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花物語
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花物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全97件 81~97 5/5ページ
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ポジティブで明るい。 そんな印象の神原駿河の物語。 卒業して、先輩がもう居ないけど私だって自分一人で出来るんだ。 と言う成長の姿を見せたくも その中で見失う自分らしさを真剣に考える彼女は 今の時代、ネットの中でした本当の己を出せず、 人格の裏表が激しい人間と少し似ている気がします。 西尾維新の言葉遊びは少なかったですが、 現代を象徴する人間の心だなって思ったので ★4です。 映画化おめでとー! 楽しみです。 | ||||
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阿良々木 暦という男は なんて奴なんだ・・・。 計り知れない・・・。 彼は、前言撤回すぎる 今まで自分は、まだ彼を 心の何処かで見くびっていた。 くわばら くわばら | ||||
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傷から徐々に成長していき、偽でかなりの成長を遂げた阿良々木君がさらに・・ ただ時間が傾からかなり飛ぶので成長過程がありません。 あと3冊ほどシリーズは続くようなので過程はそこで明らかになると思います。 それを待って時間軸どうりに読んだ方が面白かったかな・・ ので★×3で | ||||
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シリーズの9作目で,これまでの8月から一気に飛んで翌年4月の新学期からはじまります. 語り部はカバー絵に登場の本作のヒロイン.『猫物語(白)』にも似たシリアス路線です. 一瞬,誰かわからないほどに淡々と語られる冒頭部,そしてその後も静かに進む様子は, それまで彼女が『演じて』きたキャラクタとは大きくかけ離れ,そのギャップはもちろん, たびたび語られる,『自分に対する自分と他人の評価のずれ』をうまく表している印象です. また,これまでとは時系列が大きく違い,主人公の少年たちもほとんど登場しませんし, 派手さや場面転換が少なく,独白に近い展開からどうしても地味目に感じてしまいますが, これが彼女が誰にも頼らずに一人でけじめをつけ,『卒業』をするための物語だと考えれば, タイミングとしてはここ,そして少年たちにも『休んで』もらうしかなかったように思えます. 結果,既刊に比べると少し浮いてしまい,番外編のようになってしまった感は否めず, シリーズや彼女に期待をして,賑やかな展開を望んでいた方にも不満が残りそうですが, それまでの重たさから一変,熱さや友情,爽やかささえも伝わる終盤から結末への流れは, アニメではやや雑な扱いだった彼女の新たな,いえ本当の姿をうかがい知ることができます. 中盤での長い『一人語り』は,カギ括弧の独特な使い方のせいもありちょっと疲れましたが, いかにも意味深なあれこれは,残り3巻となったシリーズを最後まで楽しませてくれそうです. | ||||
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今までの作品と時間軸がやや未来に飛んでいるようです。 なんだかエピローグ的な雰囲気も感じられる神原視点の物語。 主人公からヒロインに視点を移し、ヒロイン自ら話を進めていく というのが、この後期作品群というなら神原が自分の力で怪異 と向き合う本作は化ヒロインズとしては必要な作品なのでしょう。 内容は都市伝説っぽいはなしから神原の昔の知り合いと再会となかなか 予想を裏切ってくれます。 | ||||
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面白いは面白かったけれど、期待していたほどではなかった。 他の方も言っている通り、物語シリーズという感じがしない。 読み終えた後、なんとも言えない感じがした。 ただ、本当の神原の姿を知ることが出来たので、意味のある話ではあったと思う。 実際に自分自身彼女のことを誤解していたし。 蛇足だが、阿良々木さんが○○○に乗るようになってしまった事が自分も少し残念に感じた。 でも、その場面での会話から彼の成長(変態的な)が垣間見れて和んだ。 さすがは阿良々木さん、ぱないっす! あと、忍野扇に関しては本当に残念だ。 何故、何故、何故にお前は○○になった! | ||||
