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マリアビートル
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マリアビートルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全299件 241~260 13/15ページ
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新幹線の中で、物騒な殺し屋たちと小憎たらしい中学生がトランクの奪い合いを繰り広げる。 殺し屋たちのキャラ設定もさることながら、「王子」なる中学生の小賢しい思考・行動は見事なまでに不快感を催すように描写されている。 伏線の張り方と回収の上手さは相変わらず。 王子を物語の中心に据えながら、ラストを締めくくるのが意外な人物という手法も良かった。 グラスホッパーの続編なので、未読の人はグラスホッパーから読むべき。 | ||||
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新幹線の中で、物騒な殺し屋たちと小憎たらしい中学生がトランクの奪い合いを繰り広げる。殺し屋たちのキャラ設定もさることながら、「王子」なる中学生の小賢しい思考・行動は見事なまでに不快感を催すように描写されている。伏線の張り方と回収の上手さは相変わらず。王子を物語の中心に据えながら、ラストを締めくくるのが意外な人物という手法も良かった。グラスホッパーの続編なので、未読の人はグラスホッパーから読むべき。 | ||||
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正直、伊坂さんの作品は個人的にあまり好みではなく、 今回もあまり期待せずに手に取ったのですが、予想を裏切る面白さでした。 魅力的なキャラクターと息もつかせぬ展開で、 「どうして人を殺してはいけないのか」というモチーフも、 深みがあるとはいいませんが、それでいてきちんとらせん状に掘り下げていったかんじがあり、 ここまで見事だと一級品だと思いました。 | ||||
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正直、伊坂さんの作品は個人的にあまり好みではなく、今回もあまり期待せずに手に取ったのですが、予想を裏切る面白さでした。魅力的なキャラクターと息もつかせぬ展開で、「どうして人を殺してはいけないのか」というモチーフも、深みがあるとはいいませんが、それでいてきちんとらせん状に掘り下げていったかんじがあり、ここまで見事だと一級品だと思いました。 | ||||
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息子に重傷を負わせた王子を追う木村。そして王子。ある依頼を受けた二人組の蜜柑と檸檬。 ツキに見放された七尾。彼らは皆、東北新幹線「はやて」の車内にいた。やがて、それぞれの 思惑が複雑に絡み合っていく。新幹線が目的地に到着するまでに、さまざまな問題は解決するの だろうか・・・。 いろいろな事情を抱えた男たちが東北新幹線に乗り込んだ。ひたすら目的地に向い走り続ける 新幹線の中で次々に起こる信じられないできごと。一見、何の関係もないと思える者どうしの 意外な接点。そして、荷物だけではなく命までもが奪ったり奪われたりする。まさにスリルと サスペンスの世界だ。個性的過ぎる登場人物たち、絶妙過ぎる会話、そしてスピーディーな展開、 どれをとっても楽しめる。「いったい、作者の伊坂幸太郎は、この複雑怪奇な新幹線内の状況を どう収束させていくのか?」ラストに近づくにつれ、期待感が高まった。そして迎えたラストは、 期待を裏切らないものだった。意外性もあったし、ほっとする救われた部分もあった。収まる ものが収まるべきところに収まった。そんな感じさえする。伊坂幸太郎らしい、本当に彼らしい、 充分な満足感を与えてくれる作品だった。 | ||||
