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(短編集)

鏡の迷宮、白い蝶



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【この小説が収録されている参考書籍】
鏡の迷宮、白い蝶 (創元推理文庫)

鏡の迷宮、白い蝶の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

「美波の事件簿」前日譚第2弾!

「美波の事件簿」前日譚第2弾

5本短編を収録した連作短編

修矢・かのこ編、美波・直美編
その2つが交互に、計4本と続きます

水島のじいちゃんが、安楽椅子探偵を務めます


最後の一篇は
水島のじいちゃんと西遠寺家の隠された繋がりを
修矢が解き明かします


また、前の話のキーワードが次の話の冒頭で使われる
凝った構成になっている
こういう縛りがあると、得したような気がして、好感が増す


解説は太田忠司氏

解説の後半は、
本シーリーズの(本格ミステリとしての)秀逸さについて等
解説としては真っ当なものだった

しかし、前半は
富士見ミステリー文庫についての愚痴ともとれる内容だった

鏡の迷宮、白い蝶 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:鏡の迷宮、白い蝶 (創元推理文庫)より
4488466052
No.1:
(4pt)

安心して読める前日譚

『手焼き煎餅の密室』に次ぐ<美波の事件簿>シリーズの前日譚第二弾。『天使が開けた密室』ではちょっと無理なキャラ書きが鼻についたシリーズ、次第に落ち着いた筆致になり、『砂の城の殺人』を経て前日譚までくると、安心して読めるようになります。加納朋子さんをライトにした感じの人情もの「日常の謎」系作品。創元が大好きな連作短編で、五編の短編が全てつながるようになっています。中には推理小説をネタにした「つなぎ」はあるは演芸ネタの一席はあるわと盛りだくさん。それを纏めるのが「水島のじいちゃん」の推理。水島のじいちゃんと梅ばあちゃんのキャラがいいんだなあ(あれ、キャラ読みしないんじゃなかったっけ>おれ)(それにしても、『ナンシー・ドルー』シリーズと同じイラストレータさんの絵なんだろうか。可愛いんだけど、おっちゃんが手に取って書店のレジに運べるようなカバーじゃない。特にレジ係の店員さんが若い女の子だったりする場合は。通販はありがたいや)
鏡の迷宮、白い蝶 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:鏡の迷宮、白い蝶 (創元推理文庫)より
4488466052

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