ひとつ海のパラスアテナ2



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    初公開日(参考)2015年04月
    分類

    長編小説

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    ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)

    2015年04月10日 ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)

    アキともう一人の少女の疲労は、限界だった。『溺死』という不吉な二文字が、脳裏をよぎる。絶海で浮かんで待つ二人の周囲では、獲物の命が尽きるのを待つ猛禽の眼があった。少女が悟ったように言う。「助けは『絶対に』来ないんです。ここは…セントゥリア海峡ですから」絶望的な状況の中で―二人の「生きるための戦い」が、始まる。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.6:
    (1pt)

    海洋浪漫…もどきだなこりゃ。

    世界観やアイディアは面白いが、
    それに振り回されてて、使いこなせていない印象。
    緊迫した(?)世界観なのにご都合主義も酷過ぎる。
    主人公もちっとも進歩しないしね。

    まー人によってかなり評価が分かれるだろうなあとは思った。
    ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)より
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    No.5:
    (4pt)

    正統派冒険小説第2巻!

    電撃小説大賞 大賞受賞作品の待望の2巻です。

    今巻は一巻にてタカと別れた丁度一年後の世界から始まります。
    タカと別れてからは、メッセンジャーの仕事をこなし、資材を蓄えながら約束の島《イロゥ》を目指していたアキだったが、一般的な航海方法では遅刻確定であったアキは近道の為に、近隣のセイラーは必ず避ける死を呼ぶ三匹の怪物が住むと言われている《セントゥリア海峡》を横断しようとする。
    勿論、無事に横断出来るはずもなく、航海中に謎の高音波を聞いたかと思うとそのまま気を失い、再び意識を取り戻した場所は恐ろしいシローバー、ウィッチファミリーの船の上であった!

    2巻ではタカとの約束の時までにセーラーとして大きく成長していく展開を期待していただけに、最初から1年後という展開には少し驚きました。
    今回も百合とまでは言わずとも、女の子2人によるサバイバルや冒険が多くの割合を占めます。

    度々見られるご都合主義的な部分は相変わらずですが、海の恐ろしさ、自然の厳しさの描写もまた、迫力があります。

    過去の過ちを活かしてか、1巻発売からたったの2ヶ月しか経っていない2巻のスピード刊行ですが、読者としては嬉しい限りです。
    ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)より
    4048650521
    No.4:
    (2pt)

    筆が早いのは良いが、ストーリー構成・主人公の造形ともに一巻の焼き直しの域を出ていないのでは?

    世界のほとんどが海の底に沈んだ時代「アフター」を舞台に、厳しい自然や荒っぽい社会を
    独力で生きていこうとする少女・アキの物語、デビュー作からなんとたったの二ヶ月で第二巻
    「二冊目が書けずに終わる新人さんも多いのに、えらく筆が早いな」と驚きつつ拝読

    物語はパラスアテナ号を譲ってくれた相棒・タカと再会を約束した一年後、約束の地である
    「イロゥ」に向かう筈が、何故か海賊船キルケ号で新入りとしてアキがこき使われている場面
    から始まる。十日前、約束の日に遅れそうになったアキは三匹の怪物が棲んでいると言われ、
    迂回するのが船乗りの常識と言われている「セントゥリア海峡」を突っ切る事にしたが、
    海峡を横断中に襲ってきた謎の「音」を耳にした途端気を失い、気が付いた時にはキルケ号で
    パラスアテナ号とともに囚われの身となっていた。新入りとして働いてたある夜、ワッチの
    最中にアキは不審な船を見つけた事を報告し、仲間の海賊が乗っていた小男を捕縛。捕えた
    小男の拷問に手を貸す事を拒絶したアキは同じくキルケ号に囚われている最中、台所から
    食料を盗み出した事がバレたスチュワーデスの少女・オルカとともに浮き島「モリ」に置き去りに
    される事に。「一ヶ月後に迎えに来てやる」というアテにならない約束を置いてキルケ号は去り、
    アキとオルカの「モリ」でのサバイバルが始まるがアキは両腕を負傷してしまい…

    二巻の頭で前巻の旅の相方であり、海賊から身を呈して自分を守ってくれたタカと再会を約束した
    一年後にいきなり話がすっ飛んでいたのでびっくり。てっきり、再会までの一年間、海で
    厳しい自然や法が守ってくれない危険な社会の中で未熟なアキが鍛えられる展開を描くものだと
    思っていたので、最初から「一年後」に話が飛んだのは予想外であった

    主人公がいきなり無人島に置き去りにされたり、愛船を奪われた上に都会で騙されて無一文に
    なったり、金を稼ごうにも自分の社会的なスキルの乏しさを突き付けられるだけであったり
    どうにも厳しい話である。この「やさしくない世界」に少女が放り出される様な独特な世界観と
    その一方で少女と少女の深い関係を描こうとする百合っぽい雰囲気は今回も健在。特に百合っぽさは
    前巻以上に強調された様な印象を受けた。そういう意味ではこの第二巻でシリーズとしての
    方向性は「サバイバルと百合」と明確に示されたのだと言えるかもしれない

