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マンチュリアン・リポート
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マンチュリアン・リポートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全81件 1~20 1/5ページ
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「蒼穹の昴」繋がりで購入。面白く読みました。色々な事件があっていますね、時代の裏には。 | ||||
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先に天子蒙塵を読んでしまったのですが、後から読んでも十分に楽しめます。面白い! | ||||
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読む前は題名が硬いのでノンフィクションの歴史本かと思いました。でも大好きな蒼穹の昴シリーズなので何が何でも読もう!短いし…。と、手に取りましたが、簡潔な文章と面白いストーリー仕立てで一気読みしました。面白い!歴史の教科書で一行で終わっていた張作霖の列車爆破事件でこんなにもストーリーが広がるなんて、さすが浅田先生。 | ||||
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最初の設定が意外だったので、どう展開されるのか興味津々でしたが事件については定説通りだったのではないでしょうか。 蒼天の昴の登場人物も出て来て面白懐かしかったです。 | ||||
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2日で読了しました。報告書形式の物語進行に慣れるのにやや時間を要したが、平行して描かれたのがまさかの機関車目線で、新しくも変わらず臨場感溢れる描写だった。 肝心の張作霖視点での事件の捉え方/語りを期待した。しかし敢えてそこには踏み込まず、第三者の証言や回想で張作霖本人の最期の1日の心の動きや運命への向き合い方を描いたことが、読者の想像や読了後の余韻を更に引き立てることに繋がっているように感じる。 | ||||
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満洲を独立させるのは、「五族協和を目指す」という夢だったとの事だが、今のロシアと同じ事を日本もやっていた訳だ。資源も無く、国民を養うだけの農地すら足りない国が、追い詰められて戦争へ進んでいく姿がよく分かる。資源もあり、広大な国土を持つロシアでも、戦争に駆り立てない戦略が必要。 | ||||
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どんどん読みました | ||||
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是非、「赤い夕陽の満州野が原に」相良俊輔著(光人社NF文庫)を読まれたし。 河本大作の生涯が描かれている。 鉄道爆破に至る経緯、当時の大陸事情などなど。興味は尽きない。 | ||||
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いったいなぜ評価が高いのか、余りにも判らなくて、誰か教えて欲しいと思う時が度々あります。 昭和天皇への報告書が出てくるのですが、文面が冗長で、昭和初期に軍人がこんな物を天皇陛下に提出できるのでしょうか? どこどこの気温は快適で、どこかの駅のお茶で喉を潤しましたとか、ブログじゃないんだから書かなくてもいいことだらけで、こんなの読んだら陛下はご立腹なさるんじゃないですか。 機関車トーマス、もしくは銀河鉄道999の人工知能付き機関車の独白は、馬鹿馬鹿しくて読めたものではありません。宮部みゆきの財布が語り部になるやつも馬鹿馬鹿しかったですが、こっちは事態の深刻さにこの演出はまったくそぐっていないように思えます。 満鉄の陸橋の下をくぐる時に爆薬を見かけた・・・・ような描写があるのですが、これは全然新発見じゃなくありませんか? 新事実とか新たな真相とか皆無じゃないですか? 昭和天皇は「やっぱりそうだったね」と納得するんでしょうか? このシリーズ自体、ドラゴンボールみたいな玉を持ってる人間の運命だとか、変にファンタジー趣味が入りこむのですが、真剣にとらえていい物かどうかいつも悩みます。しかも本書で完結なんですか。尻切れトンボとはまさにこのことです。 | ||||
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満州難民の小生にとって、浅田先生の「蒼穹の昴」と共に自分の出生の秘密を彷彿させるバイブルです。 | ||||
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流石です!張作霖爆殺の真相に迫る本作品、昭和天皇の密命を受けた若き陸軍中尉、もう此の時点で食指が動く。「面白い作品」の予感。 作者の一連の支那近代史の作品全部読んでいました。ボリュームありすぎて、消化不良も多々ありなん、ですが好きです。 | ||||
