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花物語
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花物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全97件 1~20 1/5ページ
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百合作品と言えば、やはり青春×友情。 まあ友情と言っても、そこには憧れ、嫉妬、苛立ちと決して綺麗事だけでは語れない感情も含まれるだろう。 神原駿河という今までの作品では、変態後輩キャラ。 そんな彼女が、初めて阿良々木や戦場ヶ原の中で怪異と向き合う。 しかもそれは中学時代のライバル・沼地蠟花。 1人で悩み続ける中、阿良々木は神原の悩みに真剣に応える。 「お前らしくない」って。 誰もが自分ではないダレカに「お前は間違ってるよ」「そんな事いちいち気にするなよ」って言葉を掛けられ、少しずつ自分を失っていく中で、阿良々木はダレカではなくてしっかりと神原を見ていた。 そして、他の誰でもない神原駿河自身が、最後に自分自身で答えを出して沼地蠟花と向き合う。 今までにない落ち着いたストーリーでありながら、1番青春してる物語シリーズはだった。 そして、こんなに静かに自分の気持ちを考えようとする神原を見るのも初めてだ。 ただの馬鹿な変態後輩キャラではなく、1人の女の子として、悩む。 そんな当たり前の女の子として生きている神原が、可愛くて愛おしかった。 これはまさに青春だ。 | ||||
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本作『花物語』では語り部が神原駿河になり、青春小説っぽく仕上がっています。スポーツを通じた人間性の成長といったところでしょうか。 スポーツといっても、勝利至上主義ではなく、勝ち負けよりも大事なものを探し求めてスポーツに取り組んでいます。 この物語シリーズで何度となく強調されてきた相対主義的な価値観も色濃く出ています。「正しさなんて視点で揺れる」(p.38)、「私が嫌いな人間にも友達がいる。私が嫌いな人間を好きな人もいる」(p.120)といったあたりです。こうした認識を神原駿河が深めていく話です。 沼地蠟花も同様の価値観を語ります。 「全方面に対する悪なんて存在しないんだ。 「どんな悪も、何かは救っている。 「どんな悪も、どんな悪魔も。 「逆に言えばどんな正義でも、何かを傷つけている――この世に絶対はないという言葉の意味はね、絶対正義も絶対悪も、この世にはないという意味でもあるんだよ。 (pp.185-186) こうした相対主義は自分とは何者なのかということにも跳ね返るわけで、自分が考えている自分と他人から見た自分とが食い違うということが本編でもあとがきでも述べられます。「キャラを演じないと生きていけない世の中だ」(p.216)ということでもあります。 そうした中で自分らしさをいかに獲得するかということが本書の主題であるように思われます。(N.A.) | ||||
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購入前にレビューを読むと物足りなく感じた人が多かったようで 多少の不安は感じたものの、物語シリーズの未読が本作のみになったので キンドル版を購入 同じくレビューでは評価に物足りなさを訴える人が見受けられる偽物語同様 自分的には大変楽しめた どんな読み物でも合う合わないがあるように、自分にはたまたま物語シリーズが 合っているだけなのだろうけども 物語シリーズ全般にいえるけど、文字数の割に値段が高すぎるのが難点かなあ | ||||
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アニメは見ていないが、小説を読む限りとても残念な出来と思った。キャラクターがことごとく魅力に欠け、比較的静かなストーリーもアピールするものがない。物語シリーズ中の失敗作ではなかろうか。 特に神原駿河のキャラ崩壊がこの作品を詰まらなくしている最大の要因。ほとんどネタ要員だった躍動感溢れるおバカキャラを、どうしてこんな退屈なキャラに貶めてしまったのか理解に苦しむ。彼女のファンならむしろ好意的に見てくれるかも知れないが、罪の意識に苦しむ真面目な姿など神原のキャラではなかろう。バスケのライバルだった少女、神原の母など他のキャラクターも魅力が感じられないし、彼自体もともと平凡なキャラだが暦も顔を出しただけと言う印象。 総じて言えば、真面目過ぎて詰まらないのだ。もっと真剣にふざけてくれなければ困る。 | ||||
