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【今邑彩】
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そして誰もいなくなるの評価:
6.82/10点 レビュー 11件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.82pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
美点と汚点が相殺されてこの評価
「そして誰もいなくなった」の公演中に一人目の被害者が本当に死人と化してしまう。 犯人の目的は? 本当に原典通りの連続殺人が始まるのか? 見立て殺人を踏襲しながらも裏にオリジナリティ感じる結末を盛り込んでおり、作者のクリスティへの尊敬と自作への意欲を強く感じさせます。 読み終わって総括しますと終盤明かされる真相には原典に見劣りしない衝撃を感じますし、クリスティやミステリ好きに読ませるような巧技も相俟って大変凝っている作品と思いました。 では何故この評価にとどめているかというとそれらがまったく楽しくなかったからです。 登場人物の一挙一動の軽薄さ、事件を成立させるために登場人物をチェスの駒のように扱う作者の都合が気にかかりました。 ある程度なら瑣末な問題と割り切れるのですが今作は看過できませんでした。 誰もいなくなった系統のトリックはトントンと読み進めて驚愕の事実に出くわすというのが楽しいと思うのですが、所々の引っ掛かりがその爽快感を失くしてしまった感じです。 ★は5ですが、それは良き点と悪しき点の相殺であり、悪しき点は私の好みによるものが強いです。 光るものが何もない平坦な作品では決してありません。 読む人によってはクリスティに劣ることもない感嘆を得ることができることを述べておきます。 ▼以下、ネタバレ感想
そして誰もいなくなるの感想
高校の演劇部を舞台に、名作”そして誰もいなくなった”にそってそのままストーリーが進みます。すごく読みやすいのですが、後にあまり残らなかったです。というかそのまんまやん。。。
有名作品のオマージュ(?)ということはさておき、ストーリー展開に若干の無理を感じました。ミスディレクションを狙いすぎていて、逆に浮いているように感じられます。また「どんでん返し」を狙うは良いとしても、こうも細かく連続させる意味は無いのではないかと。「どんでん返し」を図るなら、一撃で決めて欲しいところです。 ▼以下、ネタバレ感想
「そして誰もいなくなった」の公演中に一人目の被害者が本当に死人と化してしまう。 犯人の目的は? 本当に原典通りの連続殺人が始まるのか? 見立て殺人を踏襲しながらも裏にオリジナリティ感じる結末を盛り込んでおり、作者のクリスティへの尊敬と自作への意欲を強く感じさせます。
読み終わって総括しますと終盤明かされる真相には原典に見劣りしない衝撃を感じますし、クリスティやミステリ好きに読ませるような巧技も相俟って大変凝っている作品と思いました。 では何故この評価にとどめているかというとそれらがまったく楽しくなかったからです。 登場人物の一挙一動の軽薄さ、事件を成立させるために登場人物をチェスの駒のように扱う作者の都合が気にかかりました。 ある程度なら瑣末な問題と割り切れるのですが今作は看過できませんでした。 誰もいなくなった系統のトリックはトントンと読み進めて驚愕の事実に出くわすというのが楽しいと思うのですが、所々の引っ掛かりがその爽快感を失くしてしまった感じです。
★は5ですが、それは良き点と悪しき点の相殺であり、悪しき点は私の好みによるものが強いです。 光るものが何もない平坦な作品では決してありません。 読む人によってはクリスティに劣ることもない感嘆を得ることができることを述べておきます。
▼以下、ネタバレ感想