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麒麟の翼



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【この小説が収録されている参考書籍】
麒麟の翼 (特別書き下ろし)
麒麟の翼 (講談社文庫)

麒麟の翼の評価: 3.90/5点 レビュー 237件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全171件 101~120 6/9ページ
No.71:
(5pt)

人情話にホロッとする。

加賀恭一郎シリーズはすべてが人間くさい。
ドラマの影響が大きいが、まずミステリーよりも人情話で特に親子、家族に焦点を当てている。
舞台が具体的な場所だ。
人間それぞれのさりげない想いが、交錯して物語をつむぎだす。

麒麟の翼 (特別書き下ろし)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (特別書き下ろし)より
4062168065
No.70:
(5pt)

「あんたに人を教育する資格はない」

加賀恭一郎シリーズは初めてですが、高度な観察力・思考力をもつ主人公の性格はガリレオシリーズの湯川など他のキャラクターにも通じるものがあります。
 本書は本格推理物ではなくむしろ「人情話」的要素が強いです。推理ものとしては弱いですが、ストーリーテラーとしての筆者の剛腕に引っ張られ、評者は一気に読んでしまいました。

# 「悪役」に評者の嫌いな職業の典型的人物が出てきますが、このような人間にならないよう自戒、自戒
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4062168065
No.69:
(4pt)

鳥肌立った

読み終わってもう暫く経つのだが、どうしても言いたいことがある

僕は他の人のように上手く文章を書くことができず、稚拙な文が並ぶことをこれを読む方々に対し申し訳なく思う

腹立つ方もいるだろうがお付き合い願いたい



ここで皆が言うように僕もこの作品が加賀シリーズの最高傑作だとは思えないし、故に減点となったのは言うまでもない

しかし僕からすると、人間ドラマに溢れた、心理描写がしっかりした良作だったと思う

特に日本橋と引っ掛けて出てきた「ここから羽ばたいて行けるはずだった」という言葉は数々の小説を読んで来た中で初めて鳥肌が立つのを感じたぐらいだ

それほどその世界感に引き込まれたとも思える

共感というか納得というか、そんな感じの被害者側・被疑者側(後に被疑者でなくなるが)の発言・行動の表現は流石としか言えない

東野作品はこれからもこうした感じを残していってくれることを願う

勿論、ミステリー要素がこれに加われば尚良いのだが……
麒麟の翼 (特別書き下ろし)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (特別書き下ろし)より
4062168065
No.68:
(5pt)

東野ワールドを存分に堪能しましょう。

東野ワールドの真骨頂でしょう。

 なぜ被害者は日本橋にいたのだろうか?

 なぜ容疑者は日本橋にいたのだろうか?

 そこから刑事、加賀が足でじっくりじっくり捜査を足で進め、一つ一つの迷宮の糸をほどいていく。

 いろいろな人間模様の複線が最後には一つに繋がっていく。その様は綺麗でパーフェクトである。



 文句なく東野ワールドの真骨頂です。

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4062168065
No.67:
(4pt)

阿部寛さんが浮かびます。

「新参者」をTVで観ていたので、阿部寛さんと溝端純平さんがそのまま頭に浮かんできて、まるで映像を観ているみたいにあっという間に読んでしまいました。

素直に面白かった。
でも読み終わった後残るものがわたしには正直なかったです。

好みの問題だと思いますが、ポジティブなメッセージばかりが強くて今ひとつ深みがないというか…。
物足りないというか…。

いや、面白かったんですけどね。
わたし的には何度も読み返したくなる本ではなかったです。
麒麟の翼 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (講談社文庫)より
4062777665
No.66:
(4pt)

贅沢は言わない。味わい深いストーリーだ

江戸橋の地下道で胸をナイフで刺された被害者はフラフラと日本橋まで歩き、中央にある麒麟の装飾柱に覆いかぶさるように倒れた。冒頭のこの描写で「人間の正明」(森村誠一)に似てなくもないなと思ったが、東野がどう料理するかお手並み拝見といったところだ。

また重要容疑者が派遣切りに遭ったのは秋葉原通り魔事件にヒントを得ているなと思ったが、これもどう展開させるか見物だなと思った。

切り口によっては社会派に成り得るのだがそれは東野の流儀ではない。

本書は本格推理にこだわった意欲作で、この重要容疑者が犯人なのかと中盤まで引っ張るのだが、賢明な読者は当然他に居ると推察する。

被害者は何故、フラフラになりながら麒麟の翼の装飾柱まで歩いたのか。そこには主人公の刑事加賀恭一郎もそうだが、親と子の他人には判らない深い絆というか、そういう内面の様相が加味されて、味わい深いストーリーに仕上がってゆくのだ。
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No.65:
(5pt)

