ヌメロ・ゼロ
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ストレートに書きたいことを書いた作品のように思えました。エーコ は「2016年2月19日、癌のために84歳で死去した(Wikipedia)」そうです。この本は、2015年に出版されているので(日本語訳は2016年)、想像ですが、これまでの作品のように長編を書くだけの時間が残されていないために、著者にしてはめずらしく伝えたいことに絞って書かれたのではないでしょうか。 主人公たちは、読者を惑わす記事の書き方や紙面構成方法を共有して、情報操作の仕組みを教えてくれ、その後の同僚の調査という形でイタリアの陰謀史を紹介することで、この情報操作の中から本当の情報を知り得る目を培えるようにしてくれているように感じました。今、様々な矛盾した情報が毎日報道される中にあって、この本で教えてくれることは非常に役に立つように思えます。 イタリアの陰謀史は、一瞬ひるみますが、個々に検索するとWikipediaでかなり詳しい情報を知ることができます。イタリア史のもともとの素養がなくても、ネットの情報によってある程度楽しく読めました。今こそ読むのにふさわしい本だと思います。 | ||||
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薔薇の名前は未読です、読める気がまるでしない。 フーコーの振り子は読んだが、やはりまるで理解できとらん。 ・・・そういう尻込みや挫折した方、初めて エーコを読む方にはコレ。 巨匠の遺作って、年齢的な衰えも含めて、 代表作に比してダメ扱いされがちだけど。 その衰えが、未熟な読者には丁度いい場合もあります(私です)。 正直コレも正しく理解できとらんだろうが、それでも面白く読めただけ前進したなぁとか思うわけです。 まだ書架の探偵は読んでないけど・・・ ジーン・ウルフも同じ気がする 笑 | ||||
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残念ながら失敗作だと思う。つまらない。 薔薇の名前を読んだ時の興奮を未だに憶えているので残念だ。 | ||||
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エーコの小説は、時として難解で、歴史的背景を知らないとよく楽しめないところがあるが、この作品は長さも適当でおまけにほとんどの歴史的な背景は小説内で説明されているので、青変わらず凝った文体ではあるが、とても読みやすい(この作家にしては!!)イタリー語は読めないのでこの小説を紹介してくれた翻訳家に感謝!! | ||||
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短め(Kindleのカウントで3000未満)なので読み終えましたが、おそらく作者が読み取ってほしいと思う部分をほとんど理解できなかったろうと思います。 20世紀のイタリアの社会史を陰謀史観で読み替えていくことで、歴史や報道の持つ客観性や普遍性への疑いを訴えることがテーマなのかも、と思います。 しかし、イタリア現代史を知らなかったり、読解力が低かったりで、字面を追いかけるのが精一杯でした。 | ||||
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