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(短編集)
謎解きはディナーのあとで
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謎解きはディナーのあとでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 41~60 3/7ページ
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ドラマと一緒で、やっぱりおもろい!ハマります!ぜひ読んだ方がいいです!この商品オススメです!! | ||||
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本屋大賞を受賞し、あまつさえテレビドラマ化して(桜井翔さんは結構執事が似合っている気がします)大ヒット、ベストセラーとなっていたので、気になって読んでみました。まったく本というものを読まない友人でさえ読んでいたものでどんなものかな、と。ちなみに、東川さんの作品は、『完全犯罪に猫は何匹必要か?』をすこおし読んでくだらいです。 意外とおもしろかったです。もっとなんといいますか、おもしろくないのかなぁ、とおもっていたらきちんと本格物ですし、随所にちりばめられたユーモアもちゃんとおもしろいです。「執事もの」(なんですか、あまりくわしくはないですが、『黒執事』とか『メイちゃんの執事』というやつでしょうか)ということで、さいきんその手のかたに人気の「萌え系」かなぁ、とおもっていたので「読まずぎらい」だったのですが、ちゃんと読んでみてよかったとおもいます。 これは短編集なので、各タイトルの名前等をいちおう挙げておきます。 第一話「殺人現場では靴をお脱ぎください」 第二話「殺しのワインはいかがでしょう」 第三話「奇麗な薔薇には殺意がございます」 第四話「花嫁は密室の中でございます」 第五話「二股にはお気をつけください」 第六話「死者からの伝言をどうぞ」 「宝生家の異常な愛情」 解説 千街晶之さん(ミステリ評論家) という感じです。 そういえば。 そういえば、すこおし、ちょっとだけ日本語がおかしいところがありましたので、挙げておきます。 ・「百歩譲って」とありましたが、本来は「一歩譲って」です。でも、「百歩譲って」はあまりに人口に膾炙しているので、もう誤用とはいえないかもしれません。 ・「酷く◯◯だった」とありましたが、「酷く」と副詞で遣う場合は、「ひどく」としたほうがいいとおもいます。というのも、「ひどく」という副詞は程度がはなはだしいものをいうので、「酷い」という形容詞の意味として遣うと、やはりなんか不思議だなぁ、とおもってしまいます。 以上です。 | ||||
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本格ミステリーとはなぜ同じナポレオン像が次次壊されるのか?なぜ猫嫌いの婆さんが毎週猫を買うのか?といった、なぜ?????という不思議な謎がなるほど!!!!!という意外かつ論理的に謎解きされる面白さを主眼とする読み物です。なぜ部屋の中で靴を履いて死んでいるのか?????という謎に対してまず現場で警部と刑事のありきたりな解釈が示され次に屋敷で話を聞いただけの執事による○○や○○や○○にはそういう意味があったのか!!!!!という目から鱗の解釈が示されます。全ての短編に何気なく読み飛ばした部分にそういう意味があったのかと驚かされる仕掛けがなされています。それが本格ミステリーの面白さです。長編が主の烏賊川市シリーズはサスペンスやアクションやドタバタ要素も相当加わっていますがこちらは短編だから純粋に謎解きに終始しています。しかもそれを堅苦しく重苦しくなく軽くユーモラスに読ませてくれます。今回の文庫は軽いなぜ?と軽いなるほど!の描き下ろしショートショートと千街晶之先生によるこの作品が本格ミステリーとしていかに優れているかをレクチャーしてくれる的を射た解説がついています。帯には今冬発売の3と来夏公開の映画のお知らせもついていて今から楽しみです。 | ||||
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ドラマを先に見たのですが、原作面白いですね。 作中では、安楽椅子探偵ものとなっていますが、2巻までディナー中に謎解きを執事が話すという設定は、 あまり守られていませんね。短編集ですから、一回やれば、もう目新しくないですしね。 本格ミステリーというより、サクッとミステリーを手軽に楽しめるという感じが新しい気がしました。 2000年前後から、短編でミステリーというのが多い気がするのですが、私だけでしょうか。 小説賞の枚数制限の影響ですかね。 しかも、これは本当に読みやすい。執事の影山の毒舌振りもキャラが立ってて笑えました。 ただ、一話目は主人公たちの特殊な設定がさらっと冒頭説明されて、腑に落ちたものとしてすらすら話が進むので、長編になれた私は作者のペースに置いてけぼりをくらい、ん?ん?となりましたが、しまいまで読めばすっかり世界観はつかめます。 続きが早く読みたいですね。次こそ、麗子お嬢様の活躍を期待したいです。 | ||||
