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痕跡



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【この小説が収録されている参考書籍】
痕跡 (上) (講談社文庫)
痕跡 (下) (講談社文庫)

痕跡の評価: 2.94/5点 レビュー 36件。 Fランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21~36 2/2ページ
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No.16:
(4pt)

これまでとは違う明るさあり

ものたりなかった前作と比較するとかなりおもしろくなってきたと思います。ハラハラどきどきの捜査劇は少ないですが、科学捜査的な要素も増えて満足。スカーペッタをはじめお馴染みの登場人物のどろどろになっていた精神面が、うってかわって穏やかになっている今作品。犯人までがこれまでの凶悪性をうしなっており、しかもかつてないからっとした逮捕劇。あまりにも明るくさばさばとしてしまった変貌にとまどいつつも(別の作品のような印象さえありました)、ぼろぼろになってしまった前作からすべてが立ち直りつつあるように感じます。明るい?終わりが近いような気配。。。既に執筆中の次作にさらに期待!
痕跡 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:痕跡 (上) (講談社文庫)より
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No.15:
(1pt)

問題のありか

 内容がお粗末、というのは多くのレビューにあるとおりで、なんかもうわめきだしたい気分になるが、買ったり読んだりは自分の選択。読者の問題。お粗末なものをありがたがって買い続け、作家を甘やかしたのも、私たち読者なのだ。その点は、ゴダード本と似ている。(ゴダードをあそこまで堕落させたのは、無批判な日本の読者と書評家だ。イギリスでは、あの処女作でさえ見向きもされない) だが、「伝統芸能として年に一度出してくれれば十分」なんて、私たち読者はそこまで言わない。出版社さん、文化の衰退は、そういう態度から始まります。真の伝統芸能の担い手たちが怒りますよ!! 内容(粗悪)、訳文(無味。散漫。一人称でさえ視点が右往左往していたひところより上向き加減ではあるけれど)、文字使い(ひらがなだらけ)……いいとこなしだが、この先また、すべてがよかった第一作のレベルまで少しでも近づいてってくれないか。むつかしい、かな。 
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No.14:
(4pt)

ケイが帰ってきた・・久しぶり。

やはり、パトリシア・コーンウェルはこのケイ・スカーペッタ物がしっくり来ますね。最近の作品では変なもの(私にとって)が多かったので、ちょっと心配していた所です。確かにこの作品は、初期の物に比べるとサスペンス感は減っているのは否めませんが、1作目からの熱心な読者としては、ケイの復帰は嬉しいものです。でも・・彼女の作品を読む度に、「アメリカって、こういったサイコパスというのか変な人が多いのかな~」って思いますね。否定的な意見にも一理ある事はわかっていますが、私としては待ちこがれたケイの復帰が嬉しかったので、星4つとしました。
痕跡 (下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:痕跡 (下) (講談社文庫)より
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No.13:
(2pt)

がっかり

いちおうファンなので今までこのシリーズは新しく出るたびに買い続けていましたが、これを期に最後にしたい、と思ってしまったほどお粗末でした。この人(パトリシア)疲れてるんでしょうか??相変わらず医療関係用語は出てくるのですが、そういう言葉を羅列しておきながら肝心のストーリには最後まで特別絡み合わないまま、ずーっと、比較的だらだらと登場人物の心理描写なのが各章ごとに続いていきます。残りページも少なくなった所でついにマリーノと犯人がご対面!!!おーー!ところが、次のページをめくると章が変わっており、ケイとベントンの再会シーンになっているでわないか!?で、今回はマリーノ大活躍だったわね、なーんて二人で話している! おいおい。で、二人はこんなにも求め合ってるとは知らなかった、チュッチュッ。 で、おしまいである。はっきりいってだまされた気分。 上、下に分けておきながら、このちゃちい終わり方。 あーがっくり。
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No.12:
(3pt)

上下刊を読んで・・

見慣れた登場人物の最新作。上下刊とも一気に読みました。読みきったのはどんな結末なのか早く知りたかったから。14歳の女の子の死に関してサポートをするためにリッチモンドに来た戻って来たケイ。マリーノと組んで調べていこうとするが回りは必ずしも協力的ではない。ケイの置かれてる状況はひどいものだ。ベントンもルーシーもそっけないし・・。最近、昔のシリーズを読み返すことがないので印象だけですが、なんだか皆、年取ってしまったな~と。マリーノにしても破天荒さがなくなりました。ダイエットして小奇麗にしているようですし。扱うのが殺人に関することなのでどうしても寒々しく暗いものになりがちですが、それにしてもエピソードはどれも前向きさが以前ほどないような感じ。ルーシーも自分が強いジャンル意外は全くだめ、と言った書かれ方をしていて、もっと溌剌としてたんじゃあ・・と思ってしまったほどです。人間を等身大に書いていると言えばそうもかもしれませんが、もう少し明るいものがあってもいいかなと思いました。
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No.11:
(3pt)

多少上昇か?

