■スポンサードリンク


シグナル



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
シグナル
シグナル (幻冬舎文庫)

シグナルの評価: 3.76/5点 レビュー 21件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(5pt)

彼の作品大Fanです(^_^;)

内容も構想も私には最高の作品です。
早く彼の新刊書を読みたいです(^_^;)
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.13:
(4pt)

自分の中にレイジのような部分がないか向き合ってみるこをしなければいけないと思った

映画版を見て、ラストが違うということを聞いたので、どんなものだろうと読んでみた。
 ラストというか、終盤はが違っていたけど、違和感を感じるほどではなかった。

 映画を見たときにも思ったけど、レイジって本当に嫌な奴だ。
 
 絶対にこんな奴は友達はできないし、自分は絶対にこんな人間ではないと何度も思った。

 だけど、ふと考えてみた、「それを100%断言できるのか」と。

 屁理屈をつけて相手に謝罪を要求したり、自分を正当化したりしたことはたぶんないけれど、レイジの言っていることに少し納得してしまったいることもあったりした。

 だけど、『悪』の感情は誰にでもある。
 大切なのは、それと向き合って話し合うということなのだと思う。

 映画を見た後に読むとさらにそれを感じたので、映画を見て原作が未読だという人には是非読んでもらいたい。
 そして、自分の中の悪と向き合ってもらいたい。

シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.12:
(5pt)

偶然にも今の自分と重なった

中々心を開かない女性が身近にいてストーカーのように執拗にまとわりつき、散々嫌がらせをしてくる奴といい、この小説と似たようなことが起きていて驚いた。実際はこの小説のようにあっさりと解決には向かわない。ストーカーも実際はもっと陰湿だし、周囲の人間には善人と思われてすらいる。しかし、そこまで表現していたら読後感は重々しく気分はどんよりしたものになっていたでしょう。清々しい印象を残すとしたら、これくらいの描写がギリギリだと思います。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.11:
(4pt)

“技師長”は、ロング?orショート・ヘア?

映画『シグナル〜月曜日のルカ〜』で、女優デビューを飾られた三根梓さんに、
ハートブレイクさせられたオジサン。その勢いで、原作も手に。

 昔ながらの映画館の映写室に、若い女の子の“技師長”という組み合わせの妙
を見出した、原作を賞賛させていただきます。
 技師長・杉本ルカのヘアスタイルが、原作ではロング、映画ではショートという
のが、実は最大の相違?皆様なら、どっちの設定を支持されますやら・・。

 とはいえ、ラストシーンで上映される映画が、原作では『ニュー・シネマ・パラダイス』、
映画では『ガメラ対深海怪獣ジグラ』。
 私は、映画のラストの方がよかった〜〜と思うので、原作の☆はひとつ減させて頂きます。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.10:
(4pt)

映画も楽しみ

「やさしいという生き方ほどつらいものはない」「人と人はわかり合えないものだけど、わかり合いたいって思った人には必死に心の手を伸ばすんだ」この二つの台詞(一部要約)が印象に残りました。私が最近実感していることでもあるので……。
ゆっくりと、だけど確実にヒロインのルカと主人公恵介の心の距離が縮まっていく様子が描写されていて良かったです。綺麗事だけじゃない関係がちょうどいい。
個人的に、恵介と弟のやり取りが結構好きですね。仲が良いし、二人ともお母さんのことを本当に大事に思っているのが伝わってきて、心が温まりました。
今度映画の方も観に行く予定なので、役者さん方がそれぞれのキャラをどのように演じているのか、各場面の演出がどのようになっているのか、今から楽しみです。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.9:
(5pt)

重い扉の向こう 人間の心と映写室

著者の本は以前にも何冊か読んでいて、正直あまり好きではありませんでした。
本書もあまり期待しないで読み始めたのですが、いや、良かったです。
私がこの本にとても惹かれたのは、恵介の人間性、映写室、この2つに限ります。特に映写室の描写でした。
ある種特殊な空間であるこの場所が、どの様であるか知っている人は少ないと思います。
この本は完全に空間勝ちだな、と思わずにはいられない程に、魅力溢れる場所に描かれています。
著者が映写室でバイト経験があるという事で、映画がスクリーンに映し出されている間の゛見せる側゛の動きが
詳細に描かれており、ここも興味深いです。
映画を流している時間の映写室の様子も克明に描写されています。言葉を追いながら頭の中にイメージされる
それは、本当に素晴らしい、美しいものでした。
こんなに美しい光景を、映写室を見た事もない人間に想像であれど見せる事が出来るのは、著者本人も実際に
この場所の素晴らしさを感じていたからこそではないのか、と思えます。
この限られた特別な空間の描写と、その場所に恵介という人間2人だけで存在する、その事実が合わさった瞬間、
とても美しい、素晴らしく幸せな空間が姿を見せます。
自分もこの空間に存在したいと切に思うほど、本当に本当に美しく、素敵な世界でした。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.8:
(4pt)

