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(短編集)
謎解きはディナーのあとで
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謎解きはディナーのあとでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 101~120 6/7ページ
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今年はやや不作だったかな…。 ごくごくライトな推理モノの短編集で、中には良くできてる話もあるし、釈然としない話もありました。 1話目が特に良いけど、2話目以降はワンパターンで、人間関係の成長や変化に乏しく、4話目ぐらいで、ちょっと飽きてきます。 とはいえ、執事の暴言は毎回笑えたので、まぁそこそこ満足。 ミステリーの入門書としては、最強でしょう。 | ||||
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文体も重くないので読んでいても軽快に読める作品だったと思います。 景山(執事)の毒舌も丁寧だから余計にむかつくんでしょうね。でもそれも◎ なぞ解きを聞いてすっきり! 日頃はあまり推理ものを読まない、また小説事態を読まない人でもサクサク読めるのでお勧めです。 | ||||
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酷評が多いのですが、 それは口コミなどで聞いてから読んでいる人が殆どではないでしょうか。 日にちを見ると分かります。 発売して間もなく読んだ私は、つい吹き出してしまい、楽しませてくれる作品でした。 東川ファンなら『これこれ!』って思ってる方が多いと思います。 カスタマーレビューはあくまで参考に、 気になった方は是非とも読んで下さい。 この他にも東川作品はお勧めです。 | ||||
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酷評の嵐ですが、おそらく帯の書店員さんの感想(?)がよろしくない。 本格推理とありますが、本格ではないです。 ミステリ好きとしてはかなり物足りない。 トリックとか動機とかは凝ったモノではないです。 それを期待してる人は落胆するでしょうね。 ただ、表紙の雰囲気からしてその辺は想像がついたので、それほど裏切られた感ありませんでした。 お嬢様と執事の掛け合いに笑わせてもらったのと、軽妙洒脱というか、軽快なコメディのような読みやすさが気に入りました。 笑ったといっても爆笑ではなくニヨニヨって感じですけど(笑 ただ、内容の割に値段が高いので☆-1 千円以下が妥当かと。 | ||||
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ミステリー作家さんは誰でも知っている方ぐらいの 知識しか持ち合わせていないので、東川さんは存じ上げておりませんでした。 印象的ではありますが、内容を期待させる装丁でもなかったので、 2ヶ月ほど放置して読みましたが、大変面白かったです。 短編集でもありますし肩肘張らずに読める本作はエンタテインメントとして お手ごろでした。 ズッコケシリーズ(ポプラ社)を読んだときの満足感に近いです。 装丁をみてピンと来る方なら楽しめるんじゃないでしょうか。 | ||||
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ライトノベルも好きな私としてはとても楽しめた作品でした。 お嬢様刑事 麗子と執事 影山の会話はテンポ良く、面白くて笑ってしまいました。 でも、推理小説として見ると物足りない作品です。 この本は、40ページ前後短編6編を収録した短編集です。 そして、ミステリ小説というよりは、推理モノのライトノベルに近い作品です。 内容もそうですが、表紙の絵柄や、CMで人気声優の櫻井孝宏さんを影山役に起用といったことから、ライトノベルを読む層をターゲットに据えた作品ではと思います。 手がかりが全て示されており、解けるように書かれているので「本格ミステリ」とは言えると思います。 しかし、残念ながら、帯に書いているような「難事件」といったものではありません。 ごくごく初心者向けの本格ミステリでしょう。 難易度の低さも一因ですが、犯人の口から動機が暴かれることがなく事件の顛末が書いていないことも物足りなさに拍車をかけました。 気楽に読めるライトノベルが好きな私は満足いく作品でしたが、推理小説として推すにはどうかと思うので☆4つにしました。 | ||||
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東川さんの作品を最初に読むなら「交換殺人には向かない夜」や「完全犯罪に猫は何匹必要か?」の方が絶対オススメ。 酷評のレビューが目立ちますけど、実は私、皆さんの気持ち、良くわかります。「オヤジで脱力ギャグでお嬢様や執事の造形が変で。なんでこれが売れるのか?」って。でも、だってこれがファンの大好きな東川さんの作風なんだもの。レビューでも書かれてましたけど、「いや、普通にいつもの東川作品だし、面白いんだけど…この作品が何故こんなに売れるの?」って、昔ながらの東川ファンの皆さんは困惑していると思うんですね。売れ線狙いだから?。うーん、東川さんに限ってそれもなさそうな。売れる本の書き方なんか知らなさそうだし(ゴメン!)。ともあれ、普通に面白く楽しくたまにトホホな(笑)、いつもの東川作品だと思います。 この作品をきっかけにして、他の東川さんの傑作の数々も多くの方に読んでもらえたら良いな。ちなみに最新作「放課後はミステリーとともに」の方は、いやこっちのがよっぽど、初めて東川作品を読まれる方にもオススメです。 | ||||