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読み物としてはライトに読めて、わかりやすいのでいいんじゃないかと思います。 1500円は高いですが文庫化されて500〜600円くらいなら買って読んでもいいんじゃないでしょうか? いつくか作品を読みましたが、映像化しやすい感じをうけました。 それを狙ってるのかな?という気がします。 | ||||
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ドラマになりましたが、正にドラマになりそうな内容の小説。じっくり腰を据えて向きではなく、ミステリー読んでみたいな、さらっと深読みせずに楽しみたい人向きだと思います。これをきっかけの一つにミステリーファンが増えてくれる。それもいいんじゃないかなぁ。 | ||||
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前評判から期待してかつ「本格ミステリ」だと思って手に取るとがっかりするのかもしれませんが、 軽快なかけあい漫才とおかしな登場人物たちを楽しめる軽妙なミステリーコメディ、としてすごく面白いです。 感心したのは「殺人現場では靴をお脱ぎください」。 これ、狭い部屋で一人暮らししたことのある女性か、そういう人が身近にいる人でないと思いつかない気がします(笑) 庶民的な視点が令嬢刑事の話に絡まって不思議な雰囲気があります。 昨今の執事モノのから外れている、庶民っぽいパワフルなお嬢様とキレ者でも変人の執事のコンビがおかしくておかしくて…。 じっくり読む警察小説ではなくて、コメディ刑事ドラマの台本、みたいな感じなので、リアリティのないシーンもいっぱい出てくるのですが、 軽妙さが好きな人にはお勧めです。 | ||||
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お笑い番組がすくなくなり、ユーモアを学ぶ機会が少なくなっているこの頃、子供たち向けに、この本は適しています。 表紙をみたらわかるでしょう。 ここに書かれた多くのレビューは大人目線からの本格ミステリー批評になっているので笑ってしまう。 小中学生には読みやすく、分かりやすく、ユーモアもあり、テレビの影響から読書をさせる機会や興味を持たせる本としてオススメします。 | ||||
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自分はテレビを観てから買ったんですが、原作とテレビでは少し違っていたので全然楽しめました!! 麗子御嬢様と影山、風祭の駆け引きは最高ですね(笑) 楽しんで読める上に、そんなトリックがあったのか!と驚かされたりもします。 豆知識も少々入っていて、楽しく知識が入ってきます!! | ||||
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6篇を収める短編集。 著者のユーモア・ミステリっぽさが遺憾なく発揮された一冊。 探偵役である執事と、その主である女性刑事(富豪の令嬢)のかけあいが楽しい。 正直、トリックやどんでん返しの点では物足りないものが多い。もう少しどうにかしてほしいと思う。 それにしても慇懃無礼な執事が素敵だ。こんな人ならうちにもほしい。 | ||||
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本書は、こてこての謎解きとして読んでしまうと ちょっと物足りないと思う。 しかし、お嬢様と執事の掛け合いを楽しみつつ、 一緒に謎解きをするような読み方をすれば、 本書を十分に楽しめると思う。 私は、肩に力を入れずに軽く読める短編諸説として、 とても面白かったと思う。 ぜひ続編も読んでみたいものです。 | ||||
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読書家でもない私がコメントするのも少しはばかられますが、 私なりに気軽に手にとって気軽に楽しめた内容でした 賞とかを受賞すると、それがふさわしいかどうかの批評も出てくるのでしょうけれど そこまで難しいことは分からないので、感動とか大きなものを期待しないで読んだ私レベルの人間には それなりに満足できる本でした | ||||
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どうもここのレビューでは散々の言われようですが、それは本格推理小説や文学作品と比較するからではないでしょうか? この本は国立市民のためのご当地エンターテイメントなのです。 地元民ならよく知ってる地名がたくさん出てきて喜んでいたら実は国立が南武線沿線都市wだという秘密まで暴露されて、市民は悶絶しています。 (その点フジテレビのドラマはローカル色が薄れて魅力に欠けました。テレビ東京に完全地元ロケ版を作ってほしい) 謎解きやコントはほんのオマケにすぎません。 | ||||
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活字嫌いの私にも読めました。少しずつ読み進めました。いつも次の話を読むのがとても楽しみでした。影山の毒舌は、最初キツすぎて心が痛みました。でも、お嬢さまの言動と釣り合いがとれているというか、どっちもどっちで、本を読み終わる頃には「いいコンビだな〜」と思っていました。早く2巻も読みたいです。 | ||||
