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長野殺人事件



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長野殺人事件の評価: 5.00/10点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

長野オリンピックからもう20年ですね……

地名+殺人事件の内田氏の定番のパターンに、彼に最も縁のある都道府県である長野の名がとうとう登場しました。
浅見光彦シリーズ第100作目としてまさに満を持した感があります(どれを100作目とするかは諸説ありますが)
舞台が長野県ですので「信濃のコロンボ」との競演作でもあります。

長野オリンピックの際の十数億にも及ぶ多額の用途不明金に関わる、失われたはずの資料をめぐっての殺人事件という、まさに長野県全体、長野県民全体に関わる内容なのですが、なんと言ってもこの作品で一番印象に残るのは、メインキャラとして登場する県知事でしょう。
・名詞折り曲げ騒動
・ガラス張りの知事室
・脱ダム宣言
と、どこからどう見ても田○康○氏がモデル……というより、もはや実質本人を登場させているとしか思えないです。

長野県民や、当時の長野県知事の話題などを興味深く見ていた人などはそれだけで惹かれる内容ではあるのですが、いかんせん肝心のミステリ部分が退屈すぎました。
もう少し面白い話だったら「これを読むのは長野県民の義務!」とでもタイトルに付けたい所だったのですけどね。

どうでもいいですが、あとがきで述べられていた、県知事選挙で「内田康夫」と投票する人がいたり、内田先生の奥さんに「当選おめでとうございます」と言った人がいたというエピソードには笑いました。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
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