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石の繭: 警視庁殺人分析班(警視庁捜査一課十一係)
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石の繭: 警視庁殺人分析班(警視庁捜査一課十一係)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 21~40 2/3ページ
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モルタルで固められた変死体が発見され、新人女性刑事如月塔子がその事件を追う警察小説。事件のインパクトや設定は申し分なく、主人公のキャラも充分に作り込まれているように思います。 エンターテインメント小説として警察捜査もそれなりに読ませるし、随所に伏線も張られ犯人の意外性もあり、本格ミステリーへの強い意気込みも感じます。 ただ、ラストへ向けての捜査陣の動きや考え方には、少し都合が良過ぎ、それは無いだろうと思いました。 | ||||
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「当たり前の日常」って何? 健康であること?家族があること?仕事があること? 普段、何気に明日が来ることを疑わない。 そんな日常を、いわゆる「普通の人」が豹変し、犯罪に走る可能性を孕んでいる。 貧乏すれば、健康を害すれば、将来を悲観すると・・・。 組織を守ることを優先し、いま目の前の弱者の救済を後回しにする。 立場に伴う相応の権力に基づいた指示に対し、自己の利益を死守しようと画策する。 そんな輩も、使い方次第で能力以上の力を発揮させ自分の仕事にやりがいを感じさせるも、上に立つ者の手腕の見せ所。 誰しも、その人にしか出来ないことがある。 一見、無駄に思われる、見えることに意味を見出し、結果を出す者をプロと呼ぶ。 未来が見えたら、何をする? | ||||
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ほとんど忘れていたので初めて読むように楽しめました。 刑事小説だとかまえてたのですがとても読みやすく 内藤了の藤堂比奈子シリーズのようでした。 この作者の作品は初めてだったのですがこの如月塔子シリーズは もちろんのことほかの作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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結構読みやすく、最近よく出ている「〇〇課〇〇班」とかのシリーズの小説になります。 1冊で簡潔するのですが、主人公の成長を見たかったり、人間関係が面白くなったりで、次!次!という感じで読んでいく感じの本です。 この本も人間関係が面白く、読みやすくなっています。 今現在は3冊目に入っていますが、シリーズは読みたいと思っています。 文体が読みやすい作家さんのようなので、飽きずに読み進められます。 | ||||
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ミステリーとしては物足りない 警察小説としても物足りない 犯人は特定しやすい 只、映像化したら面白くなりそう そんな原作向きの話 | ||||
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女性刑事が主人公の群像刑事ものというと、どうしても誉田氏の姫川玲子シリーズを思い出してしまう。 ただし、同じ陰惨な殺人事件を扱いながらもこちらはかなりドライな仕上がりだし、群像刑事ものとしてメンバーの個性も丁寧に描かれている。 そして何より、本格的な指向も伺えて中盤からは前半に提示された謎が次々に解決されて行き、犯人像もハッキリするにもかかわらず最後までどんでん返しが続く。 小さな伏線を全部しっかり回収する辺りも本格物に近いかも。 ここらは後書きにも書いてあったようだけど、ジェフリー・ディーバーのテイストの方が近いかもしれない。 (リンカーン・ライムは安楽椅子探偵ものだけど・・・) 次の作品が楽しみ。 | ||||
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捜査本部へクレーマー風電話をかけてくる犯人という奇想天外の趣向。ヒロインの女刑事も良いし、展開もきびきびしていて前半は実に面白い。 引き換え、後半はかなり残念な出来だ。他の刑事たちをWはじめ人間描写が、わざとやってるんじゃないかというぐらいルーティンで、相棒刑事のトラウマとか犯人の出征とか、おいおいと突っ込みたくなる。三人目の人質に関するツイストとかはなかなか良いものの、犯人特定がやけに強引だし・・・・ 細かな点で、犯人の量刑について語られる場面があるが、略取の末の殺人は重罪であることのほか、別に殺人に準じるものが数件、殺人よりも刑の重いのが別に1件加わっており、死刑の可能性が高いことへの言及がないのもヘン。 | ||||
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主人公が優等生過ぎていまいち感情移入できません。「犯罪は絶対に許さないです!」みたいな安っぽい正義感丸出しキャラが誉田哲也のジウシリーズの主人公に似てる。 女刑事ものはこんな感じになってしまうのでしょうか… 最後のピンセットで犯人にたどり着いた思考回路も???です。 | ||||
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言葉の使い回しが稚拙。若い作家か?と思いきやそうでもなく。小説を読んでいるというより、安いドラマを見せられている感覚。表紙が木村文乃だったので「石の繭」「水晶の鼓動」を購入して読んでみたが期待外れ。なんともはや…。映像化作品は面白いのだろうか? | ||||
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読んでみて内容は面白いです。 ドラマ化されたと言う事は評価されたんでしょね。 ただ、緊張感と言うか何か足りない。 | ||||
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ドラマ化されただけあって面白い。文章も読みやすく最後まで飽きずに読める力量は素晴らしい。 ただしあまりにも偶然が多すぎる。過去の事件、現在の事件の起きた経緯。人間関係などが全て偶然。 偶然じゃないのはトレミーが犯人を捜した部分くらい。 | ||||
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他の方のレビューにもあるように構成的に解りやすく、事件の流れも面白くスルスルと読める作品。 ただ、警察側の見せ場が無い。 主人公の見せ場すら無い。 犯人側の設定などがしっかり作られていた分、その差が大きく感じた。 シリーズ一作目だからというのもあるかもしれないが、警察側のキャラクターにもう少し魅力や見せ場をもたせて欲しかった。 | ||||
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前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。 | ||||
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陰惨な殺人事件を扱ってはいますが主人公塔子のキャラクターが、まあこれといって特徴的という訳ではないのですが、でもかえってそんなところが良くて、なんとなくほのぼのと女刑事の成長物語的に読み進めていたら最後にガツンと来ました。物語全体に散りばめたパズルのピースを作者は見事に組み立ててみせます。最初から彼女ありきの…いや、ここから先は申せません。是非、読んでみて確かめてほしい。 | ||||
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全体的に面白くなかった。初めから筋が読めてしまって、最後も思った通りな感じでドキドキ感が全く持てなくて残念でした。 | ||||
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廃屋で発見されたのはモルタルで固められた異様な死体。 そして、あろうことか、犯人は警察署に電話をかけてきた。交渉相手に選ばれたのは新人刑事の如月塔子。犯人の真の目的は何か。被害者が殺された理由は? 話は意外に、と言ってはなんだが、とても面白い(途中で警察より先に犯人の思考に追い付いた読者も多いとは思うが)。それなのに、残念ながら、ドキドキ感もハラハラ感もまったくなし。なにしろ、最初から話にも、登場人物にも犯人にも、人間関係にも、とにかく緊張感がまったく感じられないのだ。 主人公は小柄な新人女性刑事。思考回路も発想も(体格も)中学生という感じ。なにかもうちょっとできないか? とにかく、登場人物たちはとても平板で退屈。彼らが生き生きしてくれば、折角の話の面白さがもっと魅力的になるのに、とても残念。 ただ、話が結構面白かったので、次作以降に期待です。 | ||||
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警察小説のようでその実は新本格推理。 作者の仕掛けたワナは巧妙に隠されていています。 事件の構図は早い時点で想像できますが、 これ自体がミスリードのための仕掛けなのです。 警察小説を期待して読むと何が面白いのかわからないかもしれません。 (作者のワナ自体に気が付かない人もいるでしょう) 「騙された」ことで快感を得る新本格好きにはおススメです。 | ||||
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警察ものの女性主人公といえば、警部補・仕事ができる・組織になじまず性に奔放・美人というある意味お約束の設定が定番ですが、この主人公は発展途上でそんなに綺麗でもない。 恋愛など皆無という女性。 やっぱりすっきりするのはいつも通りのお約束設定のほうが断然面白くなるはずではあるのに、敢えて違う主人公像に挑戦した点は評価できると思う。 起こる事件が結構ショッキングな事件のため、面白いは面白いのですが、お約束通りの主人公像のほうがきっと面白くなったのではないのかなあ、と主観的には思います。 | ||||
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点と点は繋がっていて説明があるので状況が分かりやすい。 普段からとても細かい所を見ているのは解るけど、それでも、ええっそれで犯人に繋がる?という強引さがある。でも犯人にたどり着かない刑事も締まらないし、まあいいか。 最後は予想より上だったので一応満足。 工場爆破の時はテレビか映画用に作られたような見せ場的違和感が。 まさかの○○組織。 ただトレミーは母子に拘っていたはず。 トレミーが憎むべき者と同じように母親という立場の人間を自分の手に掛ける心理はどうも理解できなかった。 復讐ではなく快楽だったと考えると腑に落ちるが、それだと個人的にトレミーが薄っぺらく感じる。 でも塔子が工場爆破の後に問答無用でねじ伏せるとトレミーを見捨てたのもそういうことかなとも思う。 | ||||
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なかなかよく構成されている。 最後の最後まで、目が離せない展開と、刑事の関係をしっかり描いていて非常に面白い小説に出来上がっている。 最初から起きていることが最後の最後までからんでいる構成は見事。 久々に面白いストーリー展開で、ドラマ化された理由もよくわかる。 | ||||
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