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麒麟の翼



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【この小説が収録されている参考書籍】
麒麟の翼 (特別書き下ろし)
麒麟の翼 (講談社文庫)

麒麟の翼の評価: 3.90/5点 レビュー 237件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 21~25 2/2ページ
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No.5:
(2pt)

違和感あり

大好きな東野圭吾さんの新作。(当然ながら全作品読んでいます。)
非常に楽しみに読み始めたわけですが、ラスト50ページあたりからの展開には、

「ヲイヲイ」

と突っ込まずにはいられませんでした。他の方もおっしゃっていますが・・・・。

加えて「加賀恭一郎」という人物が、「新参者」に続きあまりに完璧すぎる設定ゆえに、逆に「人間味がなく」鼻につきました。感情に流されず、頭脳明晰、冷静沈着、しかし同時に人の痛みがわかり、弱者への配慮も忘れることはない(妊婦や被害者への配慮も)、唯一の欠点らしい欠点といえば、感情表現をストレートに出さないことで誤解を与えることくらいでしょうか。これは好みの問題なのでしょうが、人間を描くこと、つまりは、人間の持つ「弱さ、汚さ、優しさ」を描くことにかけては右に出るもののいない東野さんが、なにゆえ「加賀恭一郎」に対しては、ロボットのような設定をしてしまっているのか不思議でなりません。

偉そうに批判的な意見を書かせていただきましたが、ただし、改めて申し上げるまでもなく、筆力は素晴らしく、時間を忘れて読み耽ってしまいました。次回作ももちろん読ませていただきたく思っています。
麒麟の翼 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (講談社文庫)より
4062777665
No.4:
(1pt)

流される作家は好きではありません。

非常に少数派意見でしょうがメディア某体に流されて、作家としての初心やキャラクターの位置づけを変えてしまう東野作品を本作品を持って、これ以上読む気は無くなりました。

前作日本橋署に移動してからの加賀のキャラクターに違和感を感じ始めていましたが、今作で決定的になりました。
映像化前提のキャラクターになったのですね。

初期ファンからしてみれば残念極まりないです。
昨今メディアから頼まれればホイホイ映像化するわ、出版側から依頼されれば「最高傑作」とオビで謳うわと、この作家にはプライドが無いのでしょうか?

挙句の果てにはTV俳優にキャラクターを合わせるって…。まぁ、そういう有名作家も居ますし、それを求めたり、受け入れてくれるファンも多いのでしょう。

ですが、映像化をされても、シリーズ作品の場合、今までのキャラクター設定に影響が出るのが嫌だからと「見ない」という選択を取る筋の通った作家さんが居るのも現状です。

私の様に原作ありきのTVドラマや映画を見ない派にとっては、やはり映像は映像、オリジナルはオリジナルと割り切って別物として捉え、これまでのキャラクターをブレないように書いてくれる作家さんの方が「初期からのシリーズ物のファンも大事にする」というプロ意識は高いように思います。

東野作品で唯一加賀シリーズは購入していましたが、もう本当に見限り時です。

私にとっては練馬署の加賀シリーズが最高傑作でした。(脇を取り巻く人物含め)
そもそも加賀って無口で何を考えているか捉えどころのないミステリアスな雰囲気が魅力でした。
犯人あての2作品や悪意などはそれがとても際立っていました。

日本橋に移動してからはそういった緊張感が取れてしまい、全く魅力ありません。

シリーズ物では無くても、もう百夜行みたいなものも読めないのでしょうね。
ともかくこの作家の個人的最盛期は終わりました。

売れない下積み時代が長かった作家さんなので、余計に調子に乗って舞い上がってしまっているのでしょう…。

今は、東野作品の(初期〜中期)ファンだった事を他人から指摘される度にちょっと恥ずかしかったりします…。
麒麟の翼 (特別書き下ろし)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (特別書き下ろし)より
4062168065
No.3:
(1pt)

買って損した

何がいいのか、さっぱりわからない。
いちおう最後まで読んだが、
時間の無駄だった。
こういう小説は買わないほうがいいと思う。
麒麟の翼 (特別書き下ろし)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (特別書き下ろし)より
4062168065
No.2:
(2pt)

また裏切られた。はっきり言って駄作です。

本人言うところのシリーズ最高傑作ですが、どこが?という感じです。「新参者」ほどの人情味もなく薄っぺらなストーリーです。何より結末が作家のほとんど独白による謎解きで、それまで触れられなかった事実が次々に出てきて、推理小説の楽しみである読後の謎解きのすっきり感もありません。ラストに至るまで読者に全ての材料を提示してから謎解きにかかる推理小説のルールを踏み外しています。この点でも「新参者」の足下にも及びません。東野圭吾ってこんなつまらない作家でしたっけ?「どちらかが彼女を殺した」、「私が彼を殺した」のストイックなまでの読者への挑戦姿勢を示した同じ作家とは思えません。
功なり名を遂げた今、完全に堕落してしまったのでしょうか?
麒麟の翼 (特別書き下ろし)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (特別書き下ろし)より
4062168065
No.1:
(2pt)

また裏切られた。はっきり言って駄作です。

本人言うところのシリーズ最高傑作ですが、どこが?という感じです。「新参者」ほどの人情味もなく薄っぺらなストーリーです。何より結末が作家のほとんど独白による謎解きで、それまで触れられなかった事実が次々に出てきて、推理小説の楽しみである読後の謎解きのすっきり感もありません。ラストに至るまで読者に全ての材料を提示してから謎解きにかかる推理小説のルールを踏み外しています。この点でも「新参者」の足下にも及びません。東野圭吾ってこんなつまらない作家でしたっけ?「どちらかが彼女を殺した」、「私が彼を殺した」のストイックなまでの読者への挑戦姿勢を示した同じ作家とは思えません。
功なり名を遂げた今、完全に堕落してしまったのでしょうか?
麒麟の翼 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (講談社文庫)より
4062777665

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