■スポンサードリンク
ドグラ・マグラ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ドグラ・マグラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全82件 81~82 5/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
精神病院の一室から物語は始まる。一切の記憶をなくした若い男と微妙な対立を見せる二人の学者をメインに、精神病院の隣室にいる男の婚約者という美少女や精神科の患者、男の母と叔母が出てくる。ドグラ・マグラは堂堂巡りとか幻魔術を現す言葉として本文の中で解説されているが、脳髄の地獄とも形容される。そして話は遺伝子の中に祖先の記憶が宿りそれを胎児は夢に見る、という説からなぜか古代中国に飛んだりもする。精神病棟の一室から一気にドグラ・マグラの世界に入り込み、本を読み終えて一気に真のドグラ・マグラにたたき落とされる。精神世界の迷路にはまりたければお勧め。推理小説なのに、読み終えて犯人がわかってもそれがポイントではないことに気づく。人間の精神がどこまで転がっていくか、限界に挑戦しているような気がする。だけど正気と狂気の境はあるのだろうか。誰がそれを決めるのだろう。それこそが「胎児の夢」だと言えるのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校時代、読書家の友達から薦められ、普通に名作を期待していた私は大混乱!感想を求められて、返答に困るほど気持ち悪い作品でした。ホントに狂人が書いたアマチュアの作品かと思いました。ぐるぐると自分自身が実験をされているような感覚を味わいました。でも、独自性はあるかも。奇妙奇天烈な作品を求めている人にはお勧め。あまりのインパクトに、名前と作品名はずっと忘れられませんでした。それに、みなさんのレビューを読んでいたら、私の気付かない深さがあったのかも知れないと、もう一度読んでみようかとも思いました。でも、やっぱり苦手かも。感性の柔らかい子供のうちは読まない方がいいです。(読まないと思うけど) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!