フーコーの振り子

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評判

フーコーの振り子の評価:

3.62/5点 レビュー 34件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 1〜20 1/4ページ
No.66
(1pt)

だだだだだ

全然ダメ。投げた。
フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫)より
416725445X
No.65
(1pt)

だだだだだ

全然ダメ。投げた。
フーコーの振り子〈上〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉より
4163137807
No.64
(3pt)

支離滅裂

あらゆるオカルト系の知識が乱雑に散りばめられている…だけ。
かなりの予備知識がない読者には何の話だかさっぱり分からないだろうが、
かなりの予備知識がある読者にはあまり新しい発見はないだろう…。
それくらい浅く広いオカルト情報の洪水だ。

ミステリー小説としては三流としか言えない。
ストーリーには流れが無いし、会話も支離滅裂で、極めて読みづらい。
著者自身がオカルトにのめり込み過ぎて頭がおかしくなってしまったのだろうか??

ゴチャゴチャに詰め込まれたオカルト情報のオモチャ箱…といった感じである。

現実世界への応用をそっちのけにして、純粋数学の形而上的数学論にのめり込み過ぎた哀れな数学マニア…とでも表現するべきか…。

読者を聡明に導く…というよりは、
読者を低俗な迷いの森に引き込もうとしているようにすら感じる…。

読み終わっても心に残るモノがほとんど無い。

(翻訳の難しさも考慮して星を三つ付ける。)
フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫)より
416725445X
No.63
(3pt)

支離滅裂

あらゆるオカルト系の知識が乱雑に散りばめられている…だけ。
かなりの予備知識がない読者には何の話だかさっぱり分からないだろうが、
かなりの予備知識がある読者にはあまり新しい発見はないだろう…。
それくらい浅く広いオカルト情報の洪水だ。

ミステリー小説としては三流としか言えない。
ストーリーには流れが無いし、会話も支離滅裂で、極めて読みづらい。
著者自身がオカルトにのめり込み過ぎて頭がおかしくなってしまったのだろうか??

ゴチャゴチャに詰め込まれたオカルト情報のオモチャ箱…といった感じである。

現実世界への応用をそっちのけにして、純粋数学の形而上的数学論にのめり込み過ぎた哀れな数学マニア…とでも表現するべきか…。

読者を聡明に導く…というよりは、
読者を低俗な迷いの森に引き込もうとしているようにすら感じる…。

読み終わっても心に残るモノがほとんど無い。

(翻訳の難しさも考慮して星を三つ付ける。)
フーコーの振り子〈上〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉より
4163137807
No.62
(4pt)

中古本としては、良好です

中古本としては、それなりに良いと思う。本の内容が、素晴らしい事を期待して、楽しみにしています。
フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫)より
4167254468
No.61
(4pt)

中古本としては、良好です

中古本としては、それなりに良いと思う。本の内容が、素晴らしい事を期待して、楽しみにしています。
フーコーの振り子〈下〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈下〉より
4163137904
No.60
(3pt)

退屈を楽しむ

押し入れを整理したら単行本上巻が出てきた、
初版である、
なぜ上巻だけかと言えば、おそらく古書店店頭のワゴンに上巻だけ並んでいたからだったはずだ、
古本は基本必ず揃いで買う習性なので、間違いないと思う、
そう、薔薇の名前のようなワクワクする娯楽性が皆無のこの本、
薔薇の名前の作者の新刊というだけの引きで発売時には上巻はそれなりに売れたのだと思う、
結果、下巻前に挫折した読者が多かったと推測する、
薔薇の名前の映画化があれほどに面白かったのだから、次の作品も映画関係者はこんどはおれが作ると意気込んでいたに違いないのだが、そのような話題はとんと聞いたことがない、
それだけで娯楽性に欠けた内容だろうことが確定のように購入時に思い、おそらく平成の十年か二十年しまい込まれていたのだった、

で、読んでみた、
まだ途中だが、叙述はじつに平板でワクワク感はやはりまったく無い、
のだが、なにか後を引く面白さがある、
たいくつだが、とりあえず読み進もうという意欲が湧くのだった、
先行レビューでもいくつか指摘されているように訳文にはいろいろ難点はありそうだが、日本語の文章としてはコナレており読みやすい(多少の基礎知識があればだが)、
百科全書的な教養小説/蘊蓄小説と思えば、特に訳文を強く批判する必要はないとも感じる、
さて数週間後、下巻に進む意欲が湧くかどうか、楽しみである、
物語の底には冷戦構造崩壊後の共産主義者並びに同調者たちの挫折感があり、彼らの喪失や苛立ちを書き込みたい気配を感じる、
テンプル騎士団にコミュニストたちをなぞりたいのかもしれないが、無茶なアイデアのように思うが、さてどう進むことやら、

