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十津川警部の対決



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【この小説が収録されている参考書籍】
十津川警部の対決 (講談社文庫)
十津川警部の対決 (徳間文庫)

十津川警部の対決の評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

本当に時間を潰してしまった

三億円事件をヒントにした作品で、三億五千万を強奪した犯人グループと十津川の「対決」を描いたもの。グループの主犯が事故死し、主犯の手帳には次の犯行計画が書いてあったと言う発端。犯行計画が冒頭で警察に分かってしまうと言うのは如何にもお手軽。更に酷いのは、主犯の代役に亀井を立てて、犯行グループから計画の詳細を聞きだそうとする十津川達の捜査方針。冒頭の主犯の事故死の状況が曖昧な上、グループのメンバと亀井は電話で直接会話し、主犯の別荘に仮住まいする亀井は犯人に見張られているのに、犯行グループを欺ける筈がない。更に、犯人グループ関係者の身元が次々と安易に判明する等、本当に大人向けに書いているのか疑問である。

案の定、騙すつもりが騙されて、勝負は犯行グループに分配が上がる。以下は追走劇だが、犯人達が逃走に使用した車が偶然発見されたり、何の根拠もないのに「犯人達は船上にいる」と決め付けたり、捜査方法に何の論理性もない。結末まで読んでも作者のアイデアらしきものは見当たらなかった。死体の数も一つ合わないのではないか ? ここまで酷いとは。時間潰しのために本書を息子から借りて読んだのだが、本当に時間を潰してしまった。
十津川警部の対決 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部の対決 (講談社文庫)より
4061851969

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