれる必要があったのか?とちょっと思いますし 二年後を描いてしまったことによって 猫白での話(塾が焼けてしまう)にしろ 今回で触れている卒業式付近の話にしろ 戦場ヶ原も暦も羽川も無事って事が解ってしまって この後に控える作品に影響があるような気がしてなりません。 化シリーズでは私としては最低点の★3つをつけさせていただきました。 | ||||
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