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息子に重傷を負わせた王子を追う木村。そして王子。ある依頼を受けた二人組の蜜柑と檸檬。ツキに見放された七尾。彼らは皆、東北新幹線「はやて」の車内にいた。やがて、それぞれの思惑が複雑に絡み合っていく。新幹線が目的地に到着するまでに、さまざまな問題は解決するのだろうか・・・。 いろいろな事情を抱えた男たちが東北新幹線に乗り込んだ。ひたすら目的地に向い走り続ける新幹線の中で次々に起こる信じられないできごと。一見、何の関係もないと思える者どうしの意外な接点。そして、荷物だけではなく命までもが奪ったり奪われたりする。まさにスリルとサスペンスの世界だ。個性的過ぎる登場人物たち、絶妙過ぎる会話、そしてスピーディーな展開、どれをとっても楽しめる。「いったい、作者の伊坂幸太郎は、この複雑怪奇な新幹線内の状況をどう収束させていくのか?」ラストに近づくにつれ、期待感が高まった。そして迎えたラストは、期待を裏切らないものだった。意外性もあったし、ほっとする救われた部分もあった。収まるものが収まるべきところに収まった。そんな感じさえする。伊坂幸太郎らしい、本当に彼らしい、充分な満足感を与えてくれる作品だった。 | ||||
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仙台に社用で3日間行ってきた。列車移動の為、道中東北新幹線を利用する事になり、往復の車中で読書をもと思い、丁度東北新幹線を舞台に繰り広げられる伊坂幸太郎のピカレスクな新作をチョイスした。 確かに、「はやて」は全席指定席、車両間には荷物置き場がある、ダストボックスの壁にも突起があるし、等々、妙にライヴ感ある感覚に囚われながらも、登場人物たちのキャラと話の面白さに、いつしかそんな事を気にする間もなく読み耽った。 電車に乗り合わせた者たちが遭遇するサスペンスって、このジャンルの常套だと思うけど、今作が面白いのは、ドラマが、一般乗客なしで、徹頭徹尾海千山千の個性的な殺し屋たちに、狡猾かつ残忍な少年の間で続けられる処だ。そして、そのスリリングな展開もさることながら、まず以て魅力的なのは、彼らの会話の絶妙さだ。 蜜柑と檸檬、王子と木村、七尾と真莉亜。3組の物騒な人間たちが交わす言葉のひとつひとつが、深刻かつ複雑な状況であるにも拘わらず、ある時は軽妙、ある時はシニカルに、まるで掛け合い漫才の如き応酬で楽しめる。 中でも、蜜柑と檸檬の関係は最高にオカシい。ふたりともやたら好きな小説やアニメの一節の引用をするのだが、なんせ、方や「悪霊」、方や「機関車トーマス」だもん、話は噛み合わないよな(笑)。 「トーマス」の話に関連させて考えを語る檸檬のみならず、人の心理を操り、精神的に優位に立って大人を手玉に取る嫌味な14才、まるで映画「ダークナイト」のジョーカーを彷彿させるような悪意の塊の王子や、己のツキのなさを嘆きながらも、窮地の際の頭脳と身体の切れ味が凄まじくなるてんとう虫・七尾など、強烈としか言いようのないユニークで個性的なキャラの立つ事、立つ事(笑)。 バッド・タイミングが重なり、絶体絶命の場での、彼らのプロフェッショナルとしての死力を賭けた闘い。終盤に従って、心理戦とアクションの波状攻撃を堪能しつつ、ラストの収め方の鮮やかさに唸らされる。 今作の前篇「グラスホッパー」を読んでなくても十分に楽しめる作品、岡本喜八が生きていたら是非とも彼に映画化して欲しかった。 今年ももう暮れを迎えるが、イレギュラー気味ながら、「このミス・2011」のベストテンの上位を当然狙えるであろう逸品、面白さ保障します。 | ||||
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仙台に社用で3日間行ってきた。列車移動の為、道中東北新幹線を利用する事になり、往復の車中で読書をもと思い、丁度東北新幹線を舞台に繰り広げられる伊坂幸太郎のピカレスクな新作をチョイスした。確かに、「はやて」は全席指定席、車両間には荷物置き場がある、ダストボックスの壁にも突起があるし、等々、妙にライヴ感ある感覚に囚われながらも、登場人物たちのキャラと話の面白さに、いつしかそんな事を気にする間もなく読み耽った。電車に乗り合わせた者たちが遭遇するサスペンスって、このジャンルの常套だと思うけど、今作が面白いのは、ドラマが、一般乗客なしで、徹頭徹尾海千山千の個性的な殺し屋たちに、狡猾かつ残忍な少年の間で続けられる処だ。そして、そのスリリングな展開もさることながら、まず以て魅力的なのは、彼らの会話の絶妙さだ。