鋼鉄都市

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

鋼鉄都市の評価:

4.49/5点 レビュー 86件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.49pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全166件 101〜120 6/9ページ
No.66
(5pt)

昔は気づかなかったけどひょっとして

一番最初に読んだのはおそらく30年ほど昔、中学生のころ。それから何度も読み、今回は10年以上ぶりに再読。

中学生の頃は気づかなかったんですが、あらためて読み返してみると

・スペーサー・・州の数と同じ50星系であることを考えても、おそらくはアメリカ。新世界に進出した人たちの子孫で旧世界である地球に比べ圧倒的な科学力と個人主義。
・地球人・・共産主義的共同生活。おそらくはヨーロッパ。イギリスかソ連あたりのミックスだろうか。旧来の慣習に縛られ進取の気概を失ってしまっている。
・ロボット・・この本が書かれた1953年と言う時代を考えると、黒人?簡単な仕事を次々と白人から奪い、地球人からの反発を招いている。逆に宇宙では、人間とロボットの共同生活が営まれている。

時代背景を考えると、大きくは外れていない気がする。おそらく発刊当時のアメリカ人は上記のような気持ちでこの本を読んだのではないだろうか。

この本を書いたときのアシモフがどういう気持だったかはわからないが、ロボットと協力して新世界に進出すべきというエンディングから考えると、なんとなく見えてくる気がする。

この本では地球の人口は80億人程度で、もういっぱいいっぱいだったのが、すでに2017年でその数字に追いついているのが感慨深い。

R.ダニール・オリバーがはやく生産されればいいのに
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.65
(5pt)

昔は気づかなかったけどひょっとして

一番最初に読んだのはおそらく30年ほど昔、中学生のころ。それから何度も読み、今回は10年以上ぶりに再読。

中学生の頃は気づかなかったんですが、あらためて読み返してみると

・スペーサー・・州の数と同じ50星系であることを考えても、おそらくはアメリカ。新世界に進出した人たちの子孫で旧世界である地球に比べ圧倒的な科学力と個人主義。
・地球人・・共産主義的共同生活。おそらくはヨーロッパ。イギリスかソ連あたりのミックスだろうか。旧来の慣習に縛られ進取の気概を失ってしまっている。
・ロボット・・この本が書かれた1953年と言う時代を考えると、黒人?簡単な仕事を次々と白人から奪い、地球人からの反発を招いている。逆に宇宙では、人間とロボットの共同生活が営まれている。

時代背景を考えると、大きくは外れていない気がする。おそらく発刊当時のアメリカ人は上記のような気持ちでこの本を読んだのではないだろうか。

この本を書いたときのアシモフがどういう気持だったかはわからないが、ロボットと協力して新世界に進出すべきというエンディングから考えると、なんとなく見えてくる気がする。

この本では地球の人口は80億人程度で、もういっぱいいっぱいだったのが、すでに2017年でその数字に追いついているのが感慨深い。

R.ダニール・オリバーがはやく生産されればいいのに
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.64
(5pt)

本書は単なるSFではない

未来の地球では増えすぎた人口を養うため、人々は「シティ」と呼ばれる巨大な鉄とコンクリートで覆われた都市の中に集合住宅を築き、食料とエネルギーを効率的に使うことで生き延びていた。一方、シティが完成する前に宇宙移民した人類は宇宙人と呼ばれ、人口では地球にはるか及ばないものの、ロボットを利用し、非常に高い科学技術文明を築いていた。
ある日、ニューヨーク市警の私服刑事イライジャ・ベイリは警視総監に呼び出され、宇宙人が殺されたという前代未聞の事件の捜査を命じられる。宇宙人からの指示で、人間と見間違うほどに精巧に作られたロボット・ダニール・オリヴォーがパートナーとしてやって来た。ロボットへの反感を持っているベイリは、容疑者の見当もつかない中、捜査を始める――。
ベイリは一度は間違った結論に達したものの、宇宙人ファストルフ博士や、地球人のロボット学者ジェリゲル博士、そして、懐古主義者の一員クロウサーとの対話を通じ、ついに真犯人に辿り着く。それは意外な人物であった――。

