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ICO-霧の城-



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ICO-霧の城-の評価: 3.56/5点 レビュー 166件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 21~33 2/2ページ
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No.13:
(3pt)

捉えかた次第で・・・

ゲームを知っているのとそうでないのとでは、おそらく大きく印象が変わってくる作品であるのは間違いないでしょう。もっとストレートに言ってしまうと、「知っていないと読み辛い」です。自分は宮部さんの他の作品は知りません。ゲームをプレイしてICOが好きになり、この本を手に取ったきっかけもゲームが好きだから故なのですが、元の映像を知っている分、「ああ、多分ここのことを言っているんだな」と、ある程度状況は掴めるのですが、いささか説明的な文章が多かったような気がしました。しかし、イコが霧の城に赴くまでと、ヨルダの回想シーンなどのオリジナルの部分は元となる映像がない分、自由に想像力を働かせることができて、個人的には結構楽しめました。つまりゲームを意識しすぎない方が結果的に「お話としては」楽しめるのかも知れません。ただ、やはり読みにくい感じは否めないため、より「ICO」を理解したいのなら、ゲームと小説の両方に触れたほうが良いのではないかと思います。
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
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No.12:
(3pt)

つまらないよ(-_-)/だから☆3つ

ゲームを読んでなきゃ理解がしずらい内容ですね。宮部 みゆきさんの作品ではいままでの中で多分一番つまんなかったかも・・・・この作品はICOというゲームをもとにしているのですが、ゲームってエンディングとかって一杯ありますよね。それを、すべてがうまく行ってそしてハッピーエンドというのを宮部さんは選んだのですが・・・うーん自分では満足できません・・・けど、所々「あっ!!おもしろい!!」となった所もあったのですが、霧の城の過去話でどーんとつまらなくなりました。それに霧の城の内部はやっぱり意味不明奇想天外な建物が注目なのですが、やっぱり言葉ってむつかしいのでうまく表現できていなくて「あっ!!階段なのに正門思い浮かべちった」というような事がたびたびありました・・・けど、読んでみてのお楽しみかもしれません。多分、君の側にも半額で売ってくれる人がいるよ!!(意味不明ですね・・・・・)
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
4062124416
No.11:
(3pt)

疲れました

宮部ファンとしてつらい☆3つ。しかし読みにくかったのでやむを得ず。…私はゲームのICOを知らないのですが、宮部みゆきが惚れ込んで書くならば、懐深いゲームの世界をどのように描き出してくれるのか、楽しみに読み始めたのです。が…城に入ってからが読みにくかった。自分で構築して書くのではなく、ゲームの重層的な世界を、あれも書かなきゃ、これも書かなきゃという感じで追いかけてるだけのような感じ。連れ回されてるんだけど道順が全然わからない、という欲求不満がつきまといました。風景がどうも見えてこない。場所感覚がつかめない。論理構成もよくわからない。明晰な宮部イズムはどこへやら。ぐったり疲れて読み終りました。悲しい。それでも宮部は好きなので、☆3つ。次作に期待。
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
4062124416
No.10:
(3pt)

優等生のファンタジー

小説家で押しも押されぬ人気作家・宮部みゆき『ブレイブ・ストーリ』ではもう少し現代を軸にした冒険ファンタジーでしたが今回のは完全なフアンタジー路線に仕上がってます彼女のミステリーファンの方には大きく戸惑う作品内容反対に、ファンタジーファンの方には物足りない作品ファンタジーに必要な滅茶苦茶な展開がコジンマリまとまっているから説明に筆を割きすぎたか、丁寧な分優等生のファンタジーになった併せて、宮部みゆきが現代ミステリーを描く際には利点だった心理描写これがフンタジーにはスケールを小さくさせる原因とも取れるファンタジーは架空の国で奇想天外なことが繰り広げられるのだ。その、ファンタジーファンにはコジンマリとし宮部みゆきファンには、これ迄の作品から比較し退屈する個所がある作品全体として、面白いのは面白いが上記の理由から中途半端で消化不良の作品になっているちなみに小説では『グインサーガ』漫画では『クリスタルドラゴン』上記のファンの方々には★の数は更に減るかもしれない
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
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No.9:
(3pt)

意欲作だと思う

RPGゲームの小説化…なかなかに難しいこの作業に意欲的に取り組んでいると思います。ゲームをした事がある人の立場とした事の無い人の立場、その両方を尊重させた結果情景描写が多い作品になったのかもしれません。文中のとても細かい情景描写にこのゲームへの作者の愛着が感じられます。確かに、セリフが少ないぶん多少タイクツする部分もあります。でもゲーム自体がわりあいに淡々と進む物語だったのでその淡白さこそが「ICO」の世界観だととらえてもいいでしょう。ただし、挑戦としてはこの試みは大成功とはいかないかもしれません。あくまで小説としての面白みは★3つぐらいになりました。どちらかというとゲームを知っている人のほうが楽しめるかもしれませんね。私はゲームの方は少し経験があるだけですが、これを機会にまたチャレンジしてみようかなと思いました。
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
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No.8:
(3pt)

難しいところ

普通のファンタジー小説として読むならば面白いとは思いました。しかし一部回想場面が非常に長く、話の進め方としては少し不自然さが出ています。それによって本自体も非常に長くなっています。宮部氏としてはその部分を一番伝えたかった、表したかったのでしょうがその部分だけが異様に色濃く、変わりに初盤、終盤部分が色褪せてしまいがちです。私としてはイコとヨルダの置かれている現状のほうを私的にはもっと追求して頂きたかった。どちらかというと終盤のほうに彼女の持つ才能を出すべきなのではと思います。私はゲームのICOを体験しておりませんが、ゲームの透き通るような雰囲気は以前から存じておりました。その雰囲気を宮部氏はある程度色をつけているのではないでしょうか。ゲームを行う人によっては彼女の色はあまり宜しくなかったのではと思います。私としても少し彼女の色合いは濃かったように感じられました。ゲームとは別物のICOとして読まれた方が、この本をより堪能できるのではと思います。
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No.7:
(3pt)