訳者はところどころ面白い日本語を当てている、
恐れ入谷の鬼子母神
益荒猛男の愛:マスラタケオ
据え膳食わぬはテンプルの恥、
ならぬかんにん するがかんにん
昔一人で英和辞典を作ったという斉藤何某という伝説の英語学者がいたが、その辞書ではLove is blindをあばたもえくぼという超名訳があったことを思い出した、
フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫)より
416725445X
No.59
(3pt)

退屈を楽しむ

押し入れを整理したら単行本上巻が出てきた、
初版である、
なぜ上巻だけかと言えば、おそらく古書店店頭のワゴンに上巻だけ並んでいたからだったはずだ、
古本は基本必ず揃いで買う習性なので、間違いないと思う、
そう、薔薇の名前のようなワクワクする娯楽性が皆無のこの本、
薔薇の名前の作者の新刊というだけの引きで発売時には上巻はそれなりに売れたのだと思う、
結果、下巻前に挫折した読者が多かったと推測する、
薔薇の名前の映画化があれほどに面白かったのだから、次の作品も映画関係者はこんどはおれが作ると意気込んでいたに違いないのだが、そのような話題はとんと聞いたことがない、
それだけで娯楽性に欠けた内容だろうことが確定のように購入時に思い、おそらく平成の十年か二十年しまい込まれていたのだった、

で、読んでみた、
まだ途中だが、叙述はじつに平板でワクワク感はやはりまったく無い、
のだが、なにか後を引く面白さがある、
たいくつだが、とりあえず読み進もうという意欲が湧くのだった、
先行レビューでもいくつか指摘されているように訳文にはいろいろ難点はありそうだが、日本語の文章としてはコナレており読みやすい(多少の基礎知識があればだが)、
百科全書的な教養小説/蘊蓄小説と思えば、特に訳文を強く批判する必要はないとも感じる、
さて数週間後、下巻に進む意欲が湧くかどうか、楽しみである、
物語の底には冷戦構造崩壊後の共産主義者並びに同調者たちの挫折感があり、彼らの喪失や苛立ちを書き込みたい気配を感じる、
テンプル騎士団にコミュニストたちをなぞりたいのかもしれないが、無茶なアイデアのように思うが、さてどう進むことやら、

訳者はところどころ面白い日本語を当てている、
恐れ入谷の鬼子母神
益荒猛男の愛:マスラタケオ
据え膳食わぬはテンプルの恥、
ならぬかんにん するがかんにん
昔一人で英和辞典を作ったという斉藤何某という伝説の英語学者がいたが、その辞書ではLove is blindをあばたもえくぼという超名訳があったことを思い出した、
フーコーの振り子〈上〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉より
4163137807
No.58
(5pt)

満足

丁寧に梱包されており、商品も説明通りの状態でとても満足です。もう書店では買えない本なので、こちらで安価で購入できて助かりました。
エーコの独特の文章、世界観を楽しめる作品だと思います。
フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫)より
4167254468
No.57
(5pt)

満足

丁寧に梱包されており、商品も説明通りの状態でとても満足です。もう書店では買えない本なので、こちらで安価で購入できて助かりました。
エーコの独特の文章、世界観を楽しめる作品だと思います。
フーコーの振り子〈下〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈下〉より
4163137904
No.56
(3pt)

日焼けが気になりました

商品状態「非常に良い」で本体はよかったのですが、せめて焼けは綺麗にして欲しかったです。上巻を他店で「非常に良い」で買いましたが、並べると色が違ってとても古く見えます。安いものもあるなかで「非常に良い」を選んでいる理由を想像していただきたいと思いました。とても残念です。
フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫)より
4167254468
No.55
(3pt)

日焼けが気になりました

商品状態「非常に良い」で本体はよかったのですが、せめて焼けは綺麗にして欲しかったです。上巻を他店で「非常に良い」で買いましたが、並べると色が違ってとても古く見えます。安いものもあるなかで「非常に良い」を選んでいる理由を想像していただきたいと思いました。とても残念です。
フーコーの振り子〈下〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈下〉より
4163137904
No.54
(2pt)

作者の衒学趣味を好む方だけが楽しめる駄作

「薔薇の名前」で苦渋を舐めたにも関わらず、また作者の作品を読むという愚を犯してしまった。上巻を読んでウンザリし、しばらく放って置いたのだが、意を決して下巻を読んでみた。感想はほぼ同様で、作者は確かに世界的な記号学者なのかも知れないが、作家としての資質は乏しい。読者の楽しみのために小説を書くと言うよりは、自身の博識を"ひけらかす"ために小説を書いているという衒学趣味が濃厚で、読んでいて少しも面白くない。博識を文学へと昇華させたボルヘスとは大違いである。