ベントンが死んでからのスカーペッタシリーズは、どうもつまらない。ハマーシリーズも読んだが、スカーペッタの二番煎じにしか思えず、また、読めば読むほど、作者のナルシストぶりが伺えて不快感を覚える。しかし本作では、多少ではあるが、落ち目から再び上昇する気配を感じた。どうせならもうルーシーを主役に差し替えてはいかがかと思っていたが、精神的な弱さ(不安定さと言ったほうがいいかもしれない)ばかりを前面に押し出された扱いを受けているので、その道はなさそうだ。心情描写でおなかいっぱいになってしまうので、次回からはもっとスリルを加えてほしいと思う。次作に期待。
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No.10:
(4pt)

これでいいのだ

やっぱり、以前のように食いつけなくなってしまったけど、年中行事として、読まずにはいられません。スカーペッタさんに思い入れがあるんで、もう、「伝統芸能」として、一年に1冊、出していただきましょう。それで十分です。ところで、オビにコーンウェルの写真が付いてますが、さすがに、ふけましたね。
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No.9:
(2pt)

どうしてしまったんだ??

~コーンウェルの作品で今回ほど恐怖感が希薄で、キャラクターが立っていないのは初めてではなかろうか。正直がっくりきた。まあ、登場人物達の近況報告として読むならばそれも良いかもしれない。翻訳の相原氏によれば次作には例のオオカミ野郎が復帰するらしく、そうなれば歯ぎしりするようなチェイス感が復帰するだろうと願う。痕跡には自作への橋渡しやそ~~の伏線になるようなことも取り立てて無い。熱烈なファンであれば、あえて読まない方が良いかもしれない。~
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No.8:
(3pt)

おなじみ?

~ おなじみのケイスカーペッタシリーズの最新作。古巣に戻り、少女殺人事件をマリーノを相棒に追う。姪のルーシーは、恋人?がなにものかに襲撃されて、そちらにかかり切りで、手助けにはならない。一見なんの関係もなさそうな幾つかの事件が互いにむすびついて、、、いく。 マリーノはダイエットして、髪もみじかくかったようだ。ルーシーは新たな恋人を~~見つけて一緒にいる。でも、相変わらず人を見る目はないみたい。これだけシリーズになっていると、親戚の人に一年ぶりにまたあったみたいでなんだかなつかしい気分になりますね。ストーリーもさることながら。~
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No.7:
(2pt)

痕跡

前作より一人称から三人称に変わったのだが、ケイの一人称のときの方が、話にのめりこめる度合いが深いような気がする。登場人物の気持ちが三人称のときは分かりやすいのだが描きかたが散漫で全体の印象を薄くしている。もう少しケイの活躍を期待しているひとにはちょっとがっかりかも知れませんが、マリーノが元気なのがなによりです
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No.6:
(1pt)

