街中で喪服姿の妻を見かけ不審を抱いた慎一は、弔われた故人の名が、結婚前の妻と同じ「斉藤響子」だったことを知る。

祖母のかわりに、札付きの外国人専門アパート「ランタン楼」の大家となった青年の、悪戦苦闘の日々。

小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、その娘のミナホのことが気にかかっている。

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。

観音さまが見下ろす街で、コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む気丈なおばあさん、杉浦草。

一年前のあの日、香映は自殺してしまった。何の前触れもなく。

紅雲町にある五軒だけの小さな商店街「ヤナギ・ショッピング・ストリート」。

正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。

父が遺したアトリエ兼自宅で革製品の修理をして生計を立てている透子。

シリーズ最大の強敵!?　殉職オヤジ刑事の魂が宿るあみぐるみのクマと、心ならずも探偵業を続ける和子の前に、イケメン占い師が現れ……。

北関東の小さな町で、コーヒー豆と和食器を扱う店「小蔵屋」を営むおばあさん、杉浦草。

探偵・川庄が活躍する「吉祥寺探偵物語」シリーズ第5弾は、川庄の小学6年の息子・健人の恋物語から始まる。

最愛の妻を失った大友鉄をめぐるアナザーストーリー 初めて明かされる「アナザーフェイス」シリーズの原点。

いつものようにアルバイト先のコンビニに出かけようとしていると、日本で一番会いたくない男、警視庁の工藤が訪ねてきた。

小森谷芭子29歳、江口綾香41歳。ふたりにはそれぞれ暗い過去があった。

人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。

探偵・川庄が活躍する「吉祥寺探偵物語」シリーズ第3弾。 川庄はいつものようにコンビニで働いていた。

木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島のヒロを訪れた。

「燃える氷」メタンハイドレートの研究施設で起きた密室殺人事件。

県警捜査一課から所轄への異動が決まった澤村。

ホストクラブclub indigoの客が殺された。

下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは4人。

色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった…。

物語は「初恋」で始まり「再恋」で終わる―。

フリーライターの真以が書斎がわりに使う、東京郊外の寂れたファミリーレストラン。

計75万部突破、人気シリーズ第9弾! 助けを求めているのは、いったい誰? 一枚のメモが謎を呼ぶ。

正義感を発揮するあまり組織の枠をはみ出してしまう文科省新米女性一般職・水鏡瑞希(みかがみみずき)。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

同僚の真由美のひと言から、社長の金城と玲子に因縁めいた過去があることを知る雅也。

孤独と暴力に耐える日々のなか、級友の弥生から絵本作りに誘われた中学生の圭介。

文字は嘘をつかない。

中学生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂。けれど周囲では次々と事件が発生し、2人暮らしの日々は何かと騒がしい……。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。

老スリに隠されていたアナザーフ

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。

母親を殺害された高浜真裕子は、そのとき高校二年生。心に癒しがたい傷を負った。

天才的な版画家が美しい蝶の木版画を残して失踪した。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

探偵・川庄が活躍する「吉祥寺探偵物語」シリーズ第2弾。

二部制に営業形態を変え、新メンバーも加わったclub indigo。

四十九院香澄は、大学入学と同時に「鉄道旅同好会」の扉を叩いた。

エリート銀行員の仁藤俊実が、意外な理由で妻子を殺害、逮捕・拘留された安治川事件。

越野ハルカ。父の失踪により母親の故郷である坂牧市に越してきた少女は、母と弟とともに過疎化が進む地方都市での生活を始めた。

No.1ホストのジョン太は店を休みがちで、いまいち歯車のかみ合わないインディゴ。

さらば猿渡。少年の飼い猫は、見る者に運命を知らせる眼を持つ。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

働かず、ひたすら酒代をせびる父から逃げるため、泥酔した父の前に農薬の小瓶をおいた青年・聖人。

祖母・梅の危篤の知らせを受けた瑞輝は、北関東のとある町にやってきた。

警視庁=通称・桜田門に勤める久米川さくらは、ドジでちょっぴり腹黒な事務職員。

平凡なサラリーマンの「ぼく」こと海老野が勤める会社の近所に、突如できた小さな美術館。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。

警視庁・刑事総務課に勤める大友鉄は、かつて所属した劇団の記念公演に招待される。だが、主宰の笹倉が舞台上で絶命。

カメラマンだった祖父とそのモデルだった祖母。二人の死に秘密があることを聞かされた光介は……。