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死者の季節
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死者の季節の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ローマに数多くあるカトリック教会、 そこにはカラバッジョ作の聖人の殉教を描いた絵がたくさんある。 その殉教者が処刑されたのと同じ残酷な方法で、 様々な人物が次々と殺されてゆく。 アイデアはおもしろいし、小説もよくできている。 ローマの名所をかけまわる刑事たちを追ってゆくと スペイン階段やコロッセオとかのメジャー所ではない 隠れた名所の観光もできる、と盛りだくさんの内容だ。 ただしこの本、残念なことに翻訳がいけない。 どうにか日本語になっているだけまだましだが、 相当にぎこちなく、あちこちでギシギシとぶつかってスムーズに読むことができず、興味をそがれることおびただしい。 特にまずいのは会話だ。 人物の年齢、立場、職業などに応じて、 日本語の微妙な違いを使い分けることができない。 翻訳者は複数かおひとりかはわからないが、 今まで本を読んできた人というよりは、軽い日本のテレビドラマばかり見てきた人なのでは、と思わせるような言葉使いだ。 犯人は頭のおかしい猟奇殺人犯なのである。 それがテレビドラマに出てくるジャニーズ系アイドルのような話し方をする。 その犯人を追う刑事にしてもそうだ。 残虐を極める犯罪のまっただ中にいる刑事に甘ったるい話し方をさせないでほしい。 「ぼく、27だよ、子供じゃないよ、もう」 「そうしない?ねっ」 原作者がこんな訳し方をしてほしかったとはとても思えない。 この著者の次作を読んでみたいと思うのだが・・・また同じ翻訳者だ。 う〜ん、どうしようかな・・・(^^;。 原作は星4つ、翻訳は星一つ。間を取って総合で星3つ。 | ||||
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次々に謎が解明し、意外性もあったが後半が盛り上がりに欠けたと感じた。 登場する人に個性があり、設定もヴァチカンと謎めいたところが面白かった。 ニック・コスタ・シリーズがいくつか出ていて、第2弾も予定されているとのこと。 次回作に期待です。 | ||||
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