本書を初めて読んだのは、たしか中学生の時である。その後、何度か読み直したが、今回ついに、ベイリの年齢を追い越してしまった。翻訳は、今の私より若くして亡くなった福島正実氏だが、氏の本格的な訳があったればこそ、大人になった今でも読める作品となっている。この歳で読み直してみると、また新しい視点が開けてくる。
たとえば、地球人の宇宙人に対する劣等感は、いわゆる3K(高身長・高所得・高学歴)や、アジア人が欧米人に抱く劣等感と同じではないか。地球人はそれがために、宇宙都市へ暴動を起こしたがすぐ鎮圧されてしまう。前へ進もうということ諦め、ただ劣等感に苛まれる集団は、暴動を完遂する気構えも無いものだ。
地球人がロボットに対して向ける敵意は、自分の仕事が奪われるのではないかという恐怖に由来する。これは現代社会において、人工知能に向けて同じ恐怖を感じしている人々がいる。
そんな中、狭い共同住宅に住み、妻ジェシィの身を案じ、息子ベントリィの将来を考えながら上司の無理難題に応じる父親ベイリは、日本人のお父さんそのものではないか。

ベイリの推理の過程で、もっとも重要な役割を果たすのはR・ダニール・オリヴォーだ。ダニールは、アヒモフが編み出した有名な「ロボット工学三原則」に縛られており、常に論理的な存在だ。ベイリは、時には感情をぶつけ、時には思考を整理する道具としてダニールを利用した。
これは、私が仕事道具としているコンピュータと関係に非常に近い。いや、本当は反対で、少年期にアシモフのロボットものを読んだ影響で、コンピュータとそういう接し方をするようになったというのが正解だろう。
その影響で人工知能の研究をするようになり、ゆうきまさみ氏の漫画『究極超人あ~る』の主人公R・田中一郎というネーミングにニヤリとさせられ‥‥。
その自分もベイリと同じで、どうやら日本という国家の枠組みから外へ出ることはできそうにもない。だがしかし、ネット世代である息子には、世界に出て行き、その目で世界を見聞きしてほしいと願っている。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.63
(5pt)

本書は単なるSFではない

未来の地球では増えすぎた人口を養うため、人々は「シティ」と呼ばれる巨大な鉄とコンクリートで覆われた都市の中に集合住宅を築き、食料とエネルギーを効率的に使うことで生き延びていた。一方、シティが完成する前に宇宙移民した人類は宇宙人と呼ばれ、人口では地球にはるか及ばないものの、ロボットを利用し、非常に高い科学技術文明を築いていた。
ある日、ニューヨーク市警の私服刑事イライジャ・ベイリは警視総監に呼び出され、宇宙人が殺されたという前代未聞の事件の捜査を命じられる。宇宙人からの指示で、人間と見間違うほどに精巧に作られたロボット・ダニール・オリヴォーがパートナーとしてやって来た。ロボットへの反感を持っているベイリは、容疑者の見当もつかない中、捜査を始める――。
ベイリは一度は間違った結論に達したものの、宇宙人ファストルフ博士や、地球人のロボット学者ジェリゲル博士、そして、懐古主義者の一員クロウサーとの対話を通じ、ついに真犯人に辿り着く。それは意外な人物であった――。

本書を初めて読んだのは、たしか中学生の時である。その後、何度か読み直したが、今回ついに、ベイリの年齢を追い越してしまった。翻訳は、今の私より若くして亡くなった福島正実氏だが、氏の本格的な訳があったればこそ、大人になった今でも読める作品となっている。この歳で読み直してみると、また新しい視点が開けてくる。
たとえば、地球人の宇宙人に対する劣等感は、いわゆる3K(高身長・高所得・高学歴)や、アジア人が欧米人に抱く劣等感と同じではないか。地球人はそれがために、宇宙都市へ暴動を起こしたがすぐ鎮圧されてしまう。前へ進もうということ諦め、ただ劣等感に苛まれる集団は、暴動を完遂する気構えも無いものだ。
地球人がロボットに対して向ける敵意は、自分の仕事が奪われるのではないかという恐怖に由来する。これは現代社会において、人工知能に向けて同じ恐怖を感じしている人々がいる。
そんな中、狭い共同住宅に住み、妻ジェシィの身を案じ、息子ベントリィの将来を考えながら上司の無理難題に応じる父親ベイリは、日本人のお父さんそのものではないか。

