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無言の旅人



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【この小説が収録されている参考書籍】
無言の旅人
無言の旅人 (幻冬舎文庫)

無言の旅人の評価: 4.06/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

ガンで死ぬ方がまだまし

主人公の耕一はちと考えが浅はかですよね。ほんとに尊厳死を叶えようと思うのなら母親を説得しなきゃどうにもならんでしょう。そんなこともわからんのか!おかげで母親が取り乱して周りの人間傷つけまくりじゃないの。迷惑この上ない。母親説得の成否にかかわらず文面にするのはそのあと。順番が逆。
無言の旅人Amazon書評・レビュー:無言の旅人より
4344014499
No.2:
(3pt)

もしもの場合はどうするか?

尊厳死の問題を扱った小説。

作者が医療ジャーナリストなどもやられているようで、この作品以外も医療関係が多いようです。
婚約して結婚間近の男性が、高校生の運転する暴走車にはねられ、頭から落ちて意識不明の植物人間になってしまう。
男性の両親と妹、婚約者は必死に回復を願うが快方には向かわない。
植物人間と言っても、手を握れば血液の流れが感じられ、たまに目が開いたりする。医者は「最前は尽くしてますので。後は時が解決してくれるかも…」というだけ。

そんな時に父親が息子の部屋を掃除していたら、封筒に入ったある文章を見つける。それには

「自分は尊厳死を希望している。万が一自己などで植物状態になった場合、3ヶ月経っても治癒の可能性がない場合は、延命治療を拒否する」
「何があっても解剖は望まない」
「これを読んでいる家族は、色々想いはあるだろうが、私の願いを尊重してほしい」

と書かれている。

それを読んだ父親が取った行動は…。

さらに自分の想像の範疇をはるかに超える出来事が…。
(ここでの私の考えうるストーリーとしては、家族会議で延命治療中止を決めていざ…という時に主人公がむっくり起き上がるとか(笑))

ストーリーはともかく、自分がこのような状況に巻き込まれた場合にどうするのか…という事を考えてしまう。
もし自分が植物人間になって、意識ははっきりしているが何も意思を伝える手段がないような場合はどうすべきか。
結局「私が植物人間になった場合は、全て家族の判断にゆだねます」とかの方が良いのか??

しかし痛くて痛くてすぐにでも楽にしてくれ〜と思っているのに、「徹底的に死ぬまで延命措置をお願いします」とか家族が言い出したら、どうする??

とにかく、読む価値はあります。
無言の旅人Amazon書評・レビュー:無言の旅人より
4344014499
No.1:
(3pt)

う〜ん。普通。でも泣いた

事故で植物状態になった恋人から尊厳死の要望書が見つかる。
うん、展望が見えすぎ。
あま、事故前のストーリーがあれば、感情移入できたのに...

でも、ラストで絆を感じれたのは、泣けた。

著者が医学系出身ということもあり、医者と家族のやりとりにはリアリティがあり、「死」について考えさせられる。
尊厳死について考えたい人には、ぜひ読んで欲しい
無言の旅人Amazon書評・レビュー:無言の旅人より
4344014499

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