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鳥取・出雲殺人ルート



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鳥取・出雲殺人ルートの評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

良く出来た作品です。

鳥取地方は、推理小説などにあまり取り上げられることの無い所であるが、観光地を紹介しながらストーリーを展開していったのは良かった。ただ、ストーリーの始めの部分は複雑でとまどった。鳥取砂丘や出雲大社を旅行して見ようと思った。
鳥取・出雲殺人ルート (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:鳥取・出雲殺人ルート (講談社ノベルス)より
4061816705
No.1:
(3pt)

殺人事件だけ解決すれば良いのですか?十津川さん

鳥取砂丘に出来た謎の湖。そしてそこに浮かぶ女の死体。それを偶々見つけてしまった男性。そのことが自分の運命の歯車を回すトリガーになるとは知らずに・・・ 恋は盲目と先人は言ったものです。その証左の様な人物が狂言回しとして活躍(?)します。その余りに一途なところ(文中の言葉を用いれば呑気な・・・)が引っ掛かるのですが、まあ悪い気はしません(ただ、そこに至る動機と言うかきっかけは弱いのですが)。 ミステリー部分は可もなく不可も無く、と言ったところでしょうか。誰が殺したというよりは、動機の方がメインなので。 ただ、その動機とそこに至る結末が弱いのです。詳細はネタばれになるので避けますが、最終的な目標は巨悪になります。しかし、十津川班(と作者)はそれを単なる「殺人事件」の枠に閉じ込めてしまうのです。目先の殺人事件の被害者の奥には、更なる被害者がいるにも関わらず。 その一方で今作の副主人公となる男女はハッピーエンドを想起させる形になっています。 結果として、巨悪を見逃す形に終わっている点(確かに十津川班が見逃したところで、別の方面からの圧力が係るのは想像に難くない)に、スッキリしない読後感を持ってしまうのです。
鳥取・出雲殺人ルート (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:鳥取・出雲殺人ルート (講談社ノベルス)より
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