ベイリの推理の過程で、もっとも重要な役割を果たすのはR・ダニール・オリヴォーだ。ダニールは、アヒモフが編み出した有名な「ロボット工学三原則」に縛られており、常に論理的な存在だ。ベイリは、時には感情をぶつけ、時には思考を整理する道具としてダニールを利用した。
これは、私が仕事道具としているコンピュータと関係に非常に近い。いや、本当は反対で、少年期にアシモフのロボットものを読んだ影響で、コンピュータとそういう接し方をするようになったというのが正解だろう。
その影響で人工知能の研究をするようになり、ゆうきまさみ氏の漫画『究極超人あ~る』の主人公R・田中一郎というネーミングにニヤリとさせられ‥‥。
その自分もベイリと同じで、どうやら日本という国家の枠組みから外へ出ることはできそうにもない。だがしかし、ネット世代である息子には、世界に出て行き、その目で世界を見聞きしてほしいと願っている。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.62
(5pt)

本書は単なるSFではない

未来の地球では増えすぎた人口を養うため、人々は「シティ」と呼ばれる巨大な鉄とコンクリートで覆われた都市の中に集合住宅を築き、食料とエネルギーを効率的に使うことで生き延びていた。一方、シティが完成する前に宇宙移民した人類は宇宙人と呼ばれ、人口では地球にはるか及ばないものの、ロボットを利用し、非常に高い科学技術文明を築いていた。
ある日、ニューヨーク市警の私服刑事イライジャ・ベイリは警視総監に呼び出され、宇宙人が殺されたという前代未聞の事件の捜査を命じられる。宇宙人からの指示で、人間と見間違うほどに精巧に作られたロボット・ダニール・オリヴォーがパートナーとしてやって来た。ロボットへの反感を持っているベイリは、容疑者の見当もつかない中、捜査を始める――。
ベイリは一度は間違った結論に達したものの、宇宙人ファストルフ博士や、地球人のロボット学者ジェリゲル博士、そして、懐古主義者の一員クロウサーとの対話を通じ、ついに真犯人に辿り着く。それは意外な人物であった――。

本書を初めて読んだのは、たしか中学生の時である。その後、何度か読み直したが、今回ついに、ベイリの年齢を追い越してしまった。翻訳は、今の私より若くして亡くなった福島正実氏だが、氏の本格的な訳があったればこそ、大人になった今でも読める作品となっている。この歳で読み直してみると、また新しい視点が開けてくる。
たとえば、地球人の宇宙人に対する劣等感は、いわゆる3K(高身長・高所得・高学歴)や、アジア人が欧米人に抱く劣等感と同じではないか。地球人はそれがために、宇宙都市へ暴動を起こしたがすぐ鎮圧されてしまう。前へ進もうということ諦め、ただ劣等感に苛まれる集団は、暴動を完遂する気構えも無いものだ。
地球人がロボットに対して向ける敵意は、自分の仕事が奪われるのではないかという恐怖に由来する。これは現代社会において、人工知能に向けて同じ恐怖を感じしている人々がいる。
そんな中、狭い共同住宅に住み、妻ジェシィの身を案じ、息子ベントリィの将来を考えながら上司の無理難題に応じる父親ベイリは、日本人のお父さんそのものではないか。

ベイリの推理の過程で、もっとも重要な役割を果たすのはR・ダニール・オリヴォーだ。ダニールは、アヒモフが編み出した有名な「ロボット工学三原則」に縛られており、常に論理的な存在だ。ベイリは、時には感情をぶつけ、時には思考を整理する道具としてダニールを利用した。
これは、私が仕事道具としているコンピュータと関係に非常に近い。いや、本当は反対で、少年期にアシモフのロボットものを読んだ影響で、コンピュータとそういう接し方をするようになったというのが正解だろう。
その影響で人工知能の研究をするようになり、ゆうきまさみ氏の漫画『究極超人あ~る』の主人公R・田中一郎というネーミングにニヤリとさせられ‥‥。
その自分もベイリと同じで、どうやら日本という国家の枠組みから外へ出ることはできそうにもない。だがしかし、ネット世代である息子には、世界に出て行き、その目で世界を見聞きしてほしいと願っている。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.61
(5pt)