よかったです

授業料を稼ぐために大学を休学して実家に帰ってきた恵介が映画館でバイトをしようと考えたが、
採用の条件として以下の3つを言い渡されました。

1.ルカの過去について質問をしてはいけない
2.ルカは月曜日になると神経質になるからそっとしておくこと
3.ルカとの恋愛は禁止

しかし、実際に顔を合わせてみると、3年間、映画館から一切外に出ていないという事を除けば、
いたって普通の女の子が待ち構えていました。

過去にどんな事があったのだと、いろいろ予想しながら読み進めていきましたが、
予想外かつ、それ程大きくない出来事が待ち受けていました。
少し拍子抜けした感はありましたが、青春小説としていい味を出しています。
終わり方なんてありがちな展開ですが、それがまた良かったと思います。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.7:
(5pt)

読んだ中で最高の青春ミステリ

それほど難しくなかったし設定もおもしろい、なにより最後のシーンが読んでて泣けてきた最高!。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.6:
(4pt)

切なくも暖かい青春ミステリ

なんだろう。
胸がキュッとなるような切ない小説だった。

映画館でバイトを始めた恵介と、映写技師のルカ。
ルカの閉ざされた過去を巡る出来事に泣き、笑い、傷つき、求め合う、青春のミステリ。

この本の中には、感銘を受けた言葉が二つもあった。

「やさしいという生き方ほどつらいものはない」
人にやさしいということは、いいことばかりではない。
やさしさのせいで、自分を傷つけてしまう時もある。
きっと誰もがそういう経験をしているから、この言葉が胸に染みるのではないかと思う。

「残念だけど、人と人はわかり合えないもんだよ。おれはそう思う。
だけどね、ルカ。
この人とだけはわかり合いたいって思ったら、必死に心の手を伸ばすんだよ。奇跡的に巡り合えたたったひとりの人なんだから、なにがあっても信じ続けるんだよ。ぼくにとってルカは、そういう人なんだ」
すごくまっすぐな気持ちをこうもはっきりと伝えることができる恵介に嫉妬するw
こんなこと言われたら、男だってときめいちゃいます。
すごいな。
言葉が暖かい。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.5:
(4pt)

恋愛小説

本屋でこれを見たときはミステリー物だと思い購入しました。 思っていたよりも謎解き要素が少なく、少し物足りなく感じました。(特にインシテミルを読んだ後だったので…)
どちらかというと恋愛小説でしが、恋愛小説も嫌いではないので文句はありませんでした_(._.)_

なので★★★★
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.4:
(4pt)

女の子の甘い恋愛もの?

自分の中になにかひとつ一生懸命になれるものを持っていてしかも恋愛もしちゃう若ければ若いほど魅力的だよね映画と言うアイテム暗くて狭い世界で男女の距離も自然と近い良いシュチュエーションだよねドキドキした。けどそこまで少しがっかり
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.3:
(4pt)

信じることの難しさ

学費を稼ぐために、大学を1年間休学して帰郷した21歳の恵介は、破格の時給で映画館でバイトを始める。
その映画館には、3年間一歩も外へ出ず、映写室で暮らしている同い年の映写技師杉本ルカがいた。
恵介はバイト採用の条件として、
 1 ルカの過去について質問してはいけない
 2 ルカは月曜日になると神経質になるからそっとしておくこと
 3 ルカとの恋愛は禁止
という不可解な約束をさせられた。
ルカが何故3年もの間、外に出ないのかという謎解きもさることながら、
恵介の心の痛み、ルカの心の痛み、思春期の危うさ、二人の心が少しずつ近づきながら解り合っていくさまに、心が打たれます。
映写室という特殊な空間設定は、作者のアルバイト経験によるもので、専門的な映写技術の描写が随所にあり、好きな方にはたまらないでしょう。
ラストはまさに映画のようで、美しいのひとことです。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.2:
(5pt)

読後感は”清々しい”

映写技師とその見習いの互いを慮るような恋愛に、つい目を細めてしまいます。ヒロイン、ルカが3年間映画館に閉じ籠る理由は、物語を引っ張って行く上で少々物足りなさがあるものの、その事実を知るまでに至る過程が主人公を大きく成長させているのだと思った。
主人公が恋をして、一生懸命相手を想い、困難を克服していく姿が時に健気で、時にたくましい。
最近読んだ本の中でも恋愛度はかなり高め。
でも、人としての成長が丹念に描かれているところが良く、単なる恋愛小説で終わっていないでいる。
恋愛の辛さ、楽しさを噛み分けて、大人になって行くんだろうなぁ。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642
No.1:
(5pt)

ラストシーンがなにしろ美しい

これまでもこの作家の作品は読んできたけど、内容も装丁もピカイチ。映画館を主な舞台にして男女の心の揺らぎが丁寧に描かれています。映画館の闇や光の筋、そしてその光の中に舞う塵までも、情景が浮かんで引き込まれます。エンタメとしても中盤から思わぬ展開があり、ラストシーンがとても美しくて映画化を期待したくなる。老若男女にオススメしたい良作です。
シグナルAmazon書評・レビュー:シグナルより
4344014642

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!