豹の呼ぶ声
評判
豹の呼ぶ声の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1〜4 1/1ページ
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豹の呼ぶ声の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
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本当は暴力的手段を好まないテロリストが爆弾を盗まれ、何とか取返してもらいたいという発端はやはりリューイン氏らしくユニークで流石、と思いました。その後の展開も凡珀のミステリにはない意外な方向に話が進み、登場人物も魅力的でやはりリューインという人が才人だと思わせます。
「黒人(ナップ)の街という別名をもったこのインディアナポリスでは、当時も現在と同じように黒人と白人が親しくつきあうことはすくなかったが、(以下略)」という文章が作中にありますが、この小説の舞台が長閑で牧歌的なイメージを持っていたのでやや意外に感じました。やはり、他民族国家という事で綺麗事で済まない所もあるのでしょうか。
それと、あまりこのシリーズがワイズクラックがない事で有名でしたが、解説でも触れられている様に「女房とテロリストの違いはテロリストとは交渉できる」という文章があって笑かしてくれます。
最近のリューイン氏の作品はもう老舗の出版社から出なくなって見限られたみたいで残念ですが、まだ書き続けてくれているのは嬉しいです。
あまり血生臭くならない私立探偵小説の佳作。機会があったら是非。