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警官の血
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警官の血の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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この作品は、先日テレビドラマになったらしい。 ドラマは見ないので、もちろんこのドラマ化されたものも見ていない。 佐々木譲の作品も今まで読んだことはなかったが、今回、読んでみようかという気になった理由は、おそらく赤軍派への潜入捜査などの話が盛り込まれているというあたりだったと思う。 それで読後感だが、う~ん、なのである。 親子3代の警官の話である。 終戦後すぐの時代から現代まで、時間にして60年ほど。 3人の警官の人生を追いかける。 だから早いのである。 テンポが早いというよりも、時間の経過が早すぎる感じで、主人公に気持ちを入れにくい。 時代ごとの世情や、70年当時の全共闘、赤軍派などの描写などは決していい加減ではなく、むしろ良く描けているようにも思うのだが、それにしても早い。 考えてみれば、主人公は三代の警官の一人一人ではなく、「警官の血」なのであるから、それも仕方がないことなのかもしれない。 けれども、祖父の警官の死の真相を孫の警官がつきとめるという結末なのだが、犯人の描写が物足りなくて、なんだか欲求不満気味な読後感ばかりが残ってしまった。 | ||||
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この作品は、先日テレビドラマになったらしい。 ドラマは見ないので、もちろんこのドラマ化されたものも見ていない。 佐々木譲の作品も今まで読んだことはなかったが、今回、読んでみようかという気になった理由は、おそらく赤軍派への潜入捜査などの話が盛り込まれているというあたりだったと思う。 それで読後感だが、う~ん、なのである。 親子3代の警官の話である。 終戦後すぐの時代から現代まで、時間にして60年ほど。 3人の警官の人生を追いかける。 だから早いのである。 テンポが早いというよりも、時間の経過が早すぎる感じで、主人公に気持ちを入れにくい。 時代ごとの世情や、70年当時の全共闘、赤軍派などの描写などは決していい加減ではなく、むしろ良く描けているようにも思うのだが、それにしても早い。 考えてみれば、主人公は三代の警官の一人一人ではなく、「警官の血」なのであるから、それも仕方がないことなのかもしれない。 けれども、祖父の警官の死の真相を孫の警官がつきとめるという結末なのだが、犯人の描写が物足りなくて、なんだか欲求不満気味な読後感ばかりが残ってしまった。 | ||||
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評価の高い理由がわからない。日本の警察小説は、これぐらいでいいのか? カガミと和也の恋人のくだりも、期待したけど、中途半端。力作ということは認めるが、伏線のはりかたがシンプルすぎるし、回収も満足できません。 文章もそれほど流暢ではなく、ツッコミどころが満載です。 えー、えー、って感じで消化不良でした。 長いだけで、あまりオススメできません。 | ||||
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評価の高い理由がわからない。日本の警察小説は、これぐらいでいいのか? カガミと和也の恋人のくだりも、期待したけど、中途半端。力作ということは認めるが、伏線のはりかたがシンプルすぎるし、回収も満足できません。 文章もそれほど流暢ではなく、ツッコミどころが満載です。 えー、えー、って感じで消化不良でした。 長いだけで、あまりオススメできません。 | ||||
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上巻のきめ細やかな描写にくらべて、下巻後半での描写や話の終わり方が少々雑に感じられるのは私だけでしょうか。 | ||||
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警察所長という海外ミステリーにそっくりでした。 皆さんはどう思われますか? | ||||
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敗戦後すぐ、食い詰めて警官になった初代主人公の変死を皮切りに、 警視庁内の異常性・汚い闇仕事で、人生を狂わされる警官一家の年代記。 社会を守る警官という仕事を三代続ける事の誇り・意義をうたいあげるような、 感動的だったり渋かったりかっこいい話ではまったくありません。 知名度も高く、世評も高く、大型テレビドラマにされたりしてますが、 なんか宣伝やここでのレビューの数々と読んでみた内容がずいぶん違いますね・・・・。 物語の縦糸となる初代主人公の変死の真実も下劣でくだらなく、 ミステリらしく知って膝をたたいたり、昭和史と絡んだ驚きなんてものはないです。 三代目和也は祖父・父・自分とあんな目にあって、事実を知っても よく警官って仕事に執着し続けるなぁ。続編出たし。 こんな屑仕事から、とっとと転職した方がいいと思うんですけどね。 例によって佐々木作品おなじみ、「さっさと死ね、地獄に落ちろ」と言いたくなるような、 人間の屑の警官が登場します。 ・・・作者は何か警察に恨みでもあるのでしょうか。 これ読んだ後だと、もちろんフィクションですが、警官見たり交番見ると顔背けたくなりますね。 マトモな警官がこの世に一人もいない気がしてきます。 そういう意味ではインパクトのある作品ですが、どういうミステリファンに勧めていいか困ります。 うーん、 ・警察嫌いの人・若年者に警察の異常さを啓蒙したい世代の人・警察を今まで完全に信用してた人 でしょうか? 私、警察小説でくくられるジャンルはこれが初なのですが、 ミステリ+警察の暗部+ハードボイルド+アクションの「新宿鮫」シリーズの方が 警察を舞台にしたエンターテイメントとしてバランスがずっといいですね。 | ||||
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佐々木氏の本は笑う警官もよみました。今回も思ったのですが人物描写が弱く、単なるエピソードの積み重ねにすぎず、本作品は描かれるエピソードもさほど魅力的とは思えません。非常に読みやすいということであっという間に読み終わりましたが、多くの賞受賞を含め高評価に驚いています。 | ||||
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受賞作として書店で取り上げていたので読んでみましたが、上巻ではなかなか物語が目だった動きがありません。4分の3くらいまで読みましたが、正直退屈になってきてしまいました。直前まで「作家新人賞の取り方」の様な本を読んでいて、その本では「とにかく冒頭で飽きさせるな!」というようなことを書いてあって(もちろんこれは新人賞選考が冒頭でまず判断するせいなので、プロには当てはまりませんが)、その事が頭にあったせいか、非常に冗長に感じました。似たようなシーンが多いと言うか・・・。下巻を読めば面白いのかもしれませんが、買うか分からないです。あと自分はこの当時の空気を知らない人間のせいかな、とも思います。 | ||||
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