■スポンサードリンク
麒麟の翼
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
麒麟の翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全171件 161~171 9/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初、読み進めると、「あれ、『手紙』と雰囲気が似ているような・・・・・・」と思い、ちょっと残念に思いながら読み進めていたのですが、さすが東野作品。 中盤以降、見事な展開で読者を欺いていきます。 サスペンスでありながら、読者をスカッとさせる勧善懲悪的な要素も十分に入れてあります。また、加賀シリーズの続編らしく、しっかりとつじつまが合う構成に脱帽です。 東野さんって本当に、群集心理から個別の心理まで細かく描くのがうまい。さらに、綿密な取材をもとにして書いたことがよくわかる、風景描写もさすがです。 一見、誠実そうに見えながら、見栄と保身に走り、生徒まで自分のエサにしてしまう教師や、罪と罰のはざまで苦しむ子供たち。対して、子どもに生きるとは何か、善悪とは何かを体を張って教えようとする父と子の温かい物語。これらが、加賀の父子関係ともリンクしながら物語が進められている点に、特に読み応えを感じました。 本作品は、300ページほどで、すらすら読める手軽さと、面白さをバランスよく味わえる、良書だと思います。 ただ、私個人としては、東野作品の中では、白夜行や手紙、悪意などの方がより面白く感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
加賀恭一郎の最新作。 いつもながらに重いことを淡々と簡潔に書かれているので、サクサク読み進めることができます。そして読み終わった後に、考えさせられる作品です。 私も人の親ですが、親としての在り方を考えさせられました。最後のページ、そこまで書くならもう少し長く先が知りたいと思いましたが、それが読み手それぞれに考えさせる余韻なのでしょうか。面白かったけれど要素を詰め込みすぎてバタバタしている感が拭えないので☆4つ。 読み出すと止まらないので時間があるときに、手を出してみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初、読み進めると、「あれ、『手紙』と雰囲気が似ているような・・・・・・」と思い、ちょっと残念に思いながら読み進めていたのですが、さすが東野作品。 中盤以降、見事な展開で読者を欺いていきます。 サスペンスでありながら、読者をスカッとさせる勧善懲悪的な要素も十分に入れてあります。また、加賀シリーズの続編らしく、しっかりとつじつまが合う構成に脱帽です。 東野さんって本当に、群集心理から個別の心理まで細かく描くのがうまい。さらに、綿密な取材をもとにして書いたことがよくわかる、風景描写もさすがです。 一見、誠実そうに見えながら、見栄と保身に走り、生徒まで自分のエサにしてしまう教師や、罪と罰のはざまで苦しむ子供たち。対して、子どもに生きるとは何か、善悪とは何かを体を張って教えようとする父と子の温かい物語。これらが、加賀の父子関係ともリンクしながら物語が進められている点に、特に読み応えを感じました。 本作品は、300ページほどで、すらすら読める手軽さと、面白さをバランスよく味わえる、良書だと思います。 ただ、私個人としては、東野作品の中では、白夜行や手紙、悪意などの方がより面白く感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近の東野作品が、理系っぽい作品が多くて、少しものたりなかったんですが、今回は完全な人間ドラマでした。 ミステリーとして、楽しみにすると、物足りないのかもしれません。 でも、加賀恭一郎ものは、この味わい深さがいいんだと思います。 ただ、読み終わった後はすっきりという話ではありません。そっかぁ、といろいろと考える作品です。僕はそこが東野作品の醍醐味だと思ってます。 しかし、他の人の作品では思わないのに、もうちょっと深く最後は描いてほしかったかもとも思うのは、期待しすぎなのかもしれません。TBSでドラマ化かな… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近の東野作品が、理系っぽい作品が多くて、少しものたりなかったんですが、今回は完全な人間ドラマでした。 ミステリーとして、楽しみにすると、物足りないのかもしれません。 でも、加賀恭一郎ものは、この味わい深さがいいんだと思います。 ただ、読み終わった後はすっきりという話ではありません。そっかぁ、といろいろと考える作品です。僕はそこが東野作品の醍醐味だと思ってます。 しかし、他の人の作品では思わないのに、もうちょっと深く最後は描いてほしかったかもとも思うのは、期待しすぎなのかもしれません。TBSでドラマ化かな… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近の東野圭吾作品の中では一番好きです。