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警官の血



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警官の血の評価: 4.20/5点 レビュー 106件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全86件 81~86 5/5ページ
No.6:
(5pt)

最高でした!

佐々木譲さんの作品を読むのは初めてでしたが、いっきに読んでしまいました。 三代の物語ということでそれぞれの時代背景といっしょに物語が進んでいって ひきこまれていきました。直木賞の候補にもなったということで、容疑者Xの献身 のように直木賞も取って欲しいです
警官の血 上巻Amazon書評・レビュー:警官の血 上巻より
4104555053
No.5:
(5pt)

上巻だけ読んでみましたが

小説全体の感想としては、難解な表現や凝った設定とかはなく、ただ淡々と昭和23年からの時代背景を簡単に踏まえつつ、主人公が関わったいくつかの事件を描いている。途中、伏線らしき事件もあり、おそらく下巻で回収されると思うが、とりあえず上巻は一気に読めてしまった。内容としては、昭和23年に主人公の安城清二が警官になるところから始まり、いくつかの事件を解決した後に、天王寺五重塔の延焼事件の最中に殉職。続いて清二の息子、民雄が清二の同僚たちに支援してもらいながら成長し、自身も警官を目指す。そして北大のブントに潜入捜査、結婚、挫折を得て、ようやく念願の駐在所勤務の光明が見えたところで上巻は終了。
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4104555053
No.4:
(4pt)

一気に読ませる会心の作

2007年のミステリーNO.1って事で読んでみる。 物語は戦後から始まる。そして親子3代に渡る警官人生が描かれている。佐々木譲さんの本を読むのは初めてだったが、その時代の知り得ない世相の描写に読み応えあり、思わず引き込まれた。欲を言えば、最後の方は走ってしまった感が拭えない。もうちょっとじっくり描いても良かったのでは?と思う。
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No.3:
(5pt)

人間の物語

佐々木譲の作品に初めて触れたのは「鉄騎兵、跳んだ」だった。若い新人の熱い情熱に惚れ込んだのを覚えているが、その後年月をへて、作品に渋みと深みが加わってきた。「ベルリン飛行指令」、「エトロフ発緊急電」あたりからはこのまま世界を舞台にした大型の冒険小説を手がけていくのかなと思っていたが、近年警察小説で佳品を生み出すようになった。「警官の血」はその集大成とも言える作品である。重みのある作品であるが、決して難解なものでないのは、何より人間が描けているからだろう。警察官も、もちろん人間である。その人間の生き様が描かれていることにこの作品の価値がある。これは警察官としての「人間の物語」である。
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4104555053
No.2:
(5pt)

建前と現実の隙間を埋める、3人の警官の生き方

三代続いた警官の家系。祖父も、父も、制服を着たままその生涯を終え。息子は祖父と父の生涯から、警官として生き抜く術を憶えた。法権力の執行者たる警官として、完璧な市民であり、品行方正・清廉潔白であるべき建前と。その建前が通用しない、現実と。駐在所勤めの、警邏警官として。あるいは、潜入捜査官として。その建前と現実に、折り合いをつけて生きていくことの難しさ。佐々木譲の本を読むのは初めてだが。詳細な描写、というよりも、画素数の少ないモノクロの映画を思わせる、語り口。伝えたいメッセージは、ダイレクトに伝わってくる。陳腐な表現だが、骨太な小説。
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4104555053
No.1:
(4pt)

良作!

良作でした。
あっという間に読み終わりました。

祖父・父・子と三代続く警官人生です。

善良な警官として生きようとする彼らがいろいろな苦労に直面しています。非常にリアルです。

警官の人生やその周りの人々の人生もしっかりと描かれています。

ただ、個人的には、足りない部分があったので(もっと読みたかった!)、全4巻くらいにすると満足できたのではないかと言う気がしますので、星4つ。

でも、満足でした。
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4104555053

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