選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

25万部突破『15歳のテロリスト』著者の衝撃の原点が、完全版で甦る! 男子生徒Kが自殺した。

あるSNSの書き込みが話題になっている。一人の高校生・大村音彦が、何人もの中学生を支配し、恐喝した。

“将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美齢は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

方石―それは様々な服飾品に変じることのできる立方体。

「恋をしました、キミに―」平凡男子高校生の雨ケ崎誠也に突如訪れた非日常。それは、クラスの美少女からの、愛の告白だった。

透き通る蒼い海と、紺碧の空。世界の全てを二つの青が覆う時代、「アフター」。

人にはポイントがある。ルックス、学力、コミュ力。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

女子大生・八重がバイトに通う奈良の着物店〈旧暦屋〉では、七夕が近づき、浴衣イベントの傍ら、寺と提携し古裂（こぎれ）を使ったお守りを売り出した。

お待ちかねの修学旅行は青い海きらめく沖縄。

大学二年生の五月。二十歳の誕生日の記念に、清貴と葵は“九州・超豪華寝台列車の旅”に行くことになった。

第23回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作! 留年の危機に瀕するダメ学生・奈緒崎はひょんなことから、秀才でひきこもりの映画オタク・嗄井戸と出会う。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

これから破滅する人間を好きになってしまう特異体質な“死神”こと、日比野明日香に見初められてからひと月。

他人の嘘が分かる、不思議な力を持つ高校生、藤倉聖。だが、全ての人の嘘が分かるわけではない。

【第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作】仙台の夏の夕暮れ。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた１通のメール。

アキともう一人の少女の疲労は、限界だった。『溺死』という不吉な二文字が、脳裏をよぎる。

剣道界で神童と呼ばれながら、師である祖父の死をきっかけに竹刀を握れなくなった天智。

僕は今でも君が好きだよ――映画化も決定、あの感動作が再びよみがえる! 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。

ここは、見渡す限りの水平線。たくさんの人間たちで賑わっていた、“セジング”は見あたらない。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

火事で家が燃え、嗄井戸が住む銀塩荘の一階に引っ越した奈緒崎は、嗄井戸の部屋に入り浸る日々を過ごしていた。

嗄井戸の部屋からスナッフフィルムを見つけた奈緒崎は過去の事件を解決するべく、フィルムアーキビスト菱崖小鳩に協力を依頼する。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの8月。17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。

京都の陰陽師、出張します! 恋と不思議の大人気シリーズ第9弾! 関東本部から呼ばれた澪人と一緒に、夏の間だけ実家に戻ることにした小春。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

驚異のミリオンセラー、ビブリオミステリ最新刊 ビブリア古書堂に迫る影。

涙の数だけケーキを食べよう。

「久しぶり」そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

統合歴六四二年、クゼの丘。一万五千人以上を犠牲に、ペリドット国は森鉄戦争に勝利した。

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代―両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦は、地元の進学校に入学した。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

私は命をかけて 貴方のものになる。 晴れて第一志望の教育学部に入学した榛名なずなだったが、大学生活は苦労の連続だった。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。

石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。

累計33万部突破の人気シリーズ第4弾! 早朝にひっそりと営業しているスープ屋「しずく」には、今日もさまざまな悩みや謎が舞い込んでくる。

「二十三年前、私は妖狐と取引し、妻を殺してもらったのだよ」 妖怪と人間の調停役として怪異事件を解決してきた岩永琴子は、大富豪の老人に告白される。

伝説は美しい月夜に甦る。それは絶望の果てからはじまる崩壊と再生の物語。

ドSな探偵とちょっとドジな女子大生が喫茶店を舞台に贈るライトミステリー 天真爛漫で自己中な英国青年・ダニエルが再来し、謎解き勝負を仕掛けてきた。

武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。

「強さは力」の香織と「お気楽不動心」の早苗。

宮本武蔵を心の師と仰ぐ香織と、日舞から剣道に転進した早苗。早苗が福岡に転校して離れた後も、良きライバルであり続けた二人。

その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。

あたし、夏美。19歳、んでギタリ̋

柏木夏美は、デビュー間近の事務所期待のミュージシャン。けれども、ビジネスモードな大人たちとは噛み合わないことばかり。

虫けら同然の人生で、初めて落ちた本気の恋。それは俺に心からの幸福と、地獄を招いた―。

フリーターの秋川瑞希は、テレビプロデューサーの叔母から、霊能力者・エステラの通訳兼世話役を押しつけられる。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

江戸の吉原で黒い狐面の集団による花魁殺しが頻発。