ドラマを見てしまったので阿部寛が常に頭 をよぎりましたが、加賀のイメージにあってるなぁと改めて思いました。 話は、程良いどんでん返しありといったところでしょうか。なかなか良かったです。ただ、相変わらず加賀さんの勘がするどすぎて…こんなに上手いこと解決に導けるか?ってゆう…(笑)まぁ小説ですけどね、本当の刑事さんもこんなに勘がするどいのでしょうか?(笑) 次回の加賀シリーズにも期待したいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近の東野圭吾作品の中では一番好きです。ドラマを見てしまったので阿部寛が常に頭 をよぎりましたが、加賀のイメージにあってるなぁと改めて思いました。 話は、程良いどんでん返しありといったところでしょうか。なかなか良かったです。ただ、相変わらず加賀さんの勘がするどすぎて…こんなに上手いこと解決に導けるか?ってゆう…(笑)まぁ小説ですけどね、本当の刑事さんもこんなに勘がするどいのでしょうか?(笑) 次回の加賀シリーズにも期待したいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どうしても加賀=阿部寛になってしまいますね(笑)これはもうどうしようもないことですが問題ないですが(^_^;) 面白かったですよ。相変わらず加賀が格好いい。最後の方で真相が明らかになる頃、いつも飄々としてる加賀がかなり熱くなりある人物の襟首を掴んで怒鳴り付ける場面があります。そこで言うセリフが素晴らしい。読む価値ありです。 でも…個人的には「赤い指」「新参者」の両名作を越えてはいないかなと思いました。両作が★5と考えると今作は★ひとつ足りない感じでした。ただ「白銀ジャック」よりは、はるかに面白かったですよo(^-^)o | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どうしても加賀=阿部寛になってしまいますね(笑)これはもうどうしようもないことですが問題ないですが(^_^;) 面白かったですよ。相変わらず加賀が格好いい。最後の方で真相が明らかになる頃、いつも飄々としてる加賀がかなり熱くなりある人物の襟首を掴んで怒鳴り付ける場面があります。そこで言うセリフが素晴らしい。読む価値ありです。 でも…個人的には「赤い指」「新参者」の両名作を越えてはいないかなと思いました。両作が★5と考えると今作は★ひとつ足りない感じでした。ただ「白銀ジャック」よりは、はるかに面白かったですよo(^-^)o | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大人気「加賀恭一郎シリーズ」の第9弾。 前作『新参者』に続き、日本橋署編です。 東野圭吾らしいシンプルで読みやすい文章、さりげない描写や会話の中にある伏線、そして親子愛などが充分に描かれている。 さらに、『新参者』と同様、日本橋近辺の文化や街並みなどを巧みにストーリーに組み込むあたりは流石の一言。 また、『新参者』や『赤い指』を読んでいれば、それらと関連する内容が多々登場するので、どちらかの作品が好きな方には強くお勧めしたい。 ただ、唯一の減点ポイントとしては、「加賀シリーズ最高傑作」と謳っているわりには、 事件の真相部分で驚愕の展開があったかというと、他作品と比較するに、そこまででは無かったと思う。 ちなみに、本の中に入っていたチラシによると、2011年は「作家生活25周年記念」ということで本作を第1弾として、 第2弾=『真夏の方程式』(ガリレオシリーズ)6月6日発売予定 第3弾=『マスカレード・ホテル』(待望のニュー・ヒーロー誕生とのこと・・)9月9月発売予定 などが刊行されるようです。 楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大人気「加賀恭一郎シリーズ」の第9弾。 前作『新参者』に続き、日本橋署編です。 東野圭吾らしいシンプルで読みやすい文章、さりげない描写や会話の中にある伏線、そして親子愛などが充分に描かれている。 さらに、『新参者』と同様、日本橋近辺の文化や街並みなどを巧みにストーリーに組み込むあたりは流石の一言。 また、『新参者』や『赤い指』を読んでいれば、それらと関連する内容が多々登場するので、どちらかの作品が好きな方には強くお勧めしたい。 ただ、唯一の減点ポイントとしては、「加賀シリーズ最高傑作」と謳っているわりには、 事件の真相部分で驚愕の展開があったかというと、他作品と比較するに、そこまででは無かったと思う。 ちなみに、本の中に入っていたチラシによると、2011年は「作家生活25周年記念」ということで本作を第1弾として、 第2弾=『真夏の方程式』(ガリレオシリーズ)6月6日発売予定 第3弾=『マスカレード・ホテル』(待望のニュー・ヒーロー誕生とのこと・・)9月9月発売予定 などが刊行されるようです。 楽しみです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!