蜜柑と檸檬、王子と木村、七尾と真莉亜。3組の物騒な人間たちが交わす言葉のひとつひとつが、深刻かつ複雑な状況であるにも拘わらず、ある時は軽妙、ある時はシニカルに、まるで掛け合い漫才の如き応酬で楽しめる。中でも、蜜柑と檸檬の関係は最高にオカシい。ふたりともやたら好きな小説やアニメの一節の引用をするのだが、なんせ、方や「悪霊」、方や「機関車トーマス」だもん、話は噛み合わないよな(笑)。「トーマス」の話に関連させて考えを語る檸檬のみならず、人の心理を操り、精神的に優位に立って大人を手玉に取る嫌味な14才、まるで映画「ダークナイト」のジョーカーを彷彿させるような悪意の塊の王子や、己のツキのなさを嘆きながらも、窮地の際の頭脳と身体の切れ味が凄まじくなるてんとう虫・七尾など、強烈としか言いようのないユニークで個性的なキャラの立つ事、立つ事(笑)。バッド・タイミングが重なり、絶体絶命の場での、彼らのプロフェッショナルとしての死力を賭けた闘い。終盤に従って、心理戦とアクションの波状攻撃を堪能しつつ、ラストの収め方の鮮やかさに唸らされる。今作の前篇「グラスホッパー」を読んでなくても十分に楽しめる作品、岡本喜八が生きていたら是非とも彼に映画化して欲しかった。今年ももう暮れを迎えるが、イレギュラー気味ながら、「このミス・2011」のベストテンの上位を当然狙えるであろう逸品、面白さ保障します。 | ||||
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待望の書き下ろしだ。この数作、物足りない、不安と感じていた伊坂ファンにぜひ読んでほしい。 最近の本の帯に、第一期終わりとあったが、そうすると、これは第二期の始まり。東北新幹線を舞台に いろんな人がでてくる。今までとの違いは、「とても悪意を感じる」いやなキャラクターに記述を 多くさいていることかもしれない。 勝ったのは、マリアビートル。 | ||||
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待望の書き下ろしだ。この数作、物足りない、不安と感じていた伊坂ファンにぜひ読んでほしい。最近の本の帯に、第一期終わりとあったが、そうすると、これは第二期の始まり。東北新幹線を舞台にいろんな人がでてくる。今までとの違いは、「とても悪意を感じる」いやなキャラクターに記述を多くさいていることかもしれない。勝ったのは、マリアビートル。 | ||||
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最近上梓された『あるキング』『SOSの猿』などが、 私の中では外れ作品であったため不安はあったのですが、 大好きな『グラスホッパー』の続編的作品という事で購入しました。 結果的には、『魔王』→『モダンタイムス』の黄金リレーよろしく、最高の仕上がりだったと思います。 私は伊坂作品の「会話」と「比喩」が特に好きですが、 本作ではそれらに加え、スピード感があったと思います。 新幹線が実際に走っているスピード感は様々な部分で見事に描かれていますし、 新幹線内での事件に関わっている乗車していない人間達の動きが、 新幹線の内部と同時進行で見事に描かれているため、新幹線や事件のスピードを感じ取る事ができます。 物語が終わる頃には読者である我々も、いわゆる「移動の疲れ」を感じる作品であると思います。 今後きっと何かの賞を取るでしょうし、伊坂の代表作と呼ばれるようになるのでは。 | ||||
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最近上梓された『あるキング』『SOSの猿』などが、私の中では外れ作品であったため不安はあったのですが、大好きな『グラスホッパー』の続編的作品という事で購入しました。結果的には、『魔王』→『モダンタイムス』の黄金リレーよろしく、最高の仕上がりだったと思います。私は伊坂作品の「会話」と「比喩」が特に好きですが、本作ではそれらに加え、スピード感があったと思います。新幹線が実際に走っているスピード感は様々な部分で見事に描かれていますし、新幹線内での事件に関わっている乗車していない人間達の動きが、新幹線の内部と同時進行で見事に描かれているため、新幹線や事件のスピードを感じ取る事ができます。物語が終わる頃には読者である我々も、いわゆる「移動の疲れ」を感じる作品であると思います。今後きっと何かの賞を取るでしょうし、伊坂の代表作と呼ばれるようになるのでは。 | ||||