ここから

アシモフは図書館で読んでいましたがロボットシリーズの最初の話なので
やっぱり買っておきたいと思っていました。
本も綺麗で良かったです。ありがとうございました。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.60
(5pt)

ここから

アシモフは図書館で読んでいましたがロボットシリーズの最初の話なので
やっぱり買っておきたいと思っていました。
本も綺麗で良かったです。ありがとうございました。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.59
(5pt)

ここから

アシモフは図書館で読んでいましたがロボットシリーズの最初の話なので
やっぱり買っておきたいと思っていました。
本も綺麗で良かったです。ありがとうございました。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.58
(5pt)

何度でも読める

数年ぶりにロボットシリーズ読みたくなり。何故か書庫から探せず購入する。
ロボットシリーズでは、やはり最高でダニールのユーモアさは一番。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.57
(5pt)

何度でも読める

数年ぶりにロボットシリーズ読みたくなり。何故か書庫から探せず購入する。
ロボットシリーズでは、やはり最高でダニールのユーモアさは一番。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.56
(5pt)

何度でも読める

数年ぶりにロボットシリーズ読みたくなり。何故か書庫から探せず購入する。
ロボットシリーズでは、やはり最高でダニールのユーモアさは一番。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.55
(4pt)

アシモフさんのミステリーは少しとっつきにくい

・・・という印象が、読んだ2作目にして確立。
でも、読み終わって振り返ると、「あぁ、面白かったなぁ」となっている。

これは『1984』をどうしても想起してしまう、ユートピア目指したディストピア的世界観の舞台で
ロボットや宇宙人の要素を盛り込んだ、贅沢な内容。
宇宙人要素は薄いですが、ロボット面では結構深く切り込んできます。
最近の映画過『エクス・マキナ』の様に、”人間とは何か?”ということの問いかけまである。

難癖つけるとしたら、ベイリさんが短気かつ疑り深すぎてまったく感情移入出来ないこと。
相棒疑うエピソードは1回で良かったんじゃねぇか?とか。

頓挫仕掛けた映画化の動きが、今夏に吹き返したとかで、無事に完成するのを待ちたいところ。
絶対観に行きます。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.54
(4pt)

アシモフさんのミステリーは少しとっつきにくい

・・・という印象が、読んだ2作目にして確立。
でも、読み終わって振り返ると、「あぁ、面白かったなぁ」となっている。

これは『1984』をどうしても想起してしまう、ユートピア目指したディストピア的世界観の舞台で
ロボットや宇宙人の要素を盛り込んだ、贅沢な内容。
宇宙人要素は薄いですが、ロボット面では結構深く切り込んできます。
最近の映画過『エクス・マキナ』の様に、”人間とは何か?”ということの問いかけまである。

難癖つけるとしたら、ベイリさんが短気かつ疑り深すぎてまったく感情移入出来ないこと。
相棒疑うエピソードは1回で良かったんじゃねぇか?とか。

頓挫仕掛けた映画化の動きが、今夏に吹き返したとかで、無事に完成するのを待ちたいところ。
絶対観に行きます。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.53
(4pt)

アシモフさんのミステリーは少しとっつきにくい

・・・という印象が、読んだ2作目にして確立。
でも、読み終わって振り返ると、「あぁ、面白かったなぁ」となっている。

これは『1984』をどうしても想起してしまう、ユートピア目指したディストピア的世界観の舞台で
ロボットや宇宙人の要素を盛り込んだ、贅沢な内容。
宇宙人要素は薄いですが、ロボット面では結構深く切り込んできます。
最近の映画過『エクス・マキナ』の様に、”人間とは何か?”ということの問いかけまである。

難癖つけるとしたら、ベイリさんが短気かつ疑り深すぎてまったく感情移入出来ないこと。
相棒疑うエピソードは1回で良かったんじゃねぇか?とか。

頓挫仕掛けた映画化の動きが、今夏に吹き返したとかで、無事に完成するのを待ちたいところ。
絶対観に行きます。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.52
(5pt)

やや古臭い未来観と、単語の選び方がかえって新鮮です

作者について多くを語れるほどアイザック・アシモフという人を詳しく知っているわけではない。
 どうやらSF作家で凄い人、ロボット三原則を打ち立てた偉人、という程度の認識です。

