屍鬼

評判

屍鬼の評価:

4.00/5点 レビュー 245件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全263件 141〜160 8/14ページ
No.123
(4pt)

大変面白かったのですが…

大変面白く、飽きずに読み通すことができました。文庫で全5巻という尺も、登場人物の多さも、村全体を巻き込んでいくというストーリーをリアルにするため、必要なものでしょう。ただ、それだけの大作にも関わらずどこか一抹のB級臭さが拭えないのは、あまりにもおセンチにロマンティックに描かれ過ぎた静信と沙子、ご都合的になんでもできてしまう辰巳の3人のキャラクターのせいでしょうか。特に静信と沙子の2人は少女マンガを読んでるようで、なんだか気恥ずかしくなってしまう程です。10代の多感な世代な子が読むにはいいのかも知れませんが…。と思っていたら、この作品漫画化されてるんですね。さもありなん、という感じです。そもそもは「とにかく怖いの読みたい」ということで、この作品を勧められたのですが、残念ながら怖いとは思わなかったというか、私の求めるホラーではありませんでした。冒険活劇のような、そんな感じ。ただし面白かった、ということは再度付記しておきます。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.122
(4pt)

まだ続きが見たい

あれ?これで終わり?というのが正直な感想もう2巻位続くんじゃないかという展開のまま、あっさりと終わってしまった一巻を半年放置したまま久々に見てみたら一気にこの5巻まで買ってしまったせいかもしれないけど。それにしても終盤の火事の映写や登場人物のエピローグも今までの展開に比べると明らかに少なかったでもそれも大した不満にならないほどの面白さだった。しいて言うなら最後のオチがありきたり過ぎだったということ位か
屍鬼〈5〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈5〉 (新潮文庫)より
4101240272
No.121
(5pt)

才能のある作家が全力を傾けた時名作が生まれた。

上下巻まとめて購入することを奨めます。とにかく長いので徹夜して読んでください。カインとアベルの話を知っていると読みやすい。漫画版の「屍鬼1巻」を読んで登場人物のビジュアルイメージを固定させておくと脳が疲れにくい。いかに才能のある小説家であろうと一生に一度か二度くらいしかこういう名作は書けないだろうと思わせるほどの物語の構成力に驚愕しました。
屍鬼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈上〉より
4103970022
No.120
(5pt)

小野不由美作品の真の怖さとは

確かにこれはホラー小説と分類されるのだろう。 だが、本当に怖いのは、作者が田舎の村の閉鎖性、そこに暮らす人間の善意にあふれるいやらしさ、本人が全く気づかない悪意などを知り尽くし、それを嫌というほど書き込んでいること。この人の作品に共通するのは、そういう類の怖さだ。ここまで書くかというほどの人間の醜さの連続。たしか文庫版の解説で宮部みゆき氏が「呪われた町」と比較しているが、私はこちらの方が怖かった。 ただ「十二国記」もそうだが、テンポのよい、笑いを誘われる会話でコーティングしてあるので、決して下品にならない。読まなければ損な作品には間違いない。
屍鬼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈上〉より
4103970022
No.119
(3pt)

「頑張って」読んでます

とにかく長い。長すぎる上にこの第一巻はさしたる事件も起こらないので、正直読んでいて退屈さを感じます。まだこんなにある、と残りの厚いページを見てガックリ。ホラーが好きで、長編小説も好きなほうですが、これはちょっと…と言う感じです。後で面白くなるそうなので(続刊のレビューを拝見)、多少の我慢をして何とか読み終わりました。続く2巻、3巻とどんどん面白くなるようなので、そちらに期待したいです。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.118
(3pt)

読む人を選ぶ本

まるまる2週間かけて文庫本5冊を読みました。感想を一言で言うと、「長かった。」あまりにもストーリーがゆっくりなため、途中でだれてしまい、4冊目を読む前に2日ほど読まない日がありました。この本、全部で2500ページもあります。結局全部読んだので、決してつまらないわけではありませんが、本家キングの本程度に文庫本で2冊せめて3冊であればよかったのにと思います。以下の人にだけお勧めしておきます。  ・吸血鬼ものが好きな人  ・ホラー小説がとても好きな人  ・小野不由美の作品が好きな人
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.117
(2pt)

屍鬼(下)

この内容なら1/3の長さで書けたと思う。大の大人の感傷的な議論(おしゃべり)が無限に繰り返されていた印象。期待をもたせて登場した大人達が蓋を開けてみれば底が浅すぎ、という感じだったのが残念。端役の大川の親父が一番共感できたかも。ただ、上巻の精緻な書き込みはよかった(小説以外)ので、下巻の展開に期待が持てたのですが。
屍鬼〈下〉 Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈下〉より
4103970030
No.116
(1pt)

長すぎる

私、50ページ読んでおもしろない本は読むのやめますが、これ止めました。最初のインパクト弱いです。引き込まれへん、全く。乙一さんなんかは最初から引き込まれるんですが…。たらたら書きすぎちゃいますかね?
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.115
(4pt)