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多くの殺し屋が出てくる物語。前作「グラスホッパー」の続編です。 それぞれの依頼を受けた殺し屋達が、東北新幹線の車内で、壮絶なドラマを展開していきます。 それがどんどん複雑に交差し合い、絡み合って、最終目的地の駅まで続いていきます。 誰が最後まで立っていられるのか!その展開にハラハラします。 しかし、読み進めると、決して殺し屋ではない人物が、物語の中心を占めてきます。 この人物には、本当にイライラします。しかも、終盤までその気持ちを持ち続けなければなりません。 「こいつは、最後にどうなるのだろう?もしかして、勝者となってしまうのか?」と 怒りにも似た感情で、読み進めずにはいられなくなるかもしれません。その人物の運命を知りたくなると思います。 これは、読んでみれば分かります。これをおもしろい小説だと思うか、思わないか、実は意見が分かれるかもしれません。 私は途中まで、もしくは終盤までイライラして、素直におもしろいという感じではありませんでした。 ですが、きっと読み始めると、どんどん先を知りたくなって、のめり込んでいく物語です。 印象に残る小説となるかもしれません。 | ||||
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多くの殺し屋が出てくる物語。前作「グラスホッパー」の続編です。それぞれの依頼を受けた殺し屋達が、東北新幹線の車内で、壮絶なドラマを展開していきます。それがどんどん複雑に交差し合い、絡み合って、最終目的地の駅まで続いていきます。誰が最後まで立っていられるのか!その展開にハラハラします。しかし、読み進めると、決して殺し屋ではない人物が、物語の中心を占めてきます。この人物には、本当にイライラします。しかも、終盤までその気持ちを持ち続けなければなりません。「こいつは、最後にどうなるのだろう?もしかして、勝者となってしまうのか?」と怒りにも似た感情で、読み進めずにはいられなくなるかもしれません。その人物の運命を知りたくなると思います。これは、読んでみれば分かります。これをおもしろい小説だと思うか、思わないか、実は意見が分かれるかもしれません。私は途中まで、もしくは終盤までイライラして、素直におもしろいという感じではありませんでした。ですが、きっと読み始めると、どんどん先を知りたくなって、のめり込んでいく物語です。印象に残る小説となるかもしれません。 | ||||
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モダンタイムスやSOSの猿等の最近の作品は、出来がいまいちで伊坂も終わったと思ったが、復活した。 グラスホッパーの続編ではあるが、この作品から読んでも問題ない内容。前作を読んでいたが内容を忘れていた私でも楽しめた。 新幹線の中で、殺し屋達が、現金の入ったトランクを取り合う話がメインで、とにかく登場人物たちの会話が面白い。 なかでも中学生の「王子」と殺し屋の「檸檬」の人物描写が素晴らしい。檸檬は、恐ろしいと評判の人物なのに、機関車トーマスが大好きで、登場キャラクターの説明文を暗記しているというギャップが面白かった。王子は中学生とは思えないほど、冷静で冷酷非情な点が良かった。 ストーリーも先の展開が読めず、続きが気になる内容で、終盤には意外な人物も登場して飽きさせない展開は見事。 話の終わり方があっけない点はあったものの、今年を代表する傑作であり、伊坂が復活した作品であった。 この後の作品次第で完全復活したのか、一時的であったのかが判明すると思う。 | ||||
