■スポンサードリンク


無貌伝 人形姫の産声



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス モI- 3)

無貌伝 人形姫の産声の評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

生まれた意味を知る伝奇探偵小説

無貌伝シリーズ三作目。
前二作と違う最大の部分は、語り部が古村望ではなく、若かりし頃の秋津承一郎であることです。
この作品では、秋津が妻である遥と出会いいかにしてその絆を深めるに至ったかという部分を柱に、無貌と秋津との初の邂逅や様々なヒトデナシなどがからみ事態が混迷していくことになります。

前後の作品と比較してみたのですが、語り部が違うためかそれとも秋津自身が超然とした立場から俯瞰的な見方をしているためか、非常に淡々とした語り口が多く、後半のスピード感あるシリアスな場面でもなんだか緊張感がなくて、この作品だけ別の人物が書いたようで、読んでいてしばしば戸惑いを覚えました(しかし決してグダっているわけではありません)。

ただ前二作の実績があるので、この伏線や描写に必ず意味はあるだろうという確信を持ちながら読んでいました。
そしてその期待は裏切られることはありませんでした。
そのような意味で、この作品はあくまでシリーズの三作目であり、途中から読んでも構わないというような作品ではないでしょうね。

近年まれに見るユニークな世界観を持った貴重なシリーズだと思います。作家の今後の活躍を期待しています。
無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス モI- 3)Amazon書評・レビュー:無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス モI- 3)より
4061827545
No.1:
(4pt)

3作目

なんだか1、2作目とはずいぶん受ける印象が違いました。
主人公が変わったからかな?
それでも面白かったですけど。

無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス モI- 3)Amazon書評・レビュー:無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス モI- 3)より
4061827545

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!