新署長赴任の朝。署の正面玄関前で、容疑者を連行中の刑事が雑居ビルから狙撃された。

刑事くずれの探偵・鬼束啓一郎は、ヤクザの次男坊・仁科英雄に依頼され、謎の殺し屋“ミスター”を探すことになった。

Ｋ・Ｓ・Ｐ特捜部の沖幹次郎は突然の人事でチーフをはずされた。新チーフはキャリア警部の村井貴里子。

日航機墜落事故から十年、かつて警察官として遺体確認の現場指揮を執った父の突然の死。

東京都大田区の路上で発見された女性の全裸死体。殺人事件として捜査一課強行班が動き始める。

“犯罪被害者家族の集い”に参加した女性2人の惨殺死体が、東中野の教会で発見された。

7年前に行方不明になった少女の遺留品が発見され、県警捜査一課の都筑は捜査を再開。

「短編の名手」と文芸評論家・細谷正充氏絶賛 切なくて、心ゆさぶられる はぐれ者たち… 「おまえ、“泣き丸”だよな」少年時代の渾名（あだな）で呼ばれ、銀行支店長の丸太滋雄はぎょっとした。

警察OBの越沼が殺された。頭蓋骨が切断され、脳味噌に王冠のように釘を植えつけられて。

東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。

警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。三十二歳、独身、彼氏なし。

奥多摩で起きた一家惨殺事件。殺されたのは著名な陶芸家とその妻、そして双子の娘・瑠衣と芽衣だった。

不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。

黒幕の遺した一通のメモが政財界を揺るがした。

凍てついた早朝の高校校庭で、警備員の桜木が女子生徒の全裸死体を発見した。

腐乱死体となって発見された16歳の少女・舞子は妊娠していた。

五年前に愛を交わしながらも突然姿を消した女、瞭子と偶然の再会を果たした弁護士の栖本誠次は、翌朝、彼女の死を知った。

“やつはヤクザで、おまえは警官なんだ" 会うはずのなかった世界が交わる街。

バーのマスター斎木章の裏の顔は、盗みのプロ。一年前のヤマで相棒と恋人を失い、いまは傷心の日々を送っている。

コロナに震える歌舞伎町― パンドラの箱が開いた街を若き二人の巡査が駆け抜ける! 屋上の白骨死体、老朽ビル再開発騒動と暴力団の抗争、置き配窃盗、賭博に集う政財界の大物……。

死にかけた海辺の町にもちあがった空港建設計画。町は真っ二つに割れていた。

香納諒一氏の人気警察小説「K・S・P(歌舞伎町特別分署)」シリーズの第4弾。銃撃戦、知能戦ともにパワーアップ。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に小学生から相談事が持ち込まれた。

出会いはうめききしむ街。傷つくのは怖くない。

無聊(ぶりょう)を託(かこ)つ探偵・鬼束は、刑事だった時に逮捕した男が、水死したことを知る。

今度の依頼はどこかキナ臭い。

警視庁管轄内にて、野原という税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。

最後のページに「彼女」はいない――。 謎の女の正体にあなたは気づけるか? 元刑事で探偵の鬼束啓一郎。

父親から引き継いだ会社を守るため、沢渡留理は兄とその愛人を、痴情のもつれを装って殺した。

認知症の老婆に潜む秘密とは、その哀しみとは何か?!現在と過去が複雑に絡み合う殺人事件は、やがて「愛」や「家族」や「幸せ」の姿を、二人の刑事たちに突きつけてゆく。

中本警部補率いる警視庁捜査一課第三班は猛者ぞろい。事件解決に銃など不要。

ひとり、入ったら、ひとり、消える―。年金生活の貧困シニアが入居する「加賀美荘」は「殺人アパート」だと囁かれていた―。

京浜運河沿いで死体があがった。身元は暴力団員、伊波肇の母親照子。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

「ギフト」と書かれた段ボール箱が発見された。中には体液のついた毛布。

新宿を二分する勢力の抗争が激化した！　 暴力団の顔となった高校恩師の西沖。

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。

初冬の温泉郷で発生したフグ毒殺人は、公安vs巨悪「頂上対決」の幕開けだった―。

「彼女の心は男性だったんです」親友の焼身自殺に疑問があると、若い女性が杉並中央署生活安全課「何でも相談室」通称0係を訪れた。

終電過ぎの街で一人の若い娘が消えた、ありふれた話――。

インターネット心中で妻の恭子を失い、ネット古本屋を営む「私」は、心中事件を追っていた旧知のライター、小杉の切断死体を発見する。

ストーカー、レイプ、幼児性愛、年寄りや幼い子供への虐待など、激しさを増す性犯罪や虐待事件に警察がようやく重い腰を上げた。

切なさと救い溢れる３つのラスト。 読者を半泣きさせる書下ろし警察小説。

各国の傭兵たちを陰でサポートする―それが「傭兵代理店」である。東京で密かに運営される代理店に、藤堂浩志が訪れた。

親友の父を殺した秀夫は、服役中に連絡を絶った最愛の人を捜していた。だが、伝手となる男の殺害現場に遭遇。

記憶を無くし満身創痍の状態で、横浜中華街の安ホテルの一室で目覚めた“俺”。

1970年代の川崎。

「刑事を辞めるか、人間を辞めるか」 新宿署の一匹狼刑事・佐江は法を捨て、日本最大の暴力団最高幹部・延井は、面子を捨てた。

金になることなら何でもやる、元凄腕の興行師・金円友。ハマのマル暴で、一番ごつく、一番気が荒いといわれた元刑事・流一。

「わたしの横に天使がいた。」ヴェネツィアで拾った、謎めいた絵本。

東京・六本木で五十口径もの拳銃を使う殺人事件が相次いだ。被害者はすべてアラブ系人種。

笠原武大は、妻を殺害した罪で服役している。

白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。

「売られた喧嘩は買う。わしの流儀や」建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負った。

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

編集者、ヴェテランライター、作家志望者、マンガ家、飲み屋のママ―。新宿二丁目に事務所を構える編集プロダクション。