    物語の方は冒頭で海賊船キルケ号にアキと共に囚われていた少女・オルカとの浮き島「モリ」での
    一ヶ月に渡るサバイバルから始まり、中盤でオルカがスチュワーデスとして働いていたメガフロート
    「セジング」での裸一貫・無一文からの金稼ぎ、前巻でアキを射殺そうとし、今回はオルカを攫った
    悪漢・エッコゥとの対決が中心となる後半と流れるのだけど、ストーリーの構成だけ見ると
    一巻とほとんど変わらない事に気付かされる

    前巻もアキのサバイバルから始まり、旅のパートナーとなる少女との出会い、旅のパートナーを攫った
    海賊相手の大立ち回り&パートナー救出劇という流れだった事を思えば、この二巻は一巻の「焼き直し」
    の域を出ていないのではないかと感じる

    また、主人公のアキのキャラクター自体も冒頭で一年の時間の経過があった事が示されたにしては
    前巻とほとんど変わらず、「一年」という時間の重みをほとんど感じる事が出来ない。前巻で大切な
    友人と別れ、再び孤独な航海の日々を過ごしたのだから何らかの「成長」を感じさせてくれる様な
    変化が描かれるものとばかり思っていたのだが、前半の孤島で見せた昆虫類に対する嫌悪感であったり
    中盤の都会であるメガフロートで見せた迂闊さだったりと、人間として未熟なままで何も成長の跡が
    見られないのである。一体何の為に一年という時間をすっ飛ばしたのかさっぱり分からず、アキの
    キャラクター自体も一巻で描かれた部分をそのまま再現した様にしか見えなかった

    ストーリーの構成は一巻の焼き直しで、主人公のキャラクターの成長も読者に感じさせられない
    のであれば、大急ぎで二巻を出した意味は非常に乏しいと言わざるを得ない。「水戸黄門」であれば
    ストーリーが前回の焼き直しであったり、キャラの変化が乏しかったりしても文句を言う人は少ないと
    思われるが、ライトノベルの二巻が一巻とほとんど変化なし、では余りに寂しいと言わざるを得ない

    二巻を急いで出した事は商業的な事情によるのかもしれないが、独特な世界観や雰囲気は非常に良いのに、
    それをより活かせるような話作りやキャラクターの造形をもう少し練り込めなかったのかと惜しまれる
    一巻で受けた感銘を期待しただけに、勢い余って拍子抜けする様なシリーズ第二巻であった
    ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)より
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    No.3:
    (4pt)

    どこかで見た気がする内容?

    相変わらずアキは、漂流と海賊に縁がありますね(^^;)
    今回は、いきなり「ウィッチファミリー」なる海賊に捕らわれているところから始まります。
    が、この海賊との関係が今回の話のカギになっています。

    海賊に捕らわれている間に人間不信のオルカと知り合うが、二人でサバイバルしたり漂流したりすることで、二人の間に信頼関係が生まれる。
    紆余曲折を経て、再びウィッチファミリーと合流するが、他の海賊とのゴタゴタに巻き込まれる。
    ウィッチファミリーに助けられた二人は、タカと合流し、世話になった海賊の危機を救う。
    というのが、大ざっぱなストーリー。

    はっきり言って、パラスアテナとのシーンはほとんどありません。
    最後に出てきますが、次の瞬間に、またトラブルに巻き込まれて終わります(^^;)

    なんというか、
    「アキとパラスアテナは、災難に巻き込まれる運命」
    なんでしょうね(^^;)

    最後に、今巻の印象など・・・
    ・優しい子供達と少人数の人の良い海賊
    ・大規模な悪どい海賊
    ・少女(オルカ)が持っている宝の鍵
    ジ○リアニメで見た気がする内容ですね・・・

    私は好きですが、二番煎じな気もするので、☆4つです。
    ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)より
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    No.2:
    (3pt)

    この世界への見方が変わる

    再会を誓った別れから一年後.ただ,それがもう再開の時というのが少しばかり残念で,
    お互いの成長を約束していただけに,ここへと至るまでを読みたかったのが正直なところ.
    都合のいい展開や,終盤にアクションが入る流れもと似ており,こちらも気になります.

    また,最後は再会となるものの,ずっと一緒だった少女が相手を食ってしまったようで,
    再登場時の唐突さや出番の少なさもあり,見せ場としていささか弱かったのは否めません.

    とはいえ,死への恐怖を多く描き,テーマである『生きること』を強く植え付けたこと,
    それにより,主人公の少女が『生かされていること』を認識する様子は印象的に映ります.
    このほか,海だけとなった世界の起こりにも触れ,気になる言葉をチラつかせての話運びは,
    物語全体,そして次巻以降に大きな広がりが生まれるのでは…という期待を抱かせてくれます.

    さらには,仲間加えて旅を再開した明るさから一転,まさかの出来事を見せての幕引きは,
    その反動に強い衝撃を受けるとともに,この世界の怖さと謎に見方が変わるのを感じました.
    ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)より
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