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花物語
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花物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 1~20 1/4ページ
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百合作品と言えば、やはり青春×友情。 まあ友情と言っても、そこには憧れ、嫉妬、苛立ちと決して綺麗事だけでは語れない感情も含まれるだろう。 神原駿河という今までの作品では、変態後輩キャラ。 そんな彼女が、初めて阿良々木や戦場ヶ原の中で怪異と向き合う。 しかもそれは中学時代のライバル・沼地蠟花。 1人で悩み続ける中、阿良々木は神原の悩みに真剣に応える。 「お前らしくない」って。 誰もが自分ではないダレカに「お前は間違ってるよ」「そんな事いちいち気にするなよ」って言葉を掛けられ、少しずつ自分を失っていく中で、阿良々木はダレカではなくてしっかりと神原を見ていた。 そして、他の誰でもない神原駿河自身が、最後に自分自身で答えを出して沼地蠟花と向き合う。 今までにない落ち着いたストーリーでありながら、1番青春してる物語シリーズはだった。 そして、こんなに静かに自分の気持ちを考えようとする神原を見るのも初めてだ。 ただの馬鹿な変態後輩キャラではなく、1人の女の子として、悩む。 そんな当たり前の女の子として生きている神原が、可愛くて愛おしかった。 これはまさに青春だ。 | ||||
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本作『花物語』では語り部が神原駿河になり、青春小説っぽく仕上がっています。スポーツを通じた人間性の成長といったところでしょうか。 スポーツといっても、勝利至上主義ではなく、勝ち負けよりも大事なものを探し求めてスポーツに取り組んでいます。 この物語シリーズで何度となく強調されてきた相対主義的な価値観も色濃く出ています。「正しさなんて視点で揺れる」(p.38)、「私が嫌いな人間にも友達がいる。私が嫌いな人間を好きな人もいる」(p.120)といったあたりです。こうした認識を神原駿河が深めていく話です。 沼地蠟花も同様の価値観を語ります。 「全方面に対する悪なんて存在しないんだ。 「どんな悪も、何かは救っている。 「どんな悪も、どんな悪魔も。 「逆に言えばどんな正義でも、何かを傷つけている――この世に絶対はないという言葉の意味はね、絶対正義も絶対悪も、この世にはないという意味でもあるんだよ。 (pp.185-186) こうした相対主義は自分とは何者なのかということにも跳ね返るわけで、自分が考えている自分と他人から見た自分とが食い違うということが本編でもあとがきでも述べられます。「キャラを演じないと生きていけない世の中だ」(p.216)ということでもあります。 そうした中で自分らしさをいかに獲得するかということが本書の主題であるように思われます。(N.A.) | ||||
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購入前にレビューを読むと物足りなく感じた人が多かったようで 多少の不安は感じたものの、物語シリーズの未読が本作のみになったので キンドル版を購入 同じくレビューでは評価に物足りなさを訴える人が見受けられる偽物語同様 自分的には大変楽しめた どんな読み物でも合う合わないがあるように、自分にはたまたま物語シリーズが 合っているだけなのだろうけども 物語シリーズ全般にいえるけど、文字数の割に値段が高すぎるのが難点かなあ | ||||
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ローマ字で回文となるペンネーム著者の小説。どこかでちらりと見たアニメが視聴速度よりも速い文字の表示で一体、原作はどうなっているのかと手に取ったのが、このシリーズへの第一歩であった。 どれもこれも特にはずれはなく、どこで言葉遊びをしているのかな、と探偵気分でも読める。ただ、セリフの連続で話者が誰なのか分からなくなることしばしば。アニメが作者監督の下、忠実に再現されていれば判別できるかもしれない。 今回は第一シリーズで扱われた5人衆の一人、神原駿河の物語。出だしから、話者が誰か分からないが、ある程度行って、本シリーズを通しての主人公、 阿良々木君ではないことが分かる。基本は駿河ともう一人のメインキャラのお話しになる。題名もそこから来ているようだ。 | ||||
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アニメで見ていたが、小説は読む気にならずでしたが手をだしてみた。 ストーリーを知っているので好きなシーンから購入し読んでいる。 こんな手のだしかたは初めてだけど自分なりに楽しんで読めた。 | ||||
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この本を読んで神原駿河が化物語シリーズで一番好きなキャラになりました | ||||
