「まだ？」と声が聞こえるたび、佐々木るみはそっと目を開いて、絶望に囚われるーー。最強の拝み屋・物部斉清が死んだ。

この呪いを解き明かすのは、あなた。 冠村には窒息の家がある。

その青年は、神か悪魔か? 無垢な祈りは世界を覆う呪いになる――。

時間がないです、私、殺されます――錯乱状態に陥った少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の眼前で突然、爆発するように血肉を散らして死んだ。

この祝祭の真実は、禁忌。ポップなのにねっとり不気味な民俗学カルトホラー 失敗続きの就職浪人生・島本笑美。

幼い頃に家族バラバラになり、親代わりの祖母とも死に別れた天涯孤独の青年・出淵恭二は、生活に困窮し、山で穴を掘るだけで日当十万円というバイトに参加する。

この呪いは剥がせない――『異端の祝祭』の著者が放つおぞましい粘着ホラー 塾講師の片山敏彦は、絶世の美青年。

交換留学で台湾を訪れた女子高生・緑川芽衣。

第一話　ホワイトデイにこよみのために頑張りたい森司。

角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。

古書の街にあらわれた探偵。秘められた目的とは・・・・・・「危険な賭け〜私立探偵・若槻晴海〜」。

「アレに魅入られると、死にますよ」――ここは楽園？それとも地獄？ “絶対に口にしてはいけない禁忌”を抱えた村に、転校生・高遠瑠樺がやってくる。

後送「医師作家」だから書けるアイデアとリアリティがある――。人生相談の連載を持つ女性精神科医に届いた怪文書。

美しい声が 地獄から呼びかける。 都市伝説「#呼ぶ声」は死を招く。

本屋大賞ノミネート作、待望の文庫化！ 宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。

さようなら。ありがとう。

大学生の琴葉は、飲み会の後にお持ち帰りされそうになっていたところを助けてくれたシマくんにひとめぼれする。

「おばけは怖くありません。機械ですから」 彼女にはいくつかの優れた機能がある。

なんか、怖い話ない？ 異界が覗き、怪異の似合う古い街。 男たちが喫茶店に集ってすること、とはーー。

東京都内で発生した連続変死事件を追う、ジャーナリストの前沢恵子と葉月有理は、死者の共通点が「南極深層の氷」にあることを突き止める。

市立図書館で大規模火災が起き、焼け跡から死体が発見された。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。

進藤理人は理学部に通う大学二年生。

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

”小説” ならではの企みに満ちた“怪談” 全7編。

全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

――みんな誰かを殺したいほど羨ましい。 美しい少女・蛍が線路に身を投じる。

SNSを中心にカルト的人気を誇る、怪談ネットラジオ「禍話」。

新人賞に応募された小説作品「完璧な家族の作り方」。

2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作 余命宣告された人々が集まる山荘で起きた、ある一人の突然死。

フリマアプリで、「カシル様専用」として箱を出品すると、必ず落札される――。

乙一＆山白朝子の初期〜現在までの怖い作品ばかりを厳選収録した怪奇ホラーコクション企画。

ミステリ・ランキング常連の注目作家による、新境地連作ミステリ。 地獄は始まる。

マグレブ系のルーツを持つフランスの新聞記者ジャンゴは、隠遁していた祖父の遺品を整理するつとめを兄から押しつけられた。

東北地方の旧家・不村家では数代に一度、特別な子供が誕生する。

新宿署の刑事・魚名二郎は、訪れた居酒屋からの帰りに前後不覚に陥り、無意識のうちに半年前の事件で知り合った不思議な男・悠希に助けを求める。

誰かを殺すまで、ループは終わらない。 足を踏み入れた人間が続々と消えていくという「人食い遊園地」。

「僕はこの家から逃げられへん身にさせられてしもうた」 大正十四年、大阪。

幼少の頃から、自分だけに見える幻覚「蛞蝓女」に悩み続けてきた女子大学生・芽衣。

対怪異アンドロイド開発研究室の白川教授が、怪異を調査するために生み出した高性能アンドロイド・アリサ。

やしきがみーだんち【ヤシキガミ団地】[名]実在する場所を指すものではなく、怪奇現象を引き起こす物件を総称する暗号。