どちらがよいとは言えないけれど

良いような悪いような。冒険小説としては、面白かったです。過去とか目的がないと冒険小説は成り立たないですからね。 ゲームのノベライズとしては、icoはもともと成り立たちにくいお話だから、宮部さんなりの解釈で小説にしたらこうなったって事でとても面白く読めました。 ただ、ノベライズと言うことで頑張ったと思われる霧の城の内部の描写が有りすぎるせいで、ゲームをやってから本を読んだ私は、イコの過去とかトトとかで頭の中で想像していた本のイメージが、霧の城の内部にうつるたびに「あぁこの話ゲームのノベライズなんだ」って思って現実に引き戻されてしまっていまいち本の世界に入り込めないことになってしまいました。 どうせならば、もっとどぎつく世界観を変えて作り上げていくか、ゲームをそのまんま文章にするかどちらかにして欲しかった。どっちつかずな感じがか最後までぬぐえなかったのがとてもとても残念です。
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4062124416
No.6:
(3pt)

霧の城はどれだけ広いのか

ストーリーの長さに比して、舞台となる世界の説明部分が多すぎる気がした。特に霧の城の描写に変化をつけるのに、苦労をしている印象を受けた(ゲームを遊んだ人はすぐイメージできるのかもしれないが)。導入部分は読者を惹きつける展開だが、登場人物数が少ない事もあってやや中だるみがある。ただ後半途中からラストは一気に読ませる魅力あり。ゴチャゴチャしたファンタジーが苦手な人はおすすめできる。
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No.5:
(3pt)

雰囲気出てます

このゲームへの解釈の1つとして大きな破綻はしておらず、むしろ「よくこれだけのストーリー思いついた、さすが推理作家」って感じなんですが、それでも、ストーリーのためにゲームの中味をねじ曲げているような部分があり、感嘆するには至らなかった感じです。特にエンディングは辛いかな。描写は比較的よくできていて好き。昔話みたいな語り口、言葉遣いは、ゲームに合っていると思います。またゲームやってみたくなりました。
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4062124416
No.4:
(3pt)

微妙…

元の作品が大好きなだけに、微妙、でした。ゲームの『ICO』とは別物なんだ、とはどうしても割り切れませんでしたし。素直に作品を楽しめなかった部分が多かったです(ヨルダ喋りすぎ、等)ちょっと損をしている気がしないでもないですが;本編には関係ないですがあとがきでの宮部さんの文章には非常に好感が持てました。一小説としては普通に面白いと思います。世界観をしっかり保っているし。作り込んでいるし。原作を膨らませて書くのは、別段おかしいことではないんですが…。宣伝のされ方に疑問を覚えます。もうちょっと、あくまで宮部さんの思うICOなんだってことを強調してほしいな、と。元のゲームは何も語らない物語です。登場人物があり得ないぐらい少ないですし。BGMも少ないし。イベントも会話も、少ないし(そこが魅力の一つなんですけれども)小説からICOに興味を持たれた方は、その少なさに驚くんじゃないでしょうか。何にせよ、『ICO』はゲームをやってこそ、だと思います。
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
4062124416
No.3:
(3pt)

贅沢なノベライズ

こんなに贅沢なノベライズはないと思う。第一章ではイコの育った村、イコという贄を育んだまわり人々の物語。第二章はほぼゲームの展開。ゲームのキモであった言葉の通じないどうしが手を繋いで障害を乗り越えていく、その切なさが上手く出ているとはおもわないけれど、変わりにイコの心の動きが丁寧に語られる。第三章は篭に入る前のヨルダの物語で、ゲームからは想像が出来ないほど、お父様が大好きな普通の快活な少女として描かれている。第四章で何故イコなのか、何故贄が必要なのか、などのゲーム中の疑問に丁寧に答えるように物語が展開する。絶対善を儲けずに、それでも最後にイコが「正しい」と誰もが納得するように、本当に丁寧に物語が語られる。ほんとうに丁寧に物語が語られた結果、墓地の静寂を思わせたゲームはただのヒロイックファンタジーになってしまった。
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
4062124416
No.2:
(3pt)

うーん・・・

私はICOも宮部みゆきも大好きだったので発売も待ち焦がれて書店に急ぎました。が!ICOが「霧の城」にいくまでを説明しすぎてガッカリしました。なぜ連れて来られたのか・・・などすべて謎でこそ面白いゲームだった気がします。ノベライズするにあたって仕方無かったかもしれませんが・・・ICOが色んな事を背負いすぎているのも気になりました。ヨルダの事だけを考えて行動して欲しかったです。ファンとしてはね。
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
4062124416
No.1:
(3pt)

面白い、と思うけど…

すごく楽しみにしてたicoの小説化!しかも宮部みゆきさんが!と期待していたのです。が。確かに面白いんですよ?城の成り立ちとか、なぜ生贄にされるのかとか、なるほど、そう考えると納得!とは思うんですが。この話では少女とイコの心のつながりがほとんど書かれていないんです。イコの成長を主軸にするうえで仕方なかったとは思うのですが、できればもっと少女の主体的な姿を見せてほしかったです。icoの話のひとつとしては、確かに面白い話で、呼んでみる価値はあると思います。
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
4062124416

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