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推理ものは三毛猫ホームズくらいしか読まないのですが、TVで売れてるって言ってたので買いました。執事と警部が面白いです。一話の長さも短くて読みやすいと思います。推理の部分でいいところはシンプルで分かりやすいところだと思います。気楽で良いです。ただ主人公が微妙に性格悪くて、警部を事あるごとにけなすのがちょっとしつこいと感じます。 | ||||
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酷評が多いですねー。 確かに、この本は、ミステリーやサスペンスを求めてこの本を読む人や、ストーリー展開を求めて読む人は、 きっと拍子抜けする本かもしれないというのは、読んでみると分かりますね。 ただ、この本は、作風を楽しむ本だと思えば、読み手の好き嫌いははっきり分かれるかもしれませんが、そんなに違和感のない本だと思います。 個人的には、リアリティがなく、劇場的なこの本の作風は決して嫌いじゃないでね。 | ||||
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ここでは酷評されているみたいだけど、どうしてだろうと首をひねってしまう。 個人的にはよかった。毎晩寝る前に一話ずつ読むのが楽しみな習慣になっていた。 確かに本屋大賞を獲るには深みというか重厚さが足りないとは思うけど、 あと犯人の動機がどれもとってつけたようで読者が推理しようのない話が多いとも思うけど、 ポップな世界観は読んでいて非常に面白かった。 短編が一本調子にならないように、主人公コンビがディナーのあとに謎を解くだけだったのが 事件現場まで出向いていったりするのもちゃんと味つけしているなあと著者の細やかな 気配りを感じてよかった。 金持ちばかりが出てくるのにはちょっとくどさを感じたけど。 個人的にはおすすめです。 最近出た2を読むのも楽しみ。 | ||||
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あまりに酷評が多いので、興味をそそられて読んでみました。 しかし私としては、これは非常に狙いすました、スタイリッシュな作風なのだと感じました。 リアリティの欠如ということに関していえば、これは型で遊んでいる作品なので、当然だという気がします。 そもそもユーモア・ミステリ、本格ミステリ、お嬢様と執事物語、などは、すでにそれ自体がリアルを超越してひとつの型になっている小説です。 本作は、それらのさらにもう一段パロディを狙ったものではないのでしょうか。 現実的犯罪という点からいえば、本格だって「リアル」ではありません。でも本格を「リアル」として読むことに慣れた読者からすれば、そういう作品は「リアル」で「臨場感」があるけれども、この小説はウソに見えるでしょう。 なぜなら、それが「型」であることを、パロディ化・拡大化してみせることによって示した新たな『型』だからです。 お嬢様と執事の関係を例にとれば、最初は「型」どおりで常套的な話かと思わせますが、事件が重なるごとに、実はその「型」を笑って、もうひとつパロディにしているお遊び小説であることがわかってきます。お嬢様や執事自身が、お約束の役割を「遊んで」みている、そんなメタな奥行き感が出てきます。そもそも執事がお嬢様を最初から慇懃無礼に罵倒していることからして、「執事」もののパロディではないでしょうか。 「わたくしがお嬢様の事件に首を突っ込むようになって以降、せっかくの難事件をわたくしひとりの力で解決に導くこと度々。結果、お嬢様はいらない存在になりつつありました――」これはどういう顔で、どういう口調で言っているのかと思うと、そうとう食えないキャラクターで、私は大好きです。 そしてもうひとつ。作者の計算かとも思いますが、最初は本当に登場人物も少なく、描写もなく、やせていて、会話のみのドラマCDのようでした。それがだんだんセリフだけでなく、まわりの書き込みが出てきて、アクションも登場、人物が立体化してきます。ことに最終話、暗闇でお嬢様を助けての執事の大立ち回りは爽快です。「型」を演じ、「型」で遊んでいたはずのお嬢様や執事がだんだん背後の素顔をあらわして、体温をもった存在になっていきます。 謎解きもロジック的にはかなり精細です。ネタバレで書けませんが、身長の問題がキーになっている章など、数学的な明快さが心地よく、現実的かどうかは別として、型(フォーミュラ)小説である、ミステリの精神から外れてはいません。 私としてはそんなふうに読めて、楽しめましたし、実は隠れた意欲作だと思いました。もちろんひじょうにベタな「執事もの」と読めないわけではなく、そういう意味では「本屋大賞」らしく、間口が広いです。 | ||||
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楽しいセリフと、本格ミステリー!とまではいかないけど、なかなかのミステリーだと思いました。 | ||||
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設定もセリフも、好きです。一気に読めました。 酷評も多いけど、自分には大ウケだった。 軽いタッチと、面白い会話が、仕事で疲れた自分を癒してくれる。 | ||||
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