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人間関係や、人のもつ裏の顔と表の顔、人生観等のテーマを掲げ、妙に生々しく語っています。 新キャラに完全に感情移入してしまった私としては、かなり精神に来る内容でした。 いつもの西尾節や、既在キャラを意図して封じ込めているのは、あくまでテーマ性を重視するためでしょう。 大変強いメッセージ性を感じます。 私としては、シリーズで一番心に残った話です。 傷や傾のような少年誌に載ってそうな冒険活劇アドベンチャーや、 いつもの(っていうか神原なのでいつも以上に)西尾節を求めていた方にとっては今回の話は肩透かしをくらうでしょう。 今回は傷や傾のようなハチャメチャストーリーの、まさに対極に位置するようなイメージです。 対極、というよりは、異端中の異端って感じかな?まぁ猫白以降は全て異端といえてしまうのでしょうけれど笑。 今までとは、読み物としての方向性が違います。 エンターテイメント性を可能な限りそぎ落とし、徹底的に地味だけれど重い話に昇華させています。 シリーズ中でも最も評価が分かれる巻ではないでしょうか。 | ||||
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神原さんが語り部なのに真面目な展開。 それはきっと狙いであり、キャラクターを掘り下げたいと言う事なんだろうけど 1冊丸々使ってそれをやってしまった結果、地味な上に面白みに欠ける内容になってしまった。 結局私がこのシリーズに求めていた物は、キャラクター間の豊富なやり取りであり それも読後に得るものが何もないような、それでいて読んでいる間はとても楽しい そういう物語であり、神原さんだったんだなと思いました。 バカ話が聞きたい、それだけを思ったわけでは無いけれど 既存の濃厚なキャラクターとの絡みが無いと、全体的に寂しすぎる感じが漂ってしまう。 脇を固める人物が、メインである蝋花とは掛け合いと言う感じでは無かったし バスケ部部長は薄すぎる、扇ちゃんくんは謎すぎる上にチョイ役だしと、層が薄すぎる。 それでも、以前それらしい登場シーンがあった貝木と神原の絡みがあり 違った人間味が書かれたのは良かった(それも詐欺臭いのだけれど) また、殆ど出てこないアララギさんの存在感は流石の一言。 圧倒的前作主人公感が漂っておられる。 物語の流れが地味な上に、語り部が悩みを抱えてる人間だからずっと陰気なのだけど ラストの対決シーンはスポーツマンである神原らしくあって良かったと思います。 そのおかげか、読後はさっぱりとした印象になったかな。 さっぱりしすぎて今後の神原さんのキャラ立ちが不安になっちゃうくらいに。 時間軸的に神原さんはここが終着点になる可能性もあるから、これはこれで良いのかもしれないけれど。 | ||||
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他のレビュー等を見る限り、確かに好みの分かれそうな今作。 私的には今回の話はかなり面白かった。 登場人物も少ないし、ギャグやメタ要素もほぼなく地味な印象でずっと重たい感じで話が進む。 でもたまにはこんな話があってもいいんじゃないでしょうか。 読み始めてすぐに気づくのは神原のキャラのイメージがかなり違うこと。 下ネタにも至極まともな返答をし、まともな感情を抱いている。 「あれ、神原ってこんなキャラだったっけ・・・」と思った。 今までの作品のようなギャグやメタ要素満載なのも好きだが、今作のような地味だけど考えさせられる内容の本をだしたことについて私は高く評価したい。 個人的には化物語シリーズ最高傑作だった。 惜しむらくは、化物語シリーズは挿絵がないので神原さんのツインテール姿がほとんど見られないことだけである。 アニメ化してくれないかな・・・w | ||||
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いろんな意味で印象に残る巻だったと思います。 神原が語り部、そして今までとは違ったシリアスな神原。 最初はちょっと違和感があり、阿良々木君好きの私としてはちょっとショックでした。 それでも後半にいくにつれて本当の神原の良さが出てき、どんどん好きになっていきました。 特にラストが私的に1番良かったと思います。 今までのもやもやを一気にすっきりとさせてくれるラストだと思います。 この作品は見る人によって意見が割れると思いますが、私は良かったと思います。 でも阿良々木君には少し幻滅しました・・・(笑) | ||||
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全体を通した感想はタイトル通りです。これまでの物語シリーズとは違った雰囲気を冒頭から感じとることができるのではないでしょうか。自分が思うに物語シリーズは語り部の成長のお話しだと思っています。今作は、神原駿河の自己の確立と成長を花にみたて、するがとデビルの話しの展開で物語を作っています。なので、語り部の成長を描いた正統な物語シリーズと言えるでしょう。 花物語のような切り口でも受け入れる物語シリーズの懐の深さと、今作でも変わらない西尾維新さんの言い回しも健在でした。ですが、今まで読んできた読者でも評価が分かれる作品だと思います。しかし、強くオススメすることはできないので評価は星4つとつけました。 | ||||
