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万能鑑定士Qの事件簿IV
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万能鑑定士Qの事件簿IVの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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ミステリの中では定石的ではありますが意外な展開です。感心させられたのは暗号の解き方です。暗号そのものの形は古くからある物ですが、この解き方はちょっとひねってあって面白いです。 | ||||
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Qシリーズ4作目となる本書では、松岡氏の代表作「催眠」シリーズの主人公嵯峨が登場します。 目次の後ろには、わざわざ、その旨が記載されています。 「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズの著者、松岡圭祐の小説処女作「催眠」の主人公・嵯峨敏也が、本書に登場する。彼の現在の職場である東京療寿会医大病院で、凛田莉子と初めて出会うことになる。 (中略) なお、事前にこれらの小説をお読みいただかなくとも、本書をお楽しみいただくには支障はない。 これが松岡氏ならではの記述であることに私が気がついたのは読み終えてからでした。完璧にやられました。 嵯峨は、松岡氏の代表作「千里眼」シリーズにも重要な準主役扱いで登場しますが、実は「催眠」の嵯峨と、「千里眼」の嵯峨とは、ディテールが多少異なり、いわばパラレルワールドに存在する別の人物です。本作に登場するのは、初代カローラを操る「催眠」の方の嵯峨です。 嵯峨と莉子という二人の優秀な頭脳が解き明かす今回の謎は、往年の映画のポスター放火事件です。相変わらずマニアックな知識が散りばめられており、雑学好きにはたまらないかもしれません。 細かく章立てしたQシリーズは、リーダビリティも良く、どんどんページが進んで、あっという間に読み切ってしまいます。最初は莉子の観察眼の鋭さに白けた部分もありましたが、4作目ともなると、すっかり慣れてしまっています。これは、松岡作品ならではの現象かもしれません。 せっかくの嵯峨と莉子の二大巨頭の競演でしたが、訳あって今ひとつ嵯峨の出番が薄かったので、今度は本格的に絡む事件を期待します。また、当然ながら松岡作品と言えばこの人、クールビューティー岬美由紀との競演も期待しています。 軽いタッチで楽しく読める娯楽小説というスタンスを崩さない著者に今後も期待しています。 | ||||
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前3作ほど複雑じゃないですが、 表紙からして本格じゃないのはわかるので いいと思います。 | ||||
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