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アニメで神原さんのキャラはかなり ギャグキャラに徹していますからね… でも原作だと、『礼儀正しいけど失礼な子』なんですねw 戦場ヶ原さんも自分ともっと向合う物語として 掘り下げたら面白いでしょうね。 暦縛りであっさりと問題解決してしまいましたが… まぁ、それは『偽物語』『恋物語』に当たるのかもですが… 大学で阿良々木くんと『青春に別れは付きものだ』なんてフレーズで 失恋描写するのもありかもしれませんねww フツーに失恋しそうだし。 映像化するそうですが… 再現性は低そうですね。 扇くんと阿良々木くんがニュービートルに乗ってる姿が 見れればそれでいいかな程度です。 | ||||
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とても素早い対応で安心して購入することができました。また、内容も良く とても気に入りました。 | ||||
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「悪マーセント趣味で書かれた小説です。」西尾維新 なにが悪マ?!と思って読み進めましたが、 はい、まったくもって悪マーセント趣味な小説でした。 作者のメッセージを強く感じる巻です。 葛藤、苦悩、成長、そして卒業・・・・う〜ん、で花物がたりか〜 駿河デビル、神原駿河が主人公の独り語りの物語です。 彼女の独白です。 前シリーズのキャラはほとんど登場しません、 暦やひたぎそして委員長は卒業後の高校3年に進級した彼女が主人公です。 彼女の世界、彼女の正義、彼女の悪・・・彼女の苦しみ 表の自分と裏の自分 過去との対決、いや自分との対決・・・・ 緩やかにそして深みに落ちていくそんな物語です。 そー決断に意味があり、正解も間違いも無い、決断することに、行動することに意味ある。たぶん。 これ単独に読んでも面白くないかもしれません。 本編をしらないと主人公、神原駿河の位置や役どころ分からないかなと思います。 でも、面白い物語です。はぃ。 | ||||
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他のレビューにもありましたが静かな作品です。 壮大なスケールを好む人には足りない感じもしますが後半に至ってはスラスラ読んでしまいました。 たまに出てくる暦とのやり取りは好きでした(笑) 今までと違う物語とゆう意味で楽しめる作品だと思います | ||||
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神原の成長の物語です。(物語シリーズ全部が登場人物たちの成長物語でもあるわけですが)。もちろん面白い小説に出来上がっているのですがやや.... ・会話のテンポがぬるい ・神原母の言葉に切れがない 点がちょっと残念でした。筆者は働き過ぎで、疲れてるのかな.... | ||||
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面白かったけど好きなキャラ(忍ちゃん、撫子ちゃん)が出なくて少し残念…。まあ神原と荒々木先輩の絡みが見れただけでもよかったです。 | ||||
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すでに化物語とは別の話になってしまっていますが、過去の資産を生かしながら別の話を創るというのはある意味大変な作品になったと思います。 読者にはいままでのキャラクタの(アニメのままの)性格や想像画があるはずですがそれとはまた別のキャラクタが出てきていると思いました。 | ||||
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阿良々木暦たちが卒業した私立直江津高校に、神原駿河はひとり残された。別に物理的に一人になったわけではない。猿の怪異を知っている仲間がいなくなったということだ。そんな彼女にとって指針となるのは、夢に出てくる母、臥煙遠江の言葉だけになっていたのかも知れない。 そんな頃に、忍野メメの甥だという忍野扇から偶然聞かされた、悪魔様の噂。全ての悩みを解決してくれるという悪魔様に、自分の猿の怪異の匂いを見た駿河は、その悪魔様に会いに行く。そこにいたのは、駿河の中学時代のバスケのライバル、沼地蝋花だった。 話すだけで全ての悩みを解決してくれるという沼地蝋花に、抱える悩みを奪われてしまった駿河は、その事実に困惑し、阿良々木暦を指針として、自らの行動を選択する。その結果、駿河が得たものとは…。 貝木泥舟も再登場する。 今回の語り部は、神原駿河。いつもの空気を読まない行動とは相反して、非常に落ち着いた、思慮深い雰囲気で語られる。結構、周囲に影響されやすい人間なのかも知れない。 阿良々木家の内部で何が起こっているかとか、羽川翼が一体どこまで行っちゃうのかとか、色々気になるところも出てきてしまうだろう。 | ||||
