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ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔



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ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔の評価: 7.78/10点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.78pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔の感想

今作のテーマは、江戸川乱歩に関わる本についての長編です。
1~3と比べ、江戸川乱歩の本に関するエピソードが濃く、じっくりと丁寧に書かれています。これまでの伏線と今後の展開への伏線も貼られており、次回作が待ち遠しくなるなります。
相変わらず、読者の興味を惹きつける文章・表現はさすがです。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔の感想

古書の奥深さは留まることを知らない・・・。
今作は、日本屈指の本格ミステリー作家「江戸川乱歩」のお話。
誰もが1度は聞いたことのある有名人物だけに、興味を持つことができます。
そのため、非常に読みやすくわかりやすい。
以前のように短編ではなく、一つの物語を集約させた長編ミステリーになっています。
何よりの読みどころは、「篠川栞子」の母「智恵子」の登場でしょう。
いよいよの登場に読んだ方は、胸躍らせたはず!!
10年もの間、家庭を抜け出し失踪した母。
彼女は、成長した娘たちを目の当たりにした時、どう思ったのだろうか?
未だ見え隠れする母の心に敵意をむき出す「篠川栞子」。
しかし、娘「栞子」もまた本の虫。母の言葉に心揺さぶられ自分を見失いそうになってしまう。
そんな彼女を救えるのは、たった一人だけ・・・。
日々変わりゆく、景色や人の心の在り処。
いい方向へも悪い方向へもそれらは傾く。
「篠川栞子」と「五浦大輔」。
二人の気持ちはさてどちらの方向へ・・・。

そして、最後のエピローグで明かされる真実。
次作への興味、ひきも充分!!
待ち遠しい限りです!!

kariya
NFQORK3W
No.1:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ミステリ色が一層濃くなりました

これまでと物語の印象がかなり変わりました。
長編であることのほかにも、江戸川乱歩をテーマにして暗号解読なんかも出てきて、ミステリ色が濃い一冊となっています。
いつかは出てくるだろうな、と思っていたらやはり出てきた「乱歩」。
ストーリーもそれに合わせたでしょうね、ミステリの王道のような展開です。
栞子さんの”探偵ぶり”も堂に入ってます。
こうなると次回作はもっとミステリらしくなるんでしょうか。
そして栞子さんと大輔君の運命は!?

本好き!
ZQI5NTBU

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