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まず始めに言っておくと、面白いです。 皆、好みが別れると言っているけどそれは好きか嫌いかであり、「面白くない」と言っているわけではないので迷っているなら買ったほうがいいと思います。(自分はあまり好きな話ではないと思うけどおもしろかった。) 本編について 卒業後の話なので、『猫物語(白)』と同時平行の物語は出てきません。(恋物語ではないだろうから、たぶん囮物語か鬼物語でやるかも?) 新語りべ2人目として神原語りべです。ただ、おふざけ話などは期待しないほうがいいです。真面目に語りべを全うしています。まぁ本人は、真面目と言われたくないみたいですが。 新キャラも登場しますが、話に出てくる人はかなり少数です。(ほぼ神原) 全体的に暗い雰囲気ということと、おふざけがあまりないことで好き嫌いが別れます。 今回、自分は作中の神原母の言葉が心に残ったので、ぜひそれも考えて読んでみてください。 | ||||
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『猫物語(白)』以来のキャラクター1人称語りシリーズ第2弾です。語り手はもちろん神原駿河。 時間軸は神原が3年生になったあとに設定されているので、高校を卒業してしまった阿良々木暦はあまり出て来ません。というか、他の主要キャラも数えるほどしか出て来ないので、バカ話やメタ発言の分量は意外にもシリーズ最少です。 その分神原のモノローグや、とあるキャラクターのセリフが多くを占めており、比重がかなりシリアス寄りになっています。「西尾哲学」が炸裂しているとも言えるでしょう。 外から眺めているとどこまでもおふざけとエロ話で出来ていて、ともすれば浮世離れしているようにさえ見える神原の、案外真っ当な、というか実直な内面に触れることもでき、ああやっぱり彼女も人間なんだなとちょっと安心すると同時に好感が持てました。 あとがきにもあるように、視点が他者なのか自分自身なのかで人物の印象は変わって来るということなのでしょうか? 僕は楽しく読めましたが、前述した通りおふざけパートがあまりないので、好みはハッキリと別れる作品だと思います。 | ||||
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評価は★3をつけさせていただきました。 神原語りの作品です。多少ネタバレ多少含みます。 正直真面目な?神原はこのシリーズ(化物語)には合わないと思う。 私としては、いままでの流れの作品と比べて つながりがもっとも薄い作品に思えました。 ただ神原も普通の女の子っていうのをアピールしたいためだけの作品に感じました。 神原が高3になって二年後の世界を描いたものですが わざわざシリーズにいれる必要があったのか?とちょっと思いますし 二年後を描いてしまったことによって 猫白での話(塾が焼けてしまう)にしろ 今回で触れている卒業式付近の話にしろ 戦場ヶ原も暦も羽川も無事って事が解ってしまって この後に控える作品に影響があるような気がしてなりません。 化シリーズでは私としては最低点の★3つをつけさせていただきました。 | ||||
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他の方もおっしゃられてるように「これは必要な話なのか?」というのが第一印象。 内容としては、タイトル宜しく、そのまま「神原駿河」と「悪魔」、そして「解放(卒業)」の話。 あまり化物語臭が無く、そこまで盛り上がることもなく、淡々と当たり障りのない物語が進行していきます。 個人的には猫物語(黒)と同じぐらいの悪い意味で微妙な感じです。 傾物語の流れから考えて、流石にそこまで時間をぶっ飛ばさないだろうと思っていましたが、普通に傾物語からおよそ8ヶ月後ぐらいの未来の物語でした。 ところで傾物語のラストシーンに、 「ちなみにこの話のラストシーンから直接休憩なく、次の花物語に続くんですよ。作者も登場人物も」 って書いてありましたが、どういうことなんでしょ。 | ||||
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ありゃりゃぎさんと神原の笑えるやりとりを勝手に期待していて勝手に裏切られました。何このシリアスな展開?作品として面白くないわけではないんですが化物語としてはどうかなと‥ | ||||
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神原の一人称で進むシリアスな物語です。ギャグが好きな自分にとって物足りない感は否めません。 しかし作品としては、読んでて飽きない良作だと思います。シリーズ既読者なら尚の事。 「人は勝手に一人で助かるだけ」なんて捻くれた西尾ワールドは健在。 暗い暗い話を永遠と聞かされ、正当化し、頭をぐわんぐわん回される空気はたまりません。 個人的には心に残る名言がいくつかありました。 シリーズ中の評価では下位に位置すると判断しますが、決して駄作ではないでしょう。 あと、シリアスな作品ですが、味付け程度にギャグも入ってます。 | ||||
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