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やっと手に入ったので、少し遅くなりましたが、簡単にレビューを書きたいと思います。 ※以下のレビュー(感想)の中に、多少のネタバレを含んでおります。書かないと説明できないのです。すみません…。 まず、本当に評価の分かれる作品だと思いました。 私も購入までは、おそらく語り部となるであろう神原の、ギャグや下ネタ発言に非常に期待していましたし、キャラクター同士の掛け合いが『化物語』の持ち味だとも思っていました。 しかし本作ではそれらがあまり出てきません。 仮に期待通りのそういった演出があったとしても、場違いに感じたでしょう。 そういった意味で明らかに『化物語』シリーズ中では「静か」な、読者によっては「つまらない」という印象を与える作品だと思います。 ですが、それらがないから「つまらない」というのは、少々勿体無い感想である気がします。 この『花物語』は、神原駿河…彼女が「自分らしさ」を見つけ出すための物語だと私は思うのです。 作中で、「自分らしさとは何か」を問われた阿良々木さんがこう答えています。 「お前(神原)の尊敬にたる先輩であろうと、いっぱいいっぱいだったって感じかな。そういう意味じゃ、僕らしさってのは、お前が決めていたのかもしれない」 この言葉で気付きました。 「自分らしさ」とは自分ではなく、相手によって決定されている可能性がある。 誰しも「他人に向かう自分」と、「自分に向かう自分」は別物、別次元のはずです。 だとしたら、読者が期待している「神原駿河らしさ」と、語り部としての「神原駿河らしさ」は、異なって当然であると。 この差異によって評価が下がってしまうのはちょっと切ないなと思ったのです。 それともうひとつ。 従来のようなキャラクター同士の掛け合いが少なく、読者(読み物)的には寂しい(つまらない)のは確かでしたが、 それってつまり、先輩たちが卒業してしまってひとり取り残された神原自身の気持ちとリンクするものがあるのでは……? つまり、本作で掛け合いが極端に少なかったのは、著者がそういった雰囲気や気持ちや、孤独感を演出してのことだったのでないかと…。 だとしたらまんまとのせられたなぁ、という感想です(笑) そうでなかったら、深読みしすぎ!ということでひとつ……。 初めてのレビューでしたが、ここまでお読みくださりありがとうございました! | ||||
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今回の話は神原メインということで神原らしい楽しい会話の掛け合いを期待していたのですが予想に反し少し暗めの雰囲気の話でした。 しかしだからといって期待外れの話ではなく、シリアス多目の面白い話だったと思います。 化物語以降、ずっと神原が抱えてきた苦悩や意外な一面が見られてよりキャラが深まった気がします。 | ||||
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前作の傾物語がタイムスリップにより、過去・未来を行き来するお話でしたが、今回は、未来編(一年後の世界)。 主要メンバーが、卒業して、一人残った神原。左腕に悪魔を宿す神原の葛藤や悩みなど、前作とは違い、神原目線で、描かれています。 みんなが卒業をして一人残った神原。そんな神原に、どんな悩みでも解決してくれる悪魔様のうわさが飛び込んでくる。 悪魔様の正体を暴くために動き出す神原。 悪魔を宿す少女と悪魔様の出会いが、神原の行く末を大きく変える。そして、悪魔様の正体とは一体何なのか? そのほかにも、学校での神原、友達との絡みなど普段は見られない神原の生活感が描かれ、見どころの一つとなっています。 勿論、卒業したあの人も登場!! 見どころ満載なこの物語。ぜひ、お手にお取りください。 | ||||
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神原駿河視点で語られる今回のお話で 作中、高校を卒業したキャラたちの動向も、少しではありますが記載があります・・・が いつものようなバカ話や言葉のやりとりはほとんどありません。 前巻のまよいキョンシーよりは、遙かに題目のキャラ自体にフォーカスが当たっている作品です 神原の内面がより深く掘り下げられているので、神原駿河のファンには“良い作品”になるでしょう そんな作品なので神原ファンの自分は当然☆5になりました。 好き嫌いも多分にあるかと思いますが、最近の妹を襲っちゃうようなノリや 幼女ネタのテンションにお疲れ気味だった人にも良い清涼剤になるのではないかと そういった意味では良い緩急を付けてきているな、とも感じました。 | ||||
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他の方が書かれている通り、いままでのスタイルとは大きく異なる構成でしたが、それはそれで面白く読めます。 ネタバレになるので詳細は書きませんが、前巻から続く部分を意図的に改変されているのか(もしくは、そうでないのか)は、完結してからのお楽しみになりそうです。この1冊でも十分、神原の物語を見ることができますし、全体の中の1節だと思えば、また次回作も楽しめると思います。 | ||||
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あまり印象に残らない巻のような気がします。 神原はこういう人、というのを書きたいのはわかりますが、なんだか中途半端のような気がしますし、ストーリーも中途半端です。 西尾さんらしさがあまり出ていない巻でしたが、やっぱりファンなら買いですね。 | ||||
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