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短編が6つ入っていて、パッと読めます。 謎解きはそんなにミステリーレベルは高くないですが、 読みやすさとお嬢様と執事の会話が楽しかったです。 お嬢様と執事のコンビでまた続きがあれば読みたいと思います。 | ||||
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一言で表せば、普通に面白い。 この作者が今まで書いてきた作品のノリと何も変わらず、 変なキャラたちのくだらないギャグや馬鹿馬鹿しいかけあいを楽しみつつ ちゃんとミステリーでもあるという作品。 相変わらず、この作者のワールドは、古めかしさがただようが このオヤジっぽさも作者のカラーだと思う。 今回はミステリーとしては軽くて、昔あった「推理クイズに挑戦!」本のような感じ。 作品完成度としては烏賊川市シリーズのほうがずっと上だと思う。 それだけに、この売れ行きが不思議。 やっぱり本というのは 表紙のイラストと、キャラ造型なんだなぁとシミジミ思ってしまった。 まぁ、富豪のお嬢様と執事と、ついでに富豪の御曹司の上司という組み合わせに リアリティよりもくだらなさを追及してる感じが、 こち亀とか、胡桃沢氏の作品とか、そういうものを思い出させてくれる。 あと、安楽椅子探偵型の執事の推理が本当に合っているのかどうか、かなり気になる。 実は違いました〜ってことはないにしても、その後編とかあったら面白いのに。 | ||||
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私は殺人事件などのドロドロして人が憎み合うようなものはあまり好きではなく、推理小説もそういう話ばかりだろうと思いこんであまり読んだことがありませんが、テレビで紹介されていたのをきっかけに購入しました。 普段はライトノベルを読んでいるような私にも読みやすく、キャラ同士の掛け合いも面白かったです。 推理も謎がわかるとちゃんと納得できるもので爽快な気分で読み終わることができました。 | ||||
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お嬢様ということを隠して女性刑事として働く麗子(さっぱりした性格)と金持ちということを全面に出している上司(濃いキャラ)、そして麗子のもとに働く執事(毒舌)。話は短編で読みやすかったです。 麗子のツッコミ(?)や執事の毒舌やちょっとした執事らしからぬ言動や行動が楽しかったです。ですが、推理に憶測が多いことや、それが真実なのか分からないのでミステリー好きにはちょっと物足りないかも(ミステリー好きの友人が言ってました)。 でも、執事さんは面白かったです。なので☆4ですが実際は4.6くらいですね | ||||
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レギュラーは三人しかいないため、人間関係はそれほど複雑でない。 さらにトリックはさほど難しくなく、話も短いため、逆にこの謎を自力で解いてやるという意気込みが湧いてくる作品だと思う。 執事の影山と、令嬢刑事の宝生との掛け合い(時々影山が主人に対して吐く暴言がいい) ミステリーの定番である、殺人者の告白が本作には全くなく、ほとんど執事の影山が犯人の心理含めて事件を解決してしまう。これが本当かな?と疑問に思ってしまうこともしばしば(笑) 話がそれ程深いわけではないため、もっとミステリーを堪能したい人はイマイチかもしれない。 けど、国立市メインなので、個人的には親近感が湧いて好きだった。コメディ要素が強いのも嗜好にぴったりだったし。 | ||||
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主人公は令嬢刑事と毒舌執事。6つの事件と6つの謎解き。 設定が心憎い。「そんな刑事や執事なんか、おるわけないやろー」と関 西弁で突っ込みたくなる。その一方、舞台である国立市を良く知る関東 人は(いや、東京近郊って、なんでもアリだぜ)と心の中で苦笑い。 上下関係は、凡人警部<令嬢執事<一般読者<毒舌執事か。少しでも上 へ行きたい気持ちはわかるけど。 Sっ気のある私にも、Mっ気のある貴方にも。 | ||||
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キャラクターが好きな私はハマりましたただ、推理小説ではない。なんだろう、謎解きはあっさり過ぎて推理小説を読んだときの解けない謎に対する納得感はない超推理とも言えなくはないただあのツンデレなお嬢様とバカ息子な上司と毒舌執事が居れば居れば良いんだそう思って読めたので☆は4つです | ||||
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本を通して繰り広げられる麗子お嬢様と執事影山の掛け合いは絶妙。電車の中で読んでいても、執事の暴言に思わずニヤリとしてしまう。そして、麗子の先輩、風祭刑事の勘違いぶりが見事なアクセントになり、ほんわかとした気持ちにさせてくれた。ただし、他の方も書いてる通りトリックや推理は弱い。ちょっとした息抜きに、サラッと読める気軽な推理ものって感じで読んでみてはいかがでしょうか。 | ||||