もはや過去の遺産を食いつぶして負債

検死官シリーズとはしばらく縁を絶っていましたのですが、ついつい、「金字塔」だの「驚愕」だのという文字に踊らされて買ってしまいました。今、ここ数年これほど激しく買って後悔した本はないと断言します。文句をあげれば論文が書けそうですが、まず、これほどしょうもない事件のしょうもない犯人を捕まえるのにどれくらい大がかりな仕掛けを使えば気が済むのか、といいたいです。お約束の盗聴器やPCの山、指紋採取の特殊な道具、鑑識職員へのなりすまし、なぜか全米を飛び回る関係者一同。思わせぶりのFBIも現検視局長の妙なトラウマも最後まで何も関係なし、まさに「大山鳴動鼠一匹」でした。それから前もそう思いましたが、アメリカってやはり精神分析王国なんでしょうか、登場人物がいちいち自分で自分や他人を疑似精神科医よろしく分析しまくっているのには疲れます。そのせいかどうかしりませんが、とにかくスカーペッタを中心とする登場人物の周りにあらゆるネガティブな感情があふれているのも不自然。もしかしてそれが現実のアメリカの姿だと言いたいのかもしれないのですが、読みづらいです。下巻の裏の「憂愁と恐怖・・・が世界を覆い尽くす」とか帯の「世界は暗転する」という言葉を見たときは、小さな事件が結局国際的な大事件に、みたいな話かと思いましたが、読み終えた今、何か違う本のあらすじを間違ってつけたんですか、といいたいぐらいです。前作は駄作と評判だったようですが、これはもう駄作と言うより拙作でした。「金字塔」を帯に付けた責任者に是非責任を問いたいです。ほかのミステリー作家が怒りますよ!うちの父は「十津川警部さえでてくりゃどうでもいいんや」と西村京太郎作品について言いますが、このシリーズをそうとらえている人は是非お読みになったらいいと思います。それ以外の人には、お金、時間、悔やむ時間、その他全ての無駄です。
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No.5:
(4pt)

やっとスカーペッタワールドに・・・

前作はやや期待はずれだったが、やっとおなじみの登場人物が勢ぞろいしてスカーペッタワールドに戻った感じ。 派手なアクションなどはないが、ルース・レンデルばりの犯人の描写や、一般人には知りえない検屍局内の科学者達の地道な努力など興味深い内容で一気に読ませる。 マリーノはまるで実在の人物のような気がする。
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4062749475
No.4:
(3pt)

古巣で活躍

スカーペッタが古巣に戻って事件解明に乗り出す。最初は話があちこちに飛んでいるように感じるがそれはわざと?おなじみの人物がアメリカを飛び回って活躍してます。でもやっぱりシリーズ最初の頃の勢いではなくて、わりと地味めな作品だと思います。
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4062749475
No.3:
(4pt)

痕跡(上)

今回はいつもよりもスリリングな場面は少なく、また犯人も早いうちからわかりやすく書かれていました。なのでいつものような緊迫感はなかったです。しかしケイが元の職場、以前追われた町へと帰り、そこで遭遇するさまざまなシーンがとても面白かった。感情のすれ違い、人の思惑(少しオーバーではありますが)など、シリーズをずっと読んでる読者にとって共感したり年月とともに変わり行く人々との関係は深く掘り下げていてよかったです。個人的にはケイとマリーノが恋愛関係にならないかなと期待しています。
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No.2:
(4pt)

ひらがなばっかり!

相変わらずの面白さで一気に読んだが、講談社に言いたい。どうしてこんなにひらがなだらけになってしまったんですか?うえ(上)した(下)いく(行く)くる(来る)いう(言う)きどる(気取る)いれる(入れる)だす(出す)はらう(払う)・・・・数え上げたらきりがない。まるで小学生向けのお話を読まされているような気分になってしまい、ストーリーに集中できなかった。中でも「軽蔑」が「けいべつ」になっているのを読んだときは、この編集者の神経を疑った。大人の読者をバカにしているのだろうか?コーンウェルの新作を楽しみに待っていた者として、非常に残念、というより腹が立つ。
痕跡 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:痕跡 (上) (講談社文庫)より
4062749475
No.1:
(3pt)

相変わらず悪意の中を泳ぐケイ

 相変わらず、コーンウェルは人の悪意を描き出すのが巧みです。ケイ・スカーペッタが5年前に退職した、バージニア州検屍局の局長の座に換わりにおさまった男、マーカスの小物ぶりにはまさに「ヘドが出る」思い。日本でも、無能な上司や同僚に苛立つ"負け犬"たちは「いるいる、そんなヤツ」とうなずくでしょうか? しかし上巻では、彼もまたトラウマを負っている存在であることが暗示されます。ケイの追う少女変死事件と、姪のルーシーが直面する女友だちがルーシーの家で襲撃された事件が、実は「痕跡」によってつながっていることが上巻で明かされますが、いまだケイもルーシーもそれを知らず、どの事件も全貌は明らかにされません。果たして真相は? ケイは悪意の中で無事に安全な岸へと泳ぎ切ることができるのか?
痕跡 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:痕跡 (上) (講談社文庫)より
4062749475

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