『このミステリーがすごい! 』大賞を受賞し、ドラマ化もされ40万部突破のベストセラーとなった『がん消滅の罠』の続編です。

ヘルペスウイルスの研究をしていた大学教授の首なし死体が発見された。

日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。

人の感情が色でわかる「共感覚」を持つという不思議な青年―藤木司を担当することになった、臨床心理士の佐久間美帆。

医療ミステリーで著名な人気作家たちを中心に、医療にまつわるミステリー作品を収録したアンソロジー。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

足の痒みに悩む水尾爽太は、訪れた薬局で毒島という女性薬剤師に出会う。

悲哀にみちた人間ドラマ。温かな余韻が残るラスト。

検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。

旭日製薬で働く恵輔は、祖父がいる老人ホームで千夏に出会い、恋に落ちる。

ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。

柚月裕子の13年がつまった短編集 美しい花には毒がある 献身的に母の介護を続ける娘の楽しみとは……。

「被疑者の言うことを唯一信じてあげるのが弁護人でしょう」 犯罪被害者家族でありながら、 刑事弁護に使命感を抱く持月凛子。

東京、炎上。正義は、守れるのか。

報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。

ホテルマンの水尾爽太は、医者から処方された薬を丹念に塗るも足の痒みが治まらず、人知れず悩んでいた。

警視庁上野署の若手署員がナイフを持った男に襲われ、品川では元警官が銃弾に倒れた。いずれも犯人は捕まっていない。

島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。

亡くなった町弁のクライアントを引き継ぐことになってしまった剣持麗子。

現代日本の 政治と報道を めぐる三部作 一九七一年、新潟。

そのシェアハウスは、いわくつき物件だったーー都心の古民家シェアハウス「さくら館」。

80万部突破『罪の声』を超える圧巻のリアリズム小説! 「聞きたい、彼女の声を」 「知られてはいけない、あの罪を」 ライターの大路亨は、ガンを患う元新聞記者の父から、 辻珠緒という女性に会えないかと依頼を受ける。

「6,000万円ぐらい、命の値段としては高くもないだろう」 外科医の才所准一は、大阪で海外富裕層向けの自由診療クリニックを運営している。

新米弁護士の小柳のもとに相談に訪れた女子学生が、その夜、突如失踪した。

1972年春、警視庁に出向していた真栄田太一は本土返還が迫る琉球警察本部に帰任する。

目指せ声優! 狙うは世界! 疾風怒濤の青春ストーリー! “特別な声”を持つ君と出会い、ぼくの人生はあざやかに変わった。

生体移植か、脳死移植か――。コロナ禍の今、日本人の「死生観」が問われる。

「金がないことがこんなに心細く、息苦しいとは思わなかった」。

本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起こる難事件に翻弄されていた。

バブル崩壊、未曾有の震災とテロを経て、時代が激しく揺れ動いていた1996年12月。

明けない夜はない。

法律では裁けずとも、必ず引きずりおろす――。

刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。

新自由主義への反逆者か? 廃れゆく伝統の守護神か? 謎の天才ハッカー vs.膨張する金融資本主義 イランの核施設破壊プロジェクト「オリンピックゲーム」にもCIAの情報職として参加した経験を持つ天才ハッカーの黒木が、和歌山の世界遺産・熊野古道の中辺路に現れ

第3回警察小説大賞受賞で鮮烈デビュー!! 夏の夜、若い男が鉄道の高架から転落し、猛スピードで走る車に衝突した。

アフターコロナの介護業界の闇に迫る社会派ミステリー。 高齢化が進んだ団地は、都心の限界集落といえる。

触るだけでどんな紙でも見分けられる男・渡部の紙鑑定事務所には今日も、紙にまつわる一風変わった依頼が舞い込む。

「月」を背負う男・大神明の大活劇、直木賞作家のハードアクション大作! 大戦の暗雲が迫る、魔都・上海。

高校生の傷害事件に隠された真実とは。 常識破りの警察小説! 都内の私立高校で、傷害事件が発生した。

わたしは中国の女スパイ―― ノンキャリア公務員の並木は、恋人から告白される。

隠れキリシタンの島で起きた、密室殺人！ 相続鑑定士の三津木六兵の肩には人面瘡が寄生している。

七歳の女の子が遺体で発見された――。

大物司会者の息子が元恋人を殺害したと出頭。

捜査一課の刑事でありながら、法から逃れる悪を裁こうと殺人を犯してしまった簑島朗。

「君の選択肢に『No』はない。

父母を殺した死刑囚、あなたならその命、救えますか? 刑務所のすぐ隣という、特殊な環境に立地する総合病院に勤務する腕の良い脳外科医の尾木敦也。

占領軍に骨抜きにされた焦土で戦地帰りの男たちが立ち上がる。

日西新聞に中途入社して政治記者になった国枝裕子は編集局長からの特命を帯びていた。

産廃の闇に消えた二つの命。

ヤメ検弁護士の一坊寺陽子のもとに、同期で同じ福岡で開業している桐生晴仁から依頼が届く。