後半にいくにつれ盛り上がる

正直一巻と二巻は退屈だ。冗長で散漫で、一巻を買った人がシリーズ制覇の購買意欲をそそられるかは難しい。一巻で挫折してしまう人が多いのも無理はない。一巻二巻の内容はそれこそ「うちの村人大紹介」に集約される。登場人物が多い。何十人といる。それらの登場人物を俎上にのせひとりずつ紹介していくのだが、次から次へと視点が切り替わってついていけなくて混乱する。それに一巻ではまだ何も起きてない。変死が頻発し死者が増え始め徐徐に不気味な雰囲気が漂い始めているが、それだけで終わってしまう。つまりはまるまる一巻かけてプロローグに徹してるのだ。しかし三巻中盤あたりから俄然盛り上がり話に引き込まれる。一巻が起、二巻・三巻・四巻が承だとしたら、五巻で一気に転がきて怒涛の如く惨劇と死者を畳み掛けて結がくる。とくに屍鬼側のキャラが魅力的だ。妖艶かつ神秘的な魅力を秘めた沙子のカリスマ性は特筆に価する。永遠の少女たるべしと運命付けられた彼女が、廃墟の聖堂で静信と逢瀬を重ねる様が、陰惨な物語における浄化装置として独特の効果を上げる。何十人と配された脇人物と中には大した出番もなく退場するものも多いが、屍鬼でありながら屍鬼になりきれず、脆い人の心で罪悪感に苦悩する沙子のキャラひとつとっても、この話は成功している。五巻のスピーディーな逆転劇には圧倒されること必死。特に酒屋の親父のはじけっぷりが凄い。屍鬼より凶悪。それまでは屍鬼の存在の不気味さが強調されていたが、五巻では一転し団結した人間の狂気が描かれ、瞬くまに屍鬼の大群を飲み込んでしまう。取水口のシーンはグロいので要注意。欲を言えば恵と親友の真っ向対決が見たかったなあ……。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.114
(5pt)

おもしろい!

最初、興味半分から手にした長編小説。読んでみるとすごいつまらない。でも、買ってしまったからには仕方なく読み進めること一巻二巻。すると突然、物語は急展開を見せ始め、徐々にストーリーの餌食となってしまった私。最終章までくるともうページを捲らずにはいられないほど面白くなるので、長期間休みのとれる人なんかにはオススメかもしれません。なにせ量が多過ぎるので。
屍鬼〈3〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈3〉 (新潮文庫)より
4101240256
No.113
(5pt)

おもしろい!

最初、興味半分から手にした長編小説。
読んでみるとすごいつまらない。
でも、買ってしまったからには仕方なく読み進めること一巻二巻。
すると突然、物語は急展開を見せ始め、徐々にストーリーの餌食となってしまった私。

最終章までくるともうページを捲らずにはいられないほど面白くなるので、長期間休みのとれる人なんかにはオススメかもしれません。

なにせ量が多過ぎるので。
屍鬼〈3〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈3〉 (新潮文庫)より
4101240256
No.112
(4pt)

反省しました

ホラーって下品だと思っていました。食わず嫌いです。この作品は著者の確固たる世界観があり、ストーリがぶれません。後半の怒涛の展開もよかったです。
屍鬼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈上〉より
4103970022
No.111
(5pt)

国産ホラ−の金字塔

スティ−ブンキングの呪われた町に誘発されて、執筆された作品です。この作品が発表された当時、ホラ−小説は海外ものに押され、国産の作品は未熟なものが多かったと記憶しております。しかしながら、この作品の登場は衝撃的で、もともと海外ホラ−のファンだった私も驚きを持って読破しました。又、ホラ−小説は被害者側の人間のみの視点で描かれものなのですが、この作品では吸血鬼にも人格を与え、自ら望まないままに怪物にされてしまった、人々の恐怖、悲しみも描かれており、リアルさを際立てています。当時ミステリ−小説の物語運びが長く、ペ−ジ数が肥大していた時節だったこともあり、この物語も非常に長いものになっていますが、ここまで描ききるには、このペ−ジ数は必要だったのではないでしょうか?ともあれ、この後にこの作品を超えるホラ−小説をまだ知りません
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.110
(3pt)

1〜5の総評で

長いです。しかも、ダラダラと村人の日常ばかりです。
まとめて効率的に、もう少し巧みに書ける筈なのに書いていません。
それ故、テンポも悪い。小説の中の小説が小説になってないので、自分は要らないです。

凝縮感というか、濃度、密度が足りないです。

ま、それでも二、三巻は面白かったので、こんな感じで…。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.109
(5pt)

東雅夫『ホラー小説時評(1990〜2001)』双葉社より

本当に優れたホラー時評集で、全編ぎっしりと鋭い観察眼とホラー小説への真の愛着に貫かれた本書をご存知だろうか?P269〜270に『屍鬼』についてはこう評されています。「本書の真の凄みは・・全編に凛としてみなぎる、異様なまでのハイテンション!それこそ冒頭の一行から巻末の結句に到るまで、三千枚の長丁場を一気呵成に語りぬき、なおかつ、措辞のひとつひとつに細やかな神経がゆきとどいているという印象をあたえることに、仰天せざるをえない。その背後に、どれほど緻密な構想と推敲の累積があったのか・・・想像するだに畏怖すべきものがあるといえよう。」「ホラーまがいが一部まかりとおる昨今、これがホラーだ、と胸を張って断言できる傑作が誕生した」私の『屍鬼』への感想をみごとに文章で表現されていて付け加える何もない。上記の東雅夫の素敵な著作もよかったら合わせて読んでみてください。
屍鬼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈上〉より
4103970022
No.108
(3pt)