加賀シリーズとして物足りない

日本橋周辺が舞台となっているので、「新参者」を事前に読んでおくと登場人物の関係などがよりわかると思う。
加賀刑事の鋭さ、推理力は健在ですが、
容疑者とされる人物の事件への関与、行動、
被害者の労災隠しへ関わりなどは、やや不完全かなと。

帯に加賀シリーズ最高傑作とありますが、物足りなさを感じてしまいました。
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No.64:
(5pt)

精緻な人間描写を通して紐解かれる事件の真相。推理小説にしてヒューマン・ストーリーでも

僕は読書ペースが遅い。小説を1週間〜10日かかって読むのはざらで,気に入って買った本なのに数ページ読んで「積ん読」になった本も少なくない。ましてや、TVドラマの『新参者』がきっかけで加賀恭一郎シリーズに出会ったというミーハーぶりで,根っからのファンではないとなれば,これまたぼちぼち読んで・・・となるところだが,本作は違った。1日であっという間に読み終えてしまったのである。それぐらい面白かった。傑作である。
 一見,金銭目当ての犯行と思われた殺人事件。だが,加賀の丹念な地取り捜査と聞き込みによって登場人物の人物像が掘り下げられていくうちに,意外な真相が。
『新参者』同様,単なる謎解きに終わらず,家族愛,人間の弱さなど登場人物の人間性を丹念に描くことを通じて事件の真相を紐解いていくところに,一般的な推理小説にはない温かみを感じさせる。
事件の背景に秘められた哀しき因果応報とは対照的に,「麒麟の翼」に心を新たにした登場人物達の英断が清々しい読後感を与える。兎にも角にも必読の一冊。

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No.63:
(4pt)

テレビを意識しすぎでは?

読んでいて感じたのが、加賀と松宮の書き方がテレビドラマで演じていた阿部寛と溝端淳平を意識しすぎているのではということ。最近の東野作品は最初からドラマや映画化を視野に入れて書いているきらいがあるが、この作品もその一つだと思う。あと気になったのが、作者自身がシリーズ最高傑作と言っている事。それは読者が決める事。これは作者の思い上がりではないか。自分の作品が次々とドラマ、映画化されるのに舞い上がって書いているのではないか。最高傑作というが、あとは落ちる一方かと言いたい。最近の東野作品、面白くはあるが、そういった疑念もちらついてしまう。そう思うのは自分だけだろうか。
麒麟の翼 (特別書き下ろし)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (特別書き下ろし)より
4062168065
No.62:
(4pt)

読んでみてもよいのでは

私は、東野圭吾さんの作品を
いくつか読んでいます。
でも、すごいファンではありません

この作品は
十分に良い作品だと思います。
読後に救われた感じがします。
私は、泣けました。

細かい部分を問うより
全体のズムーズな流れ
読みやすさ
受け入れ易さを評価します。

素直に読んでみてもよい作品に
私は思います。


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4062168065
No.61:
(4pt)

読んでみてもよいのでは

私は、東野圭吾さんの作品を
いくつか読んでいます。
でも、すごいファンではありません

この作品は
十分に良い作品だと思います。
読後に救われた感じがします。
私は、泣けました。

細かい部分を問うより
全体のズムーズな流れ
読みやすさ
受け入れ易さを評価します。

素直に読んでみてもよい作品に
私は思います。
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4062777665
No.60:
(4pt)

家族愛を綴る加賀シリーズ

やはり面白い。それ以上に懐かしい。
加賀シリーズ最新作とあって、楽しみに頁を開いた。

まず装丁がよい。
今シリーズを大事にしている感があり、嬉しい。
意味深な帯のセリフも想像をかき立てる。

今回も期待を裏切らない。
しかし展開の妙においては、「新参者」のほうが上か。
「赤い指」「新参者」と続き、家族の愛に目覚めてゆく過程が感動を呼ぶ。
今シリーズは、加賀の家族のことも相まって、そういう傾向になっていくのか。
大事なことを気づかせてくれる。
やはり加賀恭一郎は魅力ある主人公だ。
※追記:金森さんの存在が気になります。
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4062168065
No.59:
(4pt)

家族愛を綴る加賀シリーズ

やはり面白い。それ以上に懐かしい。
加賀シリーズ最新作とあって、楽しみに頁を開いた。

まず装丁がよい。
今シリーズを大事にしている感があり、嬉しい。
意味深な帯のセリフも想像をかき立てる。

今回も期待を裏切らない。
しかし展開の妙においては、「新参者」のほうが上か。
「赤い指」「新参者」と続き、家族の愛に目覚めてゆく過程が感動を呼ぶ。
今シリーズは、加賀の家族のことも相まって、そういう傾向になっていくのか。
大事なことを気づかせてくれる。
やはり加賀恭一郎は魅力ある主人公だ。
※追記:金森さんの存在が気になります。
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4062777665
No.58:
(5pt)

まさに東野圭吾の本でした

新参者のドラマを見た後は、やはり加賀恭は阿部寛と非常に重なってしまった。
(松宮は溝端淳平とちょっと違うなと思いましたが)
水天宮、日本橋七福神巡り、下町情緒が漂う展開に、複数の怪しい登場人物。
そして最後にどんでん返しが待っている。しかも人情の色が濃く反映され。。。
まさに東野圭吾の本。みなさんにおすすめです。

日本橋には翼のついた麒麟の像があるという話のインパクトが強すぎて
(そんなの知らないですよね)謎解きにつながる部分に、あまり「はっと」
させられなかったところが唯一の欠点か。
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4062168065
No.57:
(5pt)

まさに東野圭吾の本でした

新参者のドラマを見た後は、やはり加賀恭は阿部寛と非常に重なってしまった。
(松宮は溝端淳平とちょっと違うなと思いましたが)
水天宮、日本橋七福神巡り、下町情緒が漂う展開に、複数の怪しい登場人物。
そして最後にどんでん返しが待っている。しかも人情の色が濃く反映され。。。
まさに東野圭吾の本。みなさんにおすすめです。

日本橋には翼のついた麒麟の像があるという話のインパクトが強すぎて
(そんなの知らないですよね)謎解きにつながる部分に、あまり「はっと」
させられなかったところが唯一の欠点か。
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4062777665
No.56:
(5pt)

ここ最近の作品の中での2トップ

最近の東野さんの作品は何か量産されすぎていて、
内容もきちっと作りこまれている感じがしなかったけれど、
「新参者」とこの「麒麟の翼」は東野さんのここ最近の作品の中で
2トップじゃないでしょうか。

内容もリンクしているし(詳しいことは書けませんが)、
両作品とも、加賀さんに重ね合わせた東野さんの思いが
強く伝わってくる良作品です。

今回「特別書き下ろし」とし、帯にわざわざ
「ここの帯に加賀シリーズ最高傑作と書かれていますが、
それに偽りはありません」と本人自ら断わりをいれているのも、
最近の量産傾向に東野さん自身も意見したかったのでは、
と勝手に想像しています。



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No.55:
(5pt)

ここ最近の作品の中での2トップ

最近の東野さんの作品は何か量産されすぎていて、
内容もきちっと作りこまれている感じがしなかったけれど、
「新参者」とこの「麒麟の翼」は東野さんのここ最近の作品の中で
2トップじゃないでしょうか。

内容もリンクしているし(詳しいことは書けませんが)、
両作品とも、加賀さんに重ね合わせた東野さんの思いが
強く伝わってくる良作品です。

今回「特別書き下ろし」とし、帯にわざわざ
「ここの帯に加賀シリーズ最高傑作と書かれていますが、
それに偽りはありません」と本人自ら断わりをいれているのも、
最近の量産傾向に東野さん自身も意見したかったのでは、
と勝手に想像しています。
麒麟の翼 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (講談社文庫)より
4062777665
No.54:
(4pt)

確かに最高傑作ではないが面白い

皆さん書かれていますが、「最高傑作ではないが面白い」です。
東野さんは当たり外れがありますので、レビューを見てとりあえず大丈夫だろうと思い購入しました。
加賀シリーズはそんなに思い入れがないので、気が向いたら買おうかなという感じです。
相変わらず、人情味あふれる作品でした。
途中までは展開がゆっくりなので少し苦痛でしたが、最後の畳みかけるような解決までの真相ばらしが面白かったです。
ドラマ化しそうですし、すると思います。だって阿部ちゃんが事件を追求していく所が想像出来ちゃいますから。
加賀シリーズ最高傑作と思わずによんでください。それなら面白いと思います。

とりあえず、「誰もが信じても、自分だけは帯を信じてはいけない」というのが、この本の教訓ですね。

麒麟の翼 (特別書き下ろし)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (特別書き下ろし)より
4062168065
No.53:
(4pt)

確かに最高傑作ではないが面白い

皆さん書かれていますが、「最高傑作ではないが面白い」です。
東野さんは当たり外れがありますので、レビューを見てとりあえず大丈夫だろうと思い購入しました。
加賀シリーズはそんなに思い入れがないので、気が向いたら買おうかなという感じです。
相変わらず、人情味あふれる作品でした。
途中までは展開がゆっくりなので少し苦痛でしたが、最後の畳みかけるような解決までの真相ばらしが面白かったです。
ドラマ化しそうですし、すると思います。だって阿部ちゃんが事件を追求していく所が想像出来ちゃいますから。
加賀シリーズ最高傑作と思わずによんでください。それなら面白いと思います。

とりあえず、「誰もが信じても、自分だけは帯を信じてはいけない」というのが、この本の教訓ですね。
麒麟の翼 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (講談社文庫)より
4062777665
No.52:
(4pt)

愛をテーマに描かれています。

単純な推理小説ではなく、人間愛、家族愛を描いた作品です。お勧めです。
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