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途中ろうかさんが延々と一人語りするところがあってかなりだれた。 作者が思いついたことをひたすれ書き綴ったかのような印象を感じ、まったく物語の流れとして洗練されていないなと思った。 そのため、星1にした。 | ||||
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ローマ字で回文となるペンネーム著者の小説。どこかでちらりと見たアニメが視聴速度よりも速い文字の表示で一体、原作はどうなっているのかと手に取ったのが、このシリーズへの第一歩であった。 どれもこれも特にはずれはなく、どこで言葉遊びをしているのかな、と探偵気分でも読める。ただ、セリフの連続で話者が誰なのか分からなくなることしばしば。アニメが作者監督の下、忠実に再現されていれば判別できるかもしれない。 今回は第一シリーズで扱われた5人衆の一人、神原駿河の物語。出だしから、話者が誰か分からないが、ある程度行って、本シリーズを通しての主人公、 阿良々木君ではないことが分かる。基本は駿河ともう一人のメインキャラのお話しになる。題名もそこから来ているようだ。 | ||||
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アニメで見ていたが、小説は読む気にならずでしたが手をだしてみた。 ストーリーを知っているので好きなシーンから購入し読んでいる。 こんな手のだしかたは初めてだけど自分なりに楽しんで読めた。 | ||||
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この本を読んで神原駿河が化物語シリーズで一番好きなキャラになりました | ||||
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アニメで神原さんのキャラはかなり ギャグキャラに徹していますからね… でも原作だと、『礼儀正しいけど失礼な子』なんですねw 戦場ヶ原さんも自分ともっと向合う物語として 掘り下げたら面白いでしょうね。 暦縛りであっさりと問題解決してしまいましたが… まぁ、それは『偽物語』『恋物語』に当たるのかもですが… 大学で阿良々木くんと『青春に別れは付きものだ』なんてフレーズで 失恋描写するのもありかもしれませんねww フツーに失恋しそうだし。 映像化するそうですが… 再現性は低そうですね。 扇くんと阿良々木くんがニュービートルに乗ってる姿が 見れればそれでいいかな程度です。 | ||||
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神原が主人公の巻で、貝木、神原の母などが出て来ます。 まだまだ掘り下げるところがたくさんありそうな2人ですが、 この巻では謎が紐解かれるような箇所は特にありません。すこし期待外れです。 なんだかんだで神原の腕が元通りなったり、ミイラの腕以外の部分が登場したりもするのですが、 ミイラの由来や謎については、とりあえずこの巻では明らかにはなりません。 話のメインである沼地蝋花についても特に練り込まれた設定のあるキャラクターではなく、 この巻限りで退場してしまいます。(たぶん) 貝木や臥煙について掘り下げてくれれば面白かったと思うのですが、今回はおあずけのようで、 悪い意味で番外編色の強い巻でした。 | ||||
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神原視点で描かれる、神原が自分の内面と向き合い次の一歩を踏み出していくというお話。 時系列的にも阿良々木や戦場ヶ原が卒業して、神原がひとり高校に残ってという設定。 他人から見た自分らしさと、自分で考える自分らしさとは一致するものではないということを表現しているのだと思いますが、今までの神原駿河の印象とはかなりギャップのある内面がどんどんと出てきていました。それに戸惑いながら、慣れることなく終わってしまったというのが感想でした… 何となく神原にはいつまでも神原でいてほしかったなぁ…と思ってしまい、もやもやしている感じです。 時系列も影響しているのかもしれないけど、時がたてば人は成長して変わっていくというのは当たり前で、美しいことでもあるけど、寂しさもある的な感じです。 内容的には、非常に良いテーマであり、読み応えもあったのですが、読み終えてむむむとなる作品でした。 まあ、それだけこのシリーズのキャラクターたちに思い入れがあるということなのでしょうが。 それにしても阿良々木くんは良いこといいますねぇw 今回も格好いいところを独り占めでした。 | ||||