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読みました!!最高です。 キャラはグラスホッパーよりもこちらの人たちの方がうんと好き。 いや、周りにいたら好きになれるわけないけど、もちろん登場人物として。 すごく際だった人たちばっかりです。 で、グラスホッパーの続編のような、そうでないような感じですが、 グラスホッパーを先に読めば、本作を読んでいる間に、 「ああ、あの話」「ああ、あの人」というのがわりと出てきます。 グラスホッパーはわりとイメージ暗めに思っていたのですが、 それがマリアビートルのからっとした小説の感じの中に織り込まれて いったときに何ともいえない懐かしさというか、もうことばで表すと、 さっきも書きましたが「ああ、あの人かぁ。あの人がここでつながってくるのかぁ」 としか言いようがないような、伏線好きにはうっとりする時間が過ごせます。 僕は、単体で見てもマリアビートルの方が完成度が高いと思っていますが、 それを味わうためにもグラスホッパーから読んでみてください。 | ||||
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読みました!!最高です。 キャラはグラスホッパーよりもこちらの人たちの方がうんと好き。 いや、周りにいたら好きになれるわけないけど、もちろん登場人物として。 すごく際だった人たちばっかりです。 で、グラスホッパーの続編のような、そうでないような感じですが、 グラスホッパーを先に読めば、本作を読んでいる間に、 「ああ、あの話」「ああ、あの人」というのがわりと出てきます。 グラスホッパーはわりとイメージ暗めに思っていたのですが、 それがマリアビートルのからっとした小説の感じの中に織り込まれて いったときに何ともいえない懐かしさというか、もうことばで表すと、 さっきも書きましたが「ああ、あの人かぁ。あの人がここでつながってくるのかぁ」 としか言いようがないような、伏線好きにはうっとりする時間が過ごせます。 僕は、単体で見てもマリアビートルの方が完成度が高いと思っていますが、 それを味わうためにもグラスホッパーから読んでみてください。 | ||||
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軽やかな疾走感のある文章で展開するシチュエーション・コメディ? 一見すると映像的なイメージが先行してしまうが、 そのセリフの一言ひとことに重みがあり、人生があります。 さっと読見過ごしてしまいそうな中にも、悪役の主人公が どう人生に向かっていくかをしっかりとキャッチしてほしいです。 『マリアビートル』のタイトルのように、受胎告知を受けたマリアが 「神様に従います」と不安を抱えながらも、テントウムシがぴゅんと 天にとび立つように、突き抜けるような気持ちを持つこと。 面白くも奥深い内容です。 | ||||
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軽やかな疾走感のある文章で展開するシチュエーション・コメディ? 一見すると映像的なイメージが先行してしまうが、 そのセリフの一言ひとことに重みがあり、人生があります。 さっと読見過ごしてしまいそうな中にも、悪役の主人公が どう人生に向かっていくかをしっかりとキャッチしてほしいです。 『マリアビートル』のタイトルのように、受胎告知を受けたマリアが 「神様に従います」と不安を抱えながらも、テントウムシがぴゅんと 天にとび立つように、突き抜けるような気持ちを持つこと。 面白くも奥深い内容です。 | ||||
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約460ページの全編がほぼ東北新幹線の車内(東京→盛岡)で展開する悪党バトルの物語。めちゃくちゃスリリングで面白い。たとえば『ダイ・ハード』や『スピード』といった傑作映画を観たときのような緊張感と痛快感がある。アクションシーンも豊富だ。でありながらしかし、本書のキモはいわゆる「活字でなきゃ味わえない楽しさ」というやつで、声に出すとちょっと変だが読み心地のよい緩急をわきまえた巧みな会話、これみよがしに張り巡らせられつつなかなか意想外なところで回収される伏線の数々、徹底的につくりこまれたキャラクター、古典文学や心理学の知見や哲学的な議論や機関車トーマスのエピソードを参照した深イイ話などなど、読書の醍醐味が充実しまくっている。エンターテイメント小説に求めるものの多くがここにあり、伊坂幸太郎に期待してしまうものの総てに近いものがここにある。こういうのもっと読んでみたい。 | ||||
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