上巻読んだら下巻は必読

物語は商品説明に書いてありますのであえて触れません誰でも読めるか、と言えば答えはNoです。合わない人は合いません本書は細部まで丁寧に書かれています。500頁以上あり読み応えがありますそのため冗長に感じる事もあります。数日ではなかなか読み終わらないと思います難しい漢字に仮名がふってあればもっと良かったです。すらすら読めないのでフラストレーションが溜まりますドキドキする展開になっても場面が切り替わり「あれ、さっきの話は終わったの?」と思うことが多かったのも残念ですとは言え中盤〜終盤の流れはいい感じ。下巻が楽しみな終わり方です図書館にも置いてあるので、ミステリーが好きな方は手に取ってみてはいかがでしょうか
屍鬼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈上〉より
4103970022
No.107
(5pt)

はまらせる小説です

タイトルから察するに、バイオハザードですか?と思って手に取りました。まさか、レポートが遅れるくらいにはまるとは思いませんでした。まず、怪異の正体がなかなか明かされないのがもどかしくてつい読みすすめてしまいます。3000ページのうち、村や人物の姿、過去が600ページほど(あくまでページ数は感覚ですが)描かれており、日本のどこにでもある農村を頭の中に浮かべるに十分なリアリティがあります。そこで猟奇的な殺人が…。そのとき頭の中では犯人としてゾンビさんがうごめいていたのですが、夜だけ出てくるのはおかしい。日光によわいのか?などと想像を膨らませていくうちに紙をめくる手が止まらなくなってくるのです。そして、その正体を知るや、読者は絶望感をひしひしと味わい、それを打開するにはどうするのか登場人物と一緒になって考えるのです。ついつい物語にのめりこみ、参加してしまうのです。自分だったらどうするだろう、と。それは先ほど述べたリアリティにあると思われます。作者は確信犯でこうしているのでしょうから、小憎らしいと思うと同時に、その筆力に脱帽してしまいます。最後は「生きることとはなんだろう?」と主人公のうち1人も考えます。そして極限状況でついにある決断をするのです。それをどう感じるかは読者次第ですが、とても心に残り、今でもふと考えさせられます。長いですが、文句なくおもしろい!!最近の分かりやすいけど中身が薄っぺらい映画つき小説に比べたら、読み進める辛さはあるものの得るものは多いです!!
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.106
(5pt)

小野先生の最高傑作では。

人に薦められて読み、その面白さに引きずり込まれました。長編ホラー小説というだけで敷居の高い人も多いと思いますが、薦めて読んでくれた友人は皆「面白い」と評価してくれました。おそらく、普段違うジャンルの本を読む人でも、小説が好きな人ならページを開いて、先を読まずにいられない魅力がこの作品にはあります。村ひとつ分巻き込んで展開する物語なので、登場人物が全て出揃うまでは少し退屈で読みにくいかもしれません。しかし、そこを乗り越えるとあとはジェットコースターのように進んでいきます。登場人物の書いた小説がところどころ挿入されますが、読みにくければ飛ばしても差し障りはありません。とにかく、勢いを損ねずに、一気に読んでください。
屍鬼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈上〉より
4103970022
No.105
(4pt)

さすが

私が思うこの作者の特徴は、物語の舞台がしっかりと整っており一つの世界としてなりたっていることだ。この屍鬼もまた実在するかのような、ある閉鎖的地域が舞台である。前半部は舞台作りと伏線で少々のだるさもあるが、読み進んでいくほどに話は面白くなっていく。静かに恐怖を感じさせる世界が見事に書き出されている。人間がもつ自己中心的な考えやそれにも関わらず物事はうまく進まないというシビアな人間社会をあらわしていると思う。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.104
(5pt)

蘇りたい?蘇りたくない?

最初は、やたらめったらいろいろな人たちが出てきて、ちょっとたいくつなんですよ。でも、途中から、ぐんぐん引き込まれます。下巻に入ると、もうどうしようもなく先が気になって、本から離れられなくなりました。生と死、人間の本質、閉塞した社会。この閉塞した社会は、日本の縮図なのかな?屍鬼に襲われて死んだ人が、全員屍鬼として蘇るわけではなく、しかも、蘇るかどうかは遺伝。どうしようもない運命なんですね。蘇りたい人が蘇られず、蘇りたくない人が蘇って、蘇った自分を呪う。蘇って、やたらと生き生きしている奴もいたり(笑私ならどうだろう?蘇りたい?蘇りたくない?とてもとても長いお話で、最初はたいくつですが、是非に読んで欲しい本です。おとり置き決定です。
屍鬼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 屍鬼〈上〉より
4103970022