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(短編集)

黒い鶴



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【この小説が収録されている参考書籍】
潮文庫 黒い鶴

黒い鶴の評価: 8.00/10点 レビュー 2件。 Bランク
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(9pt)

黒い鶴の感想

著者が作家として世に出るきっかけとなった表題作をはじめとする珠玉の短編集。
表題作「黒い鶴」は、暗号ミステリの要素が含まれて最後にあっといわせる作品。タイトルに重みを感じます。
その他、印象に残ったのは、「時限」にも登場する片岡真子が主人公「大切なひと」、猫ブームに乗っかった?「京都ねこカフェ推理日記」、心理的ホラー「誓い」、能をテーマにした異色作「花はこころ」など。
短編でも著者のハートフルな文体はしっかり出ています。
それにしても、著者の作品には女性主人公が多く登場する。「京都」をイメージしてのものか、そういえばもうひとつ作品の舞台として出てくる岩手もどことなく女性的なイメージがあります。女性心理の描き方がうまい…ってもしかしてオネェ??

本好き!
ZQI5NTBU

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