第54回江戸川乱歩賞受賞作 昭和21年、帰らなかった誘拐児。悲劇はそこから始まった――。

誰がうそをついている?幼なじみの四人が校庭に埋めた拳銃は、二十三年の時を経て再び放たれた。

市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。

第54回江戸川乱歩賞受賞作 乱歩賞史上、最もロマン溢れるミステリー! ドクターヘリの機長・槇村は、墜落した取材ヘリを救出。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。

神戸近郊の高級住宅街に住む母子が何者かに命を狙われた。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。

皇居に侵入して、“お宝”を盗み出せ!ターゲットは、徳川家光が愛でたという名盆栽「三代将軍」。

二〇〇九年秋、「原子力ルネッサンス国際会議」を目前に控え、廃棄物最終処分場受け入れを推進する南湊町。

薬漬けで監禁されていた女性の救出中、白崎の仇「ヨウ」の情報を得た康平たち。

2020年夏季五輪の開催地が東京に決定したその日、警視庁東京五輪対策室が発足した。

刑事に王道なし。

中畑蘭子は3年前のある事件を機に警察を辞め、今ではデリヘル嬢の送迎係に「転職」していた。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

カラマーゾフ事件から十三年後。

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。

東京の大学病院に勤めていた内科医の望月美並は、長野県大町市で祖父のあとを継いで警察嘱託医を務めることとなった。

「三年坂で転んでね」―帝大生の兄が怪死する直前に残した言葉を手掛かりに、東京の坂を巡る実之。

護送車が襲われ、五人の受刑囚が脱走した日、シングルマザーの早苗は記憶喪失の青年・修二と出逢う。

警視庁行動科学課は、不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた部署である。

大阪府警薬物対策課の桐尾と上坂は覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。

最凶の連続殺人犯が再び覚醒。巧みに変装しながら殺人を繰り返し、日本中を恐怖に陥れる。

7年後の2020年夏季オリンピック開催に向け、警視庁に東京五輪対策室が発足した。

虫けら同然の人生で、初めて落ちた本気の恋。それは俺に心からの幸福と、地獄を招いた―。