■スポンサードリンク


青い虚空



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
青い虚空 (文春文庫)

青い虚空の評価: 4.49/5点 レビュー 41件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.49pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全41件 41~41 3/3ページ
<<123
No.1:
(3pt)

THE BLUE NOWHERE

前作Empty Chairまで快調に飛ばしていたディーヴァーであるが、本作は読んでいる間、いくども「?」と感じさせる。天才ハッカーであり連続殺人犯を服役中の元ハッカーが警察の要請で追うというストリー。まず違和感を覚えるのが、なぜ作者はインターネットをその舞台に設定したのかということ。作者は仔細にインターネット、そしてハッキングについて解説しているが、多くの読者には馴染みが薄い世界だろうし、読者を選ぶ結果になっているのではないか。また、作者のコンフィンダンサーから続く、連続殺人犯がいてそれを追う主人公グループ、そしてその中にいる意外な裏切り者という「お約束」の展開が本作品にもあてはまり、途中から興味が主人公グループの誰が裏切り者なのかという方向に向いてしまうこと。後半、犯人がシステムにハッキングし逃走する場面でこれは作者が映画化を見据えて書いたのではないかと推測してしまう。つまり文章ではあまり迫ってこないコンピュータ犯罪も映像化には向いているかもしれないからだ。ネットを使って犯罪を犯す犯人を同じくネットを使って追うというアイデアは面白いのだが。
青い虚空 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:青い虚空 (文春文庫)より
4167661101

スポンサードリンク

  



<<123
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!