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とても素早い対応で安心して購入することができました。また、内容も良く とても気に入りました。 | ||||
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神原駿河というヒロインの今まで明かされなかった内面が静かに解き明かされる物語―― といえば聞こえはよさげですが、それが彼女の魅力をさらに引き立たせたかというと微妙です。 いやむしろ、下げてます。 少なくとも自分はこれまでの色モノめいた神原駿河というヒロインの方が好きでした。 明るく破天荒でつかみどころのない彼女の魅力は、他キャラとりわけ主人公との掛け合いのおもしろさが真骨頂だったわけで。 その部分を極力省き、暗く真摯な内面を淡々と描写することに何の意味があったのか…… まあ意味を求める以前の問題として、エンターティメント作品として面白いか?という点で評価はかなり低めです。 物語シリーズとしてもヒロインの魅力としても、読む価値が見出せない一冊でした。 | ||||
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全体的にシリアス調で話が進みます。 これまでのシリーズの神原がバカ過ぎたのか、エロ過ぎたのか。 今回そんなノリを期待していると確実に裏切られます。 神原の別の一面を見られるという点では少し評価できるかなと。 | ||||
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それだけの意の一冊だと思う これ自体は さー えー30文字ですか無理無理かんべんしてええええええ44ええ | ||||
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「悪マーセント趣味で書かれた小説です。」西尾維新 なにが悪マ?!と思って読み進めましたが、 はい、まったくもって悪マーセント趣味な小説でした。 作者のメッセージを強く感じる巻です。 葛藤、苦悩、成長、そして卒業・・・・う〜ん、で花物がたりか〜 駿河デビル、神原駿河が主人公の独り語りの物語です。 彼女の独白です。 前シリーズのキャラはほとんど登場しません、 暦やひたぎそして委員長は卒業後の高校3年に進級した彼女が主人公です。 彼女の世界、彼女の正義、彼女の悪・・・彼女の苦しみ 表の自分と裏の自分 過去との対決、いや自分との対決・・・・ 緩やかにそして深みに落ちていくそんな物語です。 そー決断に意味があり、正解も間違いも無い、決断することに、行動することに意味ある。たぶん。 これ単独に読んでも面白くないかもしれません。 本編をしらないと主人公、神原駿河の位置や役どころ分からないかなと思います。 でも、面白い物語です。はぃ。 | ||||
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もともとキャラ同士の掛け合いが内容のほとんどを占めるシリーズですが、今回はその会話がとにかく単調で退屈に感じました。半分くらいまで読んで、まだ半分同じ忍耐力をもって読まねばならない事に絶望して読むことをやめました。話の続きへの興味よりも読むことへの苦痛が勝りました。 | ||||
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他のレビューにもありましたが静かな作品です。 壮大なスケールを好む人には足りない感じもしますが後半に至ってはスラスラ読んでしまいました。 たまに出てくる暦とのやり取りは好きでした(笑) 今までと違う物語とゆう意味で楽しめる作品だと思います | ||||
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「西尾維新のファン」で、色んな西尾節を楽しみたい、という方なら楽しめるはず。 「化物語シリーズのファン」の方の場合、神原のキャラクター性を薄める話な上に平々坦々と進み、そして終わる話であり シリーズ中で通して読まないと後々の話が理解出来無いという話ではないので 「1巻まるごと真面目な神原駿河」が見たい人以外は見る必要が無いかも? | ||||
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いつもの物語シリーズとは、少しテンションや目線が違うかもしれません。 神原の「本当の自分」が浮き彫りになったお話ですが、お話全体が普段のテンションと違うせいか、やや戸惑ってしまい、違和感がありました。 | ||||
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