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本格ミステリは難しくて読めないよ……という人でも気楽に読めると思います。先のレビューでも書いてある通り、執事が謎解きをして終わりなので犯人の心理描写とかもほぼ無く、動機も執事の推理で終わったりしてますw面白いのは令嬢刑事と毒舌執事のかけあいですね。なんでもないことが、ここまで面白くなるものかとw役のチョイスも絶妙だと思います。こんな執事、アリなんですか笑本をほとんど読まない人に私がだいたいのストーリーの進み方と内容を話すと、「それ、アニメだったら見たい」と言ってました。アニメになったら間違いなく面白いと思います。アニメじゃなくても、人物の描写がユニークで細かくて(しつこくない程度に、です)とっても面白いんですけどね……本読まないなんて勿体ないです。 | ||||
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CMを見て気になって購入しました。1話が30分ぐらいで読めるので通勤時間にちょうどよく読めました。トリックもそれほど難解ではなく、犯人の動機とかは正直どうでも良くて、お嬢様刑事と毒舌執事のやりとりを楽しむ作品だと思います(上司の警部とのやりとりもおもしろいです)内容はいいのですが、ちょっと値段が高いですかね… | ||||
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推理小説としては、この本は「アームチェア・ディテクティブ」に属する。このジャンルでは、オルツィの「隅の老人」シリーズに見られるように、真相と探偵の導出した結論との合致が必ずしも求められていない。この本の中でも、影山の推理においては演繹に付随する論理的破綻はほぼないといってよいが、麗子から話を聞いて影山が「前提」として扱い、そこを看破できぬ点について麗子を貶す、その「前提」の導き方は聊か恣意的、ないしご都合主義的なきらいがある(ネタばれになるので例示はできないが)。ただ、これは安楽椅子探偵の宿命であると同時に長所でもある。確かに、影山が事件の解決を公式に求められている立場(警察とか探偵とか)であれば、リアリズムの観点からこの小説は「ズブの素人よりレベルが低い」小説にもなり下がろう。しかし、影山の立ち位置が事件の外にあるため、影山が演繹の「前提」を導いた時点で読者は事件そのものから少し離れ、影山の「前提」を公理とする、純粋なパズルとして影山の推理を味わうことができる。そのような観点で6つの小説を読むと、ミステリとしての完成度は低いと断ずることはゆめできない。糾弾すべきは、帯に踊る「本格」の文字である。この本は「本格ミステリ」ではない。そこは事前に分かっておかないと本格フリークは1500円をどぶに捨てることになる。また、影山と麗子のキャラクタ、やりとりはとても魅力的。この本は、ミステリとキャラクタ小説(?)の折衷の成功例と呼んで差し支えない。安楽椅子探偵・パスラー・魅力的なキャラ。これらのキーワードにピンと来られた方は読んで損はないはずです。 | ||||
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私はユーモア味と本格味が巧みに融合されている作者の作品を愛好している(特に「烏賊川市」シリーズ)。長編としてのこれまでの代表作は「交換殺人には向かない夜」だと思うが、本作は連作短編集として代表作になり得る秀作。大富豪の"お嬢様"刑事麗子と執事の影山が織り成す物語は、爽やかなユーモアと冴えたミステリ的興趣に溢れている。影山は「黒後家蜘蛛の会」におけるヘンリーのような存在で、一種の安楽椅子型探偵と言って良い。麗子が大邸宅に持ち帰った難(?)事件を、説明を聞いただけで鮮やかに解決するのだが、その慇懃無礼振りが楽しい。次のようなセリフを吐くのだ。 「お嬢様はアホでいらっしゃいますか」 「お嬢様の目は節穴でございますか ?」 「ズブの素人よりレベルが低くていらっしゃいます」 「失礼ながらお嬢様、やはりしばらくの間、引っ込んでいてくださいますか」 「社長令嬢なんてロクでもない駄目人間で、到底付き合いきれない---」ミステリ的趣向も気が利いている。驚愕の新トリックという訳ではないが、各編の状況に自然に溶け込んでいる。三編目はポー、四編目はE.D.ホック、五編目はクィーンへのオマージュだろう。各編の登場人物設定や描き分けも巧みで、読者を適度に混乱させながら煩雑過ぎない様に物語を整理・展開する練達した技量を感じた。特に本作の主題である、冷静沈着で皮肉屋の影山と飛び切りの美女でありながら破天荒な思考回路を持つ"お嬢様"麗子との対比が何とも言えない面白さを醸し出している。大富豪邸のディナーにしてはメニューが類型的な点にも却って好感を抱いた。ホノボノとした気分で楽しめる上質のユーモア・ミステリの快作だと思う。 | ||||
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タイトルと設定に引かれて読んでみました。私自身はこれが初めてのミステリー小説でしたので、ミステリーという側面からの感想は上手く書けないのですが、一話ずつの事件解決が少し物足りなく感じてしまいました。タイトルが「謎解きは〜」ですから、主点は「謎解き」で事件の真相を解決できれば良いのです。ですが、個人的には犯人がなぜ事件を起したのかなども知りたかったかなと。けれど影山執事の推理は読んでいて「そうか!」と納得できるので、推理の点に関しての不満はありません。また主要キャラクターたちの軽快な会話が読んでいて楽しかったです。麗子に影山に風祭警部と、個性的で魅力的なキャラクターたちがたくさんです。一話ごとに事件が解決するので、さらりと読めます。 | ||||
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