 この作品を知るきっかけは、たまたま小学校の図書室で発見したことでした。
 今年39歳になるおっさんですから、今から26~7年前のことですね。
 何となく「鋼鉄都市」という言葉の響きに惹かれて手に取ったことを覚えています。

 ちょっと調べてみると1953年に連載され、翌1954年に刊行されたそうです。
 実に60年以上前の作品だったわけです!
 執筆された当時に想像で描かれたであろう未来の描写。
 これがまた、現代の我々から見ても未知のテクノロジーには違いないのだけれど、どこかノスタルジックな、古臭い未来観になっていて面白い。
 あまり飛躍しすぎず、現在の延長のようでありながら、リアリティを保っているのに、どこか古臭い。

 私はアイザック・アシモフという人を詳しくは知らない。
 熱心なファンに語らせればいくらでもエピソードが出てくることと思います。
 でもこれだけのものを描けるのだから、やはり凄い人なんだろうなと想像しています。

 続編のようなストーリーもあるみたいです。
 ハマってしまうのが怖い。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.51
(5pt)

やや古臭い未来観と、単語の選び方がかえって新鮮です

作者について多くを語れるほどアイザック・アシモフという人を詳しく知っているわけではない。
 どうやらSF作家で凄い人、ロボット三原則を打ち立てた偉人、という程度の認識です。

 この作品を知るきっかけは、たまたま小学校の図書室で発見したことでした。
 今年39歳になるおっさんですから、今から26~7年前のことですね。
 何となく「鋼鉄都市」という言葉の響きに惹かれて手に取ったことを覚えています。

 ちょっと調べてみると1953年に連載され、翌1954年に刊行されたそうです。
 実に60年以上前の作品だったわけです!
 執筆された当時に想像で描かれたであろう未来の描写。
 これがまた、現代の我々から見ても未知のテクノロジーには違いないのだけれど、どこかノスタルジックな、古臭い未来観になっていて面白い。
 あまり飛躍しすぎず、現在の延長のようでありながら、リアリティを保っているのに、どこか古臭い。

 私はアイザック・アシモフという人を詳しくは知らない。
 熱心なファンに語らせればいくらでもエピソードが出てくることと思います。
 でもこれだけのものを描けるのだから、やはり凄い人なんだろうなと想像しています。

 続編のようなストーリーもあるみたいです。
 ハマってしまうのが怖い。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.50
(5pt)

やや古臭い未来観と、単語の選び方がかえって新鮮です

作者について多くを語れるほどアイザック・アシモフという人を詳しく知っているわけではない。
 どうやらSF作家で凄い人、ロボット三原則を打ち立てた偉人、という程度の認識です。

 この作品を知るきっかけは、たまたま小学校の図書室で発見したことでした。
 今年39歳になるおっさんですから、今から26~7年前のことですね。
 何となく「鋼鉄都市」という言葉の響きに惹かれて手に取ったことを覚えています。

 ちょっと調べてみると1953年に連載され、翌1954年に刊行されたそうです。
 実に60年以上前の作品だったわけです!
 執筆された当時に想像で描かれたであろう未来の描写。
 これがまた、現代の我々から見ても未知のテクノロジーには違いないのだけれど、どこかノスタルジックな、古臭い未来観になっていて面白い。
 あまり飛躍しすぎず、現在の延長のようでありながら、リアリティを保っているのに、どこか古臭い。

 私はアイザック・アシモフという人を詳しくは知らない。
 熱心なファンに語らせればいくらでもエピソードが出てくることと思います。
 でもこれだけのものを描けるのだから、やはり凄い人なんだろうなと想像しています。

 続編のようなストーリーもあるみたいです。
 ハマってしまうのが怖い。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.49
(4pt)

1953年にIoTの遠隔監視/シェア・エコノミーがこんなに描かれていたとは...。

アシモフを読んだのは初めてです。SFに、こんなに格調高い文章があったとは存じませんでした。

 今、IoTの名で進行している、遠隔監視の水耕農業/鉱山やシェア・エコノミーが、1953年に描かれていたことに驚きました。風呂も水道も台所も原則共同。屋外に出る必要もない"鉄の洞窟"の中で、効率的に人々は生きてます。自動車も緊急車両以外は無く、移動は時速100kmのベルト・コンベヤ(減速帯や椅子付き)で、待ち時間もありません。