<薔薇十字・テンプル騎士団(しかし、作者はこのテーマが好きですねぇ~)>600年の「計画」に気付いた主人公達3名が、「フーコーの振り子」が指し示す位置にその「計画」図があるとして想像を巡らす(妄想に浸る)物語なのだが、薀蓄が煩わしい。錬金術、フリーメーソン、カバラ主義、両性具有の天使、「子宮=宇宙」という世界観、「フーコーの振り子=地球の臍」説、地電流(意味不明)、主人公達の1名が「フーコーの振り子」の不動点、ヒトラーと「地球空洞説」、精液と経血による聖列文字、テンプル騎士団の分派のベーコン派、入会時の秘儀等々、夥しい薀蓄が披露されるが、読者は置き去りである。<テンプル騎士団>を初めとするヨッロッパの暗黒時代の事柄に興味を持つ日本人が居るだろうか?。

そして、結末を読むと、何だか表向きは「西遊記」の結末に似ているのである(即ち、このテーマ・展開で結末は仏教的!)。それとも、作中の「私」のメタ・フィクションという事なのだろうか ? 一筋縄では行かない。上巻と比較すると視界が少し開けて、ようやく読破出来たが、この結末には落胆した。作者の衒学趣味を好む方だけが楽しめる作品。大作だが読破する価値が殆どない駄作だと思った。
フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫)より
4167254468
No.53
(2pt)

作者の衒学趣味を好む方だけが楽しめる駄作

「薔薇の名前」で苦渋を舐めたにも関わらず、また作者の作品を読むという愚を犯してしまった。上巻を読んでウンザリし、しばらく放って置いたのだが、意を決して下巻を読んでみた。感想はほぼ同様で、作者は確かに世界的な記号学者なのかも知れないが、作家としての資質は乏しい。読者の楽しみのために小説を書くと言うよりは、自身の博識を"ひけらかす"ために小説を書いているという衒学趣味が濃厚で、読んでいて少しも面白くない。博識を文学へと昇華させたボルヘスとは大違いである。

<薔薇十字・テンプル騎士団(しかし、作者はこのテーマが好きですねぇ~)>600年の「計画」に気付いた主人公達3名が、「フーコーの振り子」が指し示す位置にその「計画」図があるとして想像を巡らす(妄想に浸る)物語なのだが、薀蓄が煩わしい。錬金術、フリーメーソン、カバラ主義、両性具有の天使、「子宮=宇宙」という世界観、「フーコーの振り子=地球の臍」説、地電流(意味不明)、主人公達の1名が「フーコーの振り子」の不動点、ヒトラーと「地球空洞説」、精液と経血による聖列文字、テンプル騎士団の分派のベーコン派、入会時の秘儀等々、夥しい薀蓄が披露されるが、読者は置き去りである。<テンプル騎士団>を初めとするヨッロッパの暗黒時代の事柄に興味を持つ日本人が居るだろうか?。

そして、結末を読むと、何だか表向きは「西遊記」の結末に似ているのである(即ち、このテーマ・展開で結末は仏教的!)。それとも、作中の「私」のメタ・フィクションという事なのだろうか ? 一筋縄では行かない。上巻と比較すると視界が少し開けて、ようやく読破出来たが、この結末には落胆した。作者の衒学趣味を好む方だけが楽しめる作品。大作だが読破する価値が殆どない駄作だと思った。
フーコーの振り子〈下〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈下〉より
4163137904
No.52
(1pt)

ストーリーが0点

めくるめくオカルトな知識が開陳されて目がくらみそうですが、
肝心のストーリーが0点です。
オカルトな知識もその場その場で場当たり的に出てくるだけで、
相関関係をもって語られることもないし。
しかもラストではその手のオカルトな知識の全否定。
「秘密なんてないよ、信じてる奴がバカ」みたいな落ちですし。
薔薇の名前はあれほど素晴らしい出来だったのに、本作はがっかりですね。
でもオカルトに関する共通の下地があるヨーロッパの人には楽しめると思います。
フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫)より
416725445X
No.51
(1pt)

ストーリーが0点

めくるめくオカルトな知識が開陳されて目がくらみそうですが、
肝心のストーリーが0点です。
オカルトな知識もその場その場で場当たり的に出てくるだけで、
相関関係をもって語られることもないし。
しかもラストではその手のオカルトな知識の全否定。
「秘密なんてないよ、信じてる奴がバカ」みたいな落ちですし。
薔薇の名前はあれほど素晴らしい出来だったのに、本作はがっかりですね。
でもオカルトに関する共通の下地があるヨーロッパの人には楽しめると思います。
フーコーの振り子〈上〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉より
4163137807
No.50
(5pt)

西洋史、宗教史、美術史が好きな方へ

今回のエーコの作品はかなり魅力的なキャラ達が出てくる。特にアンパーロが私は好きで、自分に似ていると思った。「女性は感じやすいから。」と儀式で踊る女性達に皮肉の言葉を投げ掛けるのがナイス!その後の彼女の不幸な体験に寄り添えない主人公にイライラした。気持ちは分かるが。
下巻にアンパーロの活躍があるのか期待する。
エーコに出てくる女性は、女性軽視を嫌がるふりはするが、男性目線で描かれているので、都合のよい女性にされてしまっているのが嫌かな…

後は文句なし。訳者も上手いと思う。かなりの知識がないとこんな本は訳せないだろう。私はフランス語話者なので、フランス訛りのイタリア語を日本語で面白く訳しているのに笑いがこみあげた。
フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫)より
416725445X
No.49
(5pt)

西洋史、宗教史、美術史が好きな方へ

今回のエーコの作品はかなり魅力的なキャラ達が出てくる。特にアンパーロが私は好きで、自分に似ていると思った。「女性は感じやすいから。」と儀式で踊る女性達に皮肉の言葉を投げ掛けるのがナイス!その後の彼女の不幸な体験に寄り添えない主人公にイライラした。気持ちは分かるが。
下巻にアンパーロの活躍があるのか期待する。
エーコに出てくる女性は、女性軽視を嫌がるふりはするが、男性目線で描かれているので、都合のよい女性にされてしまっているのが嫌かな…

後は文句なし。訳者も上手いと思う。かなりの知識がないとこんな本は訳せないだろう。私はフランス語話者なので、フランス訛りのイタリア語を日本語で面白く訳しているのに笑いがこみあげた。
フーコーの振り子〈上〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉より
4163137807
No.48
(1pt)

作者自身の博識を"ひけらかす"ために小説を書いているという気配が濃厚で、「薔薇の名前」を凌ぐ愚作

「薔薇の名前」で苦渋を舐めたにも関わらず、また作者の作品を読むという愚を犯してしまった。作者は確かに世界的な記号学者なのかも知れないが、作家としての資質はゼロである。読者の楽しみのために小説を書くと言うよりは、自身の博識を"ひけらかす"ために小説を書いているという気配が濃厚で、読んでいて少しも面白くない。作中で、ボルヘスの一節が引用されるが、博識を文学へと昇華させたボルヘスとは大違いである。

下巻は未読だが、どうやら、<テンプル騎士団>2000年の計画(陰謀)に気付いた主人公達3名(その内、1名は<テンプル騎士団>の研究家)が窮地に陥るという物語らしいが、作品の冒頭で既に窮地に陥っているにも関わらず、事件のキッカケから、窮地に陥るまでの経緯の説明が長過ぎるのである。しかも、上述した通り、<テンプル騎士団>を初めとする、ヨッロッパの暗黒時代の事柄(興味を持つ日本人が居るだろうか?)を中心として、作者自身の博識を"ひけらかし"たり、作者自身の思惟を気儘に綴っていたりするだけで、読者は置き去りである。

大作だが愚作。そんな印象しか与えない作品で、私は一応上巻は読み切ったが、まるで我慢比べをしている様で、貴重な時間をムダに費やしてしまったという後悔の念しか感じなかった。
フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫)より
416725445X
No.47
(1pt)

作者自身の博識を"ひけらかす"ために小説を書いているという気配が濃厚で、「薔薇の名前」を凌ぐ愚作

「薔薇の名前」で苦渋を舐めたにも関わらず、また作者の作品を読むという愚を犯してしまった。作者は確かに世界的な記号学者なのかも知れないが、作家としての資質はゼロである。読者の楽しみのために小説を書くと言うよりは、自身の博識を"ひけらかす"ために小説を書いているという気配が濃厚で、読んでいて少しも面白くない。作中で、ボルヘスの一節が引用されるが、博識を文学へと昇華させたボルヘスとは大違いである。

下巻は未読だが、どうやら、<テンプル騎士団>2000年の計画(陰謀)に気付いた主人公達3名(その内、1名は<テンプル騎士団>の研究家)が窮地に陥るという物語らしいが、作品の冒頭で既に窮地に陥っているにも関わらず、事件のキッカケから、窮地に陥るまでの経緯の説明が長過ぎるのである。しかも、上述した通り、<テンプル騎士団>を初めとする、ヨッロッパの暗黒時代の事柄(興味を持つ日本人が居るだろうか?)を中心として、作者自身の博識を"ひけらかし"たり、作者自身の思惟を気儘に綴っていたりするだけで、読者は置き去りである。

大作だが愚作。そんな印象しか与えない作品で、私は一応上巻は読み切ったが、まるで我慢比べをしている様で、貴重な時間をムダに費やしてしまったという後悔の念しか感じなかった。
フーコーの振り子〈上〉 Amazon書評・レビュー: フーコーの振り子〈上〉より
4163137807