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「満州は日本の生命線」という当時の大勢は、「わが国益のために他国を侵略する」と世界に公言するに等しく、この愚かさに気が付かないとは、日本人のレベルの低さが分かる。意外だったのは満州は、関内の河北省よりずっと土地が肥沃だという指摘だ。(166頁)満州開拓団と聞くと、無主の土地を開拓することを想像するが、実際は、既に、人が住み開墾された土地を日本人が盗んだようだ。酷い話だ。 | ||||
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あっという間に読んでしまいました。 蒼穹の昴からのシリーズは、非常に面白い。 | ||||
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張作霖爆殺事件の調査に向かった志津邦陽の報告書と、張を乗せた機関車のモノローグの2本立てにより構成。『珍妃の井戸』とともに中国侵略の実相に迫るスピンオフが効果的。巻末に澁谷由里の解説。 | ||||
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草原のスバルシリーズの中では少し平凡なできかもだが当然読む価値あり | ||||
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張作霖爆殺事件を題材に、当事者外の二人の視点から描かれた人生劇。 二人のうちの一人は、事件時に張作霖が乗っていた機関車という、浅田次郎らしい作風。楽しく一気に読了。 | ||||
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今までも購入したものが全てが期待していたものでしたので満足です。 | ||||
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『蒼穹の昴』から始まり『珍妃の井戸』『中原の虹』と続いた、清代の中国を舞台とした、浅田次郎さんの歴史小説の“最終章”。 友人が勧めてくれた『蒼穹の昴』も面白かったが、私は『中原の虹』の方が好きだ。というのも、その物語の中の張作霖がとてつもなく、格好良いからである。史実の彼が中原を超えてどうなったのかは、日本史の時間に習ったが、物語の中の彼がどうなったのかを知りたくてこの『マンチュリアン・リポート』を手にした。 調査にあたった軍人の「満洲報告書」と張作霖を乗せた列車のモノローグが交互に書かれているが、両方から張作霖の思いに少しずつ迫っていくのが面白かった。 史実の事件を追ったいわゆる真相とは違うかもれない。でも、爆破された張作霖の思いは、本当はこの物語に書かれていたものかもしれないと思わされた。 「龍玉」は今も中国にあるのだろうかと、想像をめぐらせるほどのめり込んだ1冊だ。 | ||||
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張作霖が大好きで中原の虹からのファンです。彼が何を考えていたなんて外国人の私にはわかりません、でも黄色五色旗にこだわったり宣統帝の保護の手を差し伸べるこのワイルドな任侠軍閥の将軍の不器用な愛国心が17年皇室様を心に戴いた自衛官だった私の心を揺さぶります。尊敬していた西太后の列車と共に吹き飛ばされた張作霖に彼の人間に惚れて随伴した日本軍軍事顧問達。もしもこの関東軍の仕業が本当なら酷い、悲しいとしか言えませんね。最後に片脚を奪われた張作霖軍事顧問の吉永中佐がサマンのばあちゃんのカウンセリングで癒されるエンディングはホロリときました! | ||||
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清朝末期からの激動の歴史の中では比較的地味な感のある張作霖爆殺事件(高校世界史の教科書は一行で終わり?)が主題。そのせいもあってか新鮮な気分で読めた。張作霖爆殺事件の真相究明のため若き昭和天皇の密使として遣わされた陸軍少尉の報告書(A Manchurian Report)と、張作霖が爆殺時に乗った蒸気機関車の独白(A Monologue of Iron)が二つ並行しながら展開してゆくというユニークな構成で面白い。が、読後感はあっさり。ちょっと物足りない感じ。理由としはやはり、事件の真相究明を目的とするA Manchurian Reportと、事件の背景、張作霖の人となりを語ったA Monologue of Ironの二本立てにしてしまったことにあったのではないか。読む方としてはなんだか別の物語を読まされているような気がしなくもないのである。事件の真相が「想定内」であったことで何となく期待を裏切られたような気分にもなった。もっと別の切り口があったんではないかな、と、期待値が高かった分だけそんな感想をもったわけであるが、まあ、そこそこは楽しく読めるし、爆殺事件の背景、利害関係などもよく整理させているので、歴史好きな人にもいいんじゃないかと思う。 | ||||
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