 登場人物は、言葉遣いや態度も完璧なAI。昔地球から移民して今は地球を憂う、品の良い"宇宙人"。ロボットに仕事を取られることや嫌悪感で暴動を起こしがちな群衆。懐古主義の警視総監。そして、思いもかけない仮説形成で物語を回していく、主人公の私服刑事。

小生の印象に残った点は以下です。
・人間とAIとの差は、知性の有無の差ほどではない。
・懐古主義者(ロマンティスト)こそが、ウランが尽きて破滅の近い地球から(昔のように)宇宙移民に乗り出す冒険心のある人々。
・突発的な場合、もしくは二人以上の人を救うのに必然な場合は、ロボットは人命を奪うことがある。ただし、その場合、そのロボットは自壊してしまう。
・聖書:「行け、二度と罪を犯すな!」

 学習能力のあるAIの格好良いこと。続編の「はだかの太陽」を読みたくなりました。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.48
(4pt)

1953年にIoTの遠隔監視/シェア・エコノミーがこんなに描かれていたとは...。

アシモフを読んだのは初めてです。SFに、こんなに格調高い文章があったとは存じませんでした。

 今、IoTの名で進行している、遠隔監視の水耕農業/鉱山やシェア・エコノミーが、1953年に描かれていたことに驚きました。風呂も水道も台所も原則共同。屋外に出る必要もない"鉄の洞窟"の中で、効率的に人々は生きてます。自動車も緊急車両以外は無く、移動は時速100kmのベルト・コンベヤ(減速帯や椅子付き)で、待ち時間もありません。

 登場人物は、言葉遣いや態度も完璧なAI。昔地球から移民して今は地球を憂う、品の良い"宇宙人"。ロボットに仕事を取られることや嫌悪感で暴動を起こしがちな群衆。懐古主義の警視総監。そして、思いもかけない仮説形成で物語を回していく、主人公の私服刑事。

小生の印象に残った点は以下です。
・人間とAIとの差は、知性の有無の差ほどではない。
・懐古主義者(ロマンティスト)こそが、ウランが尽きて破滅の近い地球から(昔のように)宇宙移民に乗り出す冒険心のある人々。
・突発的な場合、もしくは二人以上の人を救うのに必然な場合は、ロボットは人命を奪うことがある。ただし、その場合、そのロボットは自壊してしまう。
・聖書:「行け、二度と罪を犯すな!」

 学習能力のあるAIの格好良いこと。続編の「はだかの太陽」を読みたくなりました。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.47
(4pt)

1953年にIoTの遠隔監視/シェア・エコノミーがこんなに描かれていたとは...。

アシモフを読んだのは初めてです。SFに、こんなに格調高い文章があったとは存じませんでした。

 今、IoTの名で進行している、遠隔監視の水耕農業/鉱山やシェア・エコノミーが、1953年に描かれていたことに驚きました。風呂も水道も台所も原則共同。屋外に出る必要もない"鉄の洞窟"の中で、効率的に人々は生きてます。自動車も緊急車両以外は無く、移動は時速100kmのベルト・コンベヤ(減速帯や椅子付き)で、待ち時間もありません。

 登場人物は、言葉遣いや態度も完璧なAI。昔地球から移民して今は地球を憂う、品の良い"宇宙人"。ロボットに仕事を取られることや嫌悪感で暴動を起こしがちな群衆。懐古主義の警視総監。そして、思いもかけない仮説形成で物語を回していく、主人公の私服刑事。

小生の印象に残った点は以下です。
・人間とAIとの差は、知性の有無の差ほどではない。
・懐古主義者(ロマンティスト)こそが、ウランが尽きて破滅の近い地球から(昔のように)宇宙移民に乗り出す冒険心のある人々。
・突発的な場合、もしくは二人以上の人を救うのに必然な場合は、ロボットは人命を奪うことがある。ただし、その場合、そのロボットは自壊してしまう。
・聖書:「行け、二度と罪を犯すな!」

 学習能力のあるAIの格好良いこと。続編